高井良ゼミナール

高井良ゼミナールのblogですー

毎週、定期的に更新していきますのでお楽しみに!

後期第8回ゼミ

2021-11-30 17:42:00 | ゼミ日記
皆さん、こんにちは!

ゼミ担当教員の高井良ですnose1

今年のゼミでは、ゼミ生一人ひとりの個性がキラッキラkirakiraと輝いており、そして、それぞれのもっている個性がお互いを補完し合っていて、何とも味わいのある、懐の深い、温かい空間が創出されています。

毎回のゼミでは、ゼミ生一人ひとりの言葉、立ち居振る舞いに教えられることが多く、感謝することしきりですok

とはいえ、ライフヒストリー作品づくりは、これから佳境に入りますので、気を引き締めて、学びを深めていきたいと思っていますpencilset

さて、11/25(木)のゼミでは、埼玉県のレジェンド高校教師、金子奨先生をゲストにお迎えして、金子先生が高校で行っておられる日本史の協働学習を経験させていただきましたboygirl

金子先生の協働学習は、先生が課題を提示するのではなく、生徒たちが教科書(テクスト)を読み、そこから疑問を立ち上げ、それぞれの疑問のなかから最も追究する価値のある問いをグループの課題として、学び合うというものですnote

このような協働学習では、どんな問いが追究されるのかがあらかじめわからないため、教師の教材研究はものすごく大変ですが、生徒も、教師も、ほんものの学びの世界を生きることとなり、そこで経験される生きた学びは、生涯にわたって、自分を支えるものとなりえますgift

今回の教育内容は、日清戦争・下関条約・三国干渉でした。教科書は、山川の詳説日本史Bです。ゼミ生からは「なぜフランスとドイツはロシアに同調したのか?」、「なぜ上海が新たな開港地に入っていないのか?」、「なぜ伊藤博文は、問題の処理を列国会議にゆだねるのではなく、三国干渉を容認するに至ったのか?」といった問いが出されましたpencil

いずれも容易な問いではありませんが、これらの問いを追究することで、当時の世界、中国、日本について、さまざまな角度から理解を深めることができそうです。金子先生の普段の授業では、生徒たちは図書館などを活用しながら、探究を深めるということでしたが、今回は、ゼミ生は、用意していただいた資料集とインターネット等を用いて、探究していましたpc

学び合いの授業では、時間はあっという間に過ぎていきます。学び始めたと思ったら、もう終わりのチャイムが鳴ったという感じです。最後に、ゼミ生から金子先生への質問コーナーを設けていただき、金子先生は、一つひとつに丁寧に答えてくださりましたtulip

試験についての質問がありました。定期試験はすべて論述で、ルーブリックを使って評価をされているそうです。文部科学省も高校の新学習指導要領において、このような教育方法や評価を推奨していますので、時代が金子先生に追いついてきたといえるでしょうcar

ただ、このような授業を日本中の教師たちが行えるようにするためには、金子先生の見える部分を模倣するのではなく、見えない部分から学ぶことが必要です。専門書を読み、研究会に参加し、自分の授業を見つめ直し、絶えず学び続けてきたからこそ、今のような授業に到達できたわけです。文部科学省には、まず何よりも、すべての教師たちがその本業である授業により専念できるような、環境整備に努めていただきたいと願っていますclover

金子先生、ありがとうございましたsun

来週からはいよいよライフヒストリーの作品の読み合わせが始まります。トップバッターは、2年生の河村彰祐さんです。あの河村さんに影響を与えた音楽の先生の経験から学べることが楽しみですgood

最後まで読んでいただき、ありがとうございましたmail

また来週お会いしましょうbye




2021年度後期 第7回ゼミ

2021-11-25 13:57:00 | ゼミ日記
こんにちは。経営学部3年の大平です。
どこにいても布団が恋しくなるくらいうんと寒くなりました。もこもこの敷布団を最近購入したのですが、とても大変です。ですが、おすすめです。

さて、今回のゼミはいつも通りの教室、いつも通りの時間、、、ではなく、1つ隣の教室で、1つ隣の曜日に行いました。内容が"中学受験に関するディスカッション"と決まっていたんですが、ゼミメンバーの1人が予定があって参加できず、議論をするなら人数が多い方がいいということで、全員が集まれる日程に調整したためです。そのためお昼の12:15からとお腹が空きながらのメンバーもいましたが、全員揃ってディスカッションすることができました。こういった意見が出てくるところが、さすが高井良ゼミだなと感じます。

Starterは大平が担当しました。佑芽実という名前はなかなか見かけたことはなく、漢字まで一緒の方は一度も会ったことがありません。両親が名前に込めた想いをきちんと自分が叶えられるようにしたいです。また、姓名判断については当日は省略したのですが、結果を見て90%くらい当たっていて本当にびっくりしました。皆さんも時間があればぜひ見てみていただきたいです。そして、これから旅行にたくさん行きたいという話をした際に、皆さんからおすすめの旅行先を聞き出しました。すごく心惹かれたのが"流星群を見に行くこと"で、富士山に登るのはハードルが高いなとも思ったんですが、一度でいいから流星群を綺麗に見えるところで見てみたいなと思いました。

ディスカッションでは、高井良先生が用意してくださった資料を元に、三木さんに司会をお願いして意見を出し合いました。中学受験自体もそうですが、それを取り巻く環境が、私たちの考える"教育"の在り方とズレているのではないかという意見が多かったように思います。いろんな視点や意見が出ましたが、それぞれ問題意識を持っていました。小学校中学校高校での受験は、ゼミメンバーそれぞれが違った体験をしていたため、自分たちの経験の共有はとても興味深いものがありました。中でも塾に行くことへの価値観や、受験した結果それぞれがどのように映っていたかなど、思っていた以上に違いがあったなと思います。最後に、「子どもが子ども時代を子どもらしく生きられる社会に向けて」というテーマで、その中での教育の役割や自分たちが親になったときどうするかについて話しました。特に自分が親になったときに受験させるかさせないかについて、それぞれ自分の経験も元に話し合い、活発な議論が行われました。まだ自分だけで判断、選択できない子どもが、より自分に合った環境でのびのび学びを得られるように、これからも教育について考え続ける必要があると感じました。通常の授業時間を超えても話し合いは続き、これもさすが高井良ゼミという感じです。

次回は埼玉県の公立高校の社会科教諭をされている金子奨先生のゲスト講義です。実際に授業を受けさせていただけるとのことで、とてもワクワク楽しみにしています。またいつも通りの教室で、いつも通りの時間にお会いできるのを楽しみにしております。

後期第5回ゼミ

2021-11-17 11:50:00 | ゼミ日記
みなさん、こんにちは!三木です!
最近は朝の冷え込みが厳しく、布団から起き上がるのもやっとです笑

さて、今回のstarterは私で、今後の人生の展望について語りました。短期的目標にはなんとしても、教職採用試験に合格すること。中期的目標には世界一幸せな家庭を築くこと。長期的目標には、教師として好きなことに興じ人生を楽しむこと。この3点を掲げました。私が教師を目指す理由は、①お笑い芸人になりたい②舞台役者になりたい③ダンサーであり続けたい、という私の願望を全て満たせるのが教師という職業であるということに行き着いたからです。唯一無二の”エンターテイナー教師”に私はなります!

と、自分夢語りはほどほどにして笑

今回のゼミ本題は、大平さん、河村さん、中島さんのライフヒストリーのインタビューの書き起こし発表でした。大平さんのインタビューには、無駄が一切なくすでに完成形に近いものであると思いました。補足としてわかりにくい部分をコラムのように付け足しその背景を描くことでより深みが出てきそうです。河村さんのインタビューは、先生とのやりとりにツッコミどころが万歳で先生の良さも、河村さんの良さも引き出されている内容でした。先生のミステリアスな魅力を河村さんがどのようにして描いていくかが楽しみです。中島さんのインタビューは、高校時代に先生との関わりも深かったようで、その内容は実に深いドラマが展開されていくように思えます。先生と中島さんの人生の照らし合わせで新たなる真理が見出されそうな予感がします。

本当にみなさんのライフヒストリーの完成が楽しみです!自分も作成を頑張ろうと思えました!

そして次回は「中学受験」をテーマにディスカッションをします!ワクワクします!では、また!!

ゼミ日記 

2021-11-11 22:59:00 | ゼミ日記
みなさん、こんばんは。
高井良ゼミ、メンバーの中島です。
なんだか一週間が早く感じるこの頃です。
今日のゼミでは皆さんに沢山のアドバイスを頂き、本当に支えになりました。改めてこのゼミいいなあと思った次第です。クヨクヨしてても仕方ないのでその日にできることをまた少しずつ頑張ってみようと思います。

さて、ゼミ日記の更新が遅くなってしましましたが、前回のゼミでは河村さんと私中島がstarterを担当しました。テーマは今後の展望についてでした。河村さんは、大学を卒業して教員になり、結婚をして教職大学院を目指してとかなり遠くの将来までしっかり見据えていました。一方の私は、まだそんな将来のことは考えておらず、弁護士、また検察官の夢について話しました。印象的だったのは、私が「過去を気にしなければ今からでも他の仕事を目指せるのに」と弱気なことを言った際に、「過去はいつでもついてくるから中島さんの選択でいいと思う」とおっしゃってくれた高井良先生のお言葉です。迷わず頑張ってみようと思えました。

そして、前回は大平さんがお休みだったので、三木さんの作成した棟田先生へのインタビュー記録をもとにコメントや意見交換を行いました。まだ完成形ではありませんが、三木さんなりの細かくユーモアのあるインタビューで棟田先生を解明していました。既に書き起こしの時点で三木さんの補足書きがあったり工夫されていたが、本編作成ではさらに軸を設けたり展開を設けていくそうです。どんな作品になるのか今から楽しみです!

そして、本日の記録は...三木さんお願いします!