霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

『愛国』

2012年09月12日 | 心霊現象
三度、蓮沼門三主幹の「道のひかり」より、『愛国』をご紹介しましょう。
昔の人だからね~と、いうことなかれ・・・。
まず、お読みください。


『    第六章  愛国

 祖神(かみ)の開き給えるわが日の本は、祖神これを照らし給い祖神これを護り(まも)り給う。
 仰ぎ見る三千年の国の歩みを。世乱れ時窮しては常に祖神冥助(めいじょ)あり。
 清麿神託(きよまろしんたく)によりて妖僧の覬覦(きゆ)を斥(しりぞ)け、定信神護(さだの ぶしんご)によりて佞臣(ねいしん)の暴政(ぼうせい)を正す。
 ああ報国の忠魂献身の義膽(ぎたん)、天地神明に通ずる時、小さき者も大きくせられ弱き者も
 強くせられて、心に怖(おそ)るる刃なく身に堪(た)え難き苦難なし。
 土にいそしむ兄弟よ、巷にはげむ姉妹よ。踏まるるとも縮むことなかれ。鞭(う)たるるとも怖
 るることなかれ。大任(たいにん)の下(もと)には必ず試練あり、大願の前には必ず苦難あり。
 泣きつつ祈る血涙(なみだ)の中に、祖国を救う霊牙(れいが)は育(はぐ)くまるるなり。
 弱き友よ乏(まず)しき友よ。道の軍(いくさ)に選ばれたる尊き摂理を忘るることなかれ。
  
 飢(うえ)に泣きし涙を通して飢うる者の涙を拭(ぬぐ)わん。虐(しいた)げられて泣きし涙を
 通して虐げらるる者の涙を拭わん。
 冷たき人の魂は、祈り続くる温(あたた)かき涙によりて暖められん。汚れたる人の世は、祈り続
 くる清き涙によりて潔(きよ)められん。涙のある処(ところ)神は臨み給い、神の臨み給う時
 何事か成らざるものあらん。ああ祖国の現在を顧(かえり)みれば憂(うれえ)に満ち、将来を想
 えば悲しみに鎖(とざ)されたり。愛し得ざる暗魂(あんこん)は忿争(ふんそう)の悲劇を演じ
 、汗し得ざる病魂(びょうこん)は荒怠(こうたい)の悪風を生む。
 人倫の大道(だいどう)廃(すた)れて勤倹(きんけん)の良俗地(りょうぞくち)を払わんとす
 。ああ東洋の君子国、正大の気迫今何処(いずこ)にか在(あ)る。
 山堂夜半(さんどうやはん)志士の眠(ねむり)安からず、社前黎明義人の涙雨の如し。
 人はすべて大政治家の奮起を希(ねが)い、世は挙げて大宗教家の出現を求めたり。
 神はその形を見ずしてその魂を視(み)給い、その外を見ずしてその内を視給う。
 人は形の大なる者を仰ぎ、世は外の美なる者を挙げたるも、神は祈りに砕くる小さき魂を選び給え
 り。この時に当たりて白色倫理運動(はくしょくりんりうんどう)は興(おこ)されたり。
 
 明魂(めいこん)の顕現(けんげん)明魂の結盟(けつめい)は開始せられたり。
 奇しきかな神の御手は絶えず動き給いて、冷やかなる魂を温め驕(たかぶ)る魂を砕き、暗き魂
 を照らし離れたる魂を結び、一人(いちにん)も失わず一人も亡ぼさず、上下照合同胞相愛(
 じょうかしょうごうどうほうそうあい)の歓喜(よろこび)を現わし給わんとは。
 ああ救国の聖戦は今や四方に酣(たけなわ)なり。汗愛の雄叫(おたけ)び全地を揺るがして、
 祖国の礎将(まさ)に固からんとす。尊きかな神の摂理。壮(さかん)なるかな救国の大業。


  若人(わこうど)も老いたるものも起(た)てよかし

          祖国(みくに)がための警鐘(はやがね)ぞなる   』



以上です。
難しい字が並び、パソコンの腕も試されます。(初心者の私なぞ、難儀なこと・・・)
昔の人は、と言うことなかれ、少なくとも今よりは気迫に満ちていたように感じます。

日本の品格や、武士道はもはや失われたのでしょうか・・・。
もし、眠っているのだとしたら、時あるうちに起きだして、どうぞ警鐘乱打のこの「今」にこそ
その持てる力全てを発揮して、老いも若きも、霊も肉も総動員して国難に当たりましょう!
(でも、国難だと思っていないのだとしたら・・・)