SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

魚に乗って

2006-09-12 09:18:25 | 夢記
秋の、もう肌寒い海で、友人たちが次々に飛び込んでゆく
存外楽しそうだ
私だけがそんな彼らをただ見ていた
海やプールに入るのが嫌いなんだ
裸になるの嫌だし

すると、一匹の魚が話しかけてきた
ワタシニ、ノリマセンカ?
逡巡ったけれど、彼女の背に乗ってみた
魚さんは河口の方へ向かい、川を遡り始めた
遡上の苦労話をしながら
想像以上に困難な旅だった
命を落とす危険さえある
でも、不思議に楽しかった

そして、辿り着く前に、目が覚めた
あの魚さんは今どのあたりにいるのだろう