高井良ゼミナール

高井良ゼミナールのblogですー

毎週、定期的に更新していきますのでお楽しみに!

2024年高井良ゼミ 第11回

2024-06-21 23:46:26 | 日記

皆さんこんにちは!

高井良ゼミの岩木です。

6月20日のゼミの流れは以下の通りです。

 

①ゼミ生の一週間

②Starter

③インタビューの実践と振り返り

 

今回のStarterは前回に引き続きお気に入りの本の紹介でした。

私は京極夏彦さんの「鉄鼠の檻」という本を紹介させていただきました。

この本は「百鬼夜行シリーズ」の第4作目の作品で、箱根の寺を舞台に起こる連続僧侶殺害事件を描いたミステリー小説です。

事件の真相と明かされていく寺の謎、読めば読むほど深いなと感じます。

写真からもわかるように、とにかく分厚い!

読む隕石と呼ばれる本で、ゼミでも驚かれました。

皆さんも、是非時間のある時に読んでみてください。

また、東京では24日までミュージカルも上演されているので是非!

 

さて、本日のメインは「インタビューの実践と振り返り」ということで、小峰さんと石塚さん、高井良先生と私という二つのペアに分かれて実際にインタビューを行いました。

 

初めてインタビューを実践し、細かいところまで逃さず聞くことや主役は相手であることを忘れないことの重要性。話を引き出して相手が気持ちよく話せるようにするための聞き方などを学びました。インタビューを実際に行わないと分からないことも多く、特に、生い立ちがこれからの歩みに大きく影響していて、ここをしっかり聞くことでより深く知ることが可能になると気付くことができました。インタビューを行う際には今回学んだ部分を意識していきたいと思います。

今回もとても充実した時間を過ごすことができました。

 

来週は今回のインタビューの実践の続きと、インタビューの方法についてのテキストを読み、さらにインタビューについて学びます。

 

気温差が激しく、天気も安定しない日が続いていますので、体調を崩さないように皆さんもお気をつけて!

では、また来週!


2024年高井良ゼミナール 第10回

2024-06-20 10:47:16 | 日記

みなさんこんにちは☺️

3年小峰です。

暑くなってきましたね、、そろそろ夏本番!みなさん水分補給しっかりしてくださいね。

 

6月13日のゼミの流れは以下の通りでした。

①ゼミ生のこの1週間

②本日のStarter

③河村さん(昨年度ゼミ長)の作品を読む

④テキストの第一章を読む

 

本日のStarterは私のおすすめの本の紹介でした。

昨年度は就職活動に関する本を紹介いたしました。正直、今でも1番のお気に入りです。

今年度は『母という呪縛 娘という牢獄』という本を紹介いたします。

これは、2018年に起こった滋賀医科大学生母親殺害事件が元になったノンフィクションの本となっています。

「モンスターを倒した。これで一安心だ」と殺害してからネットに書き込んでしまうほど、追い詰められていた娘。

娘に対し、教育虐待をし続けた母の家族を時系列に記した、一種ライフヒストリーに近いような内容です。

まだ読んでない方は是非読んでみてくださいね。

 

河村さんのライフヒストリー作品を読みました。

岩木さんがコメンテーターをしてくれました。

岩木さんのコメントが秀逸で読みやすく、きっと河村さんも喜んでくれると思います。

 

今年も残すところ後1ヶ月で夏休みに突入しようとしています。

このゼミの夏休みといえば、ライフヒストリーインタビューを実施し、文字起こしを進める流れになっています。

また、今年度はゼミ合宿を実施します。

行き先は韓国です🇰🇷

まだまだ内容を具体的に話し合ってはいませんが、すでにとてもワクワクしています。

 

もうそろそろ梅雨入りするみたいですね。常に置き傘を常備しておきましょう!☔️

 


2024年高井良ゼミ 第9回

2024-06-07 16:41:01 | ゼミ日記

皆さん、こんにちは!

 

高井良ゼミのたかいらです。

早いもので、今年度のゼミも第9回目となりました。

今年はメンバーが少ないため、ブログの担当がぐるぐる廻ってきます。

今週から3巡目となりました。Starterは、お気に入りの本の紹介です。

私は、次の本を紹介しました。

 

 

さまざまな事情で失業や病気、離婚、家族との別離などを

経験している人たちを対象におこなったライフヒストリーの

研究で、読み応えがあります。

かつて高井良ゼミでは、三池炭鉱閉山直後の大牟田市にて、

ゼミ合宿を行ったことがありましたが、その時、私に、このような

視点があったら、ゼミ生たちともに貴重な社会調査ができたのでは

ないかと思わされるような一冊でした。

社会のなかで厳しい立場に置かれている人々に対して、自己責任と

いうことばで、社会の問題から切り離して語られることが多い時代に、

厳しい立場のなかでさまざまなかたちでよりよく生きようとしている

人々の声を聴き取った、この研究は、社会学的想像力と共感を育てる

ものであると思いました。

皆さんも、ぜひご一読ください。

さて、ゼミのメインテーマは、石塚さんの自分史の読み合わせです。

石塚さんは、高校時代に、コロナ禍の直撃を受けながら、思わぬことで

加入することになった運動部での仲間作りから始まって、クリエーター

としての才能に目覚め、仲間を巻き込んでの作品づくりや文化祭の企画の

立ち上げなどを通して、唯一無二の高校時代を送っています。

コロナ禍で行動が制限されて「かわいそう」という一言でくくられるような

ものとは違った、一人ひとりの高校時代、青春があの時代にも息づいていた

のだということを学ぶことができました。

ライフヒストリーは、小さな物語を通して、私たちの社会に対する想像力を

育てるものだと、改めて思うとともに、石塚さんの高校時代がとても素敵なもの

であり、これを実現したのは、石塚さんの「引き受ける」という構えにある

ということを思いました。

その後、岩木さん、小峰さんからも味わい深いコメントがあり、続いて、

広田照幸先生のテキストを輪読しながら、そこから一人ひとりの学び方について

語り合い、9回目のゼミは幕を閉じました。

木曜日は、天候に恵まれることが多く、6号館の玄関を出た時に、爽やかな風を

身体中に浴びる瞬間が、私のお気に入りになっています。

来週は、小峰さんのお気に入りの本の紹介です。どんな本が登場するのか、

楽しみにしています。

それでは、皆さんも、どうぞお身体に気をつけてお過ごしください!

以上、たかいらでした。

 


2024年高井良ゼミ 第8回

2024-06-03 21:11:56 | 日記

皆さんこんにちは!

高井良ゼミの石塚です。

 

5月30日のゼミの流れは以下の通りです。

①ゼミ生の一週間

②starter

③岩木さんの自分史を読む

 

いつの間にか6月ですね!

最近は天気も荒れがちで、もうすぐ梅雨が来そうです。

みなさんも体調にはお気をつけください!

あとブログの機能で文字を色々変えられるの発見したので活用していきたいです!

今回のStarterは越谷市の市役所職員のニュースを紹介させていただきました。

このニュースでは埼玉県の越谷市の職員の給与が全国1位を受けて街で「高すぎる」との声があり、市長が給与について検討したいという旨のニュースです。

市役所の職員は市民が暮らすのに必要なインフラを支えるものであり、暮らしにはかかせないものですよね。その市役所職員の給料が高ければ、この街をもっと良くしようと思えるのではないかと思いました。

給与の水準が高いということは他の市も、その水準まで上げようとすれば市の発展にも繋がり、ゆくゆくは日本全体の発展につながるのではないかと思います。また、謙虚な姿勢も必要ですが全てを高い水準にするには互いに高い水準を目指すということも必要であると思います。

このニュースに対して「市役所が潤っていることは市が潤っていること」との意見が出て核心を突いていると感じました。その市に住んでいる人が潤っていることが感じられれば「高すぎる」という必要もないのだと思います。私の住んでいる地域も最近市役所が新しくなったので潤っているのかもしれませんね!

 

今回は岩木さんの自分史を読みました。

岩木さんの自分史では目標に向かって猛進する姿がありました。高校1年生ではコロナ禍でできることも少ない中で様々なことにチャレンジしていた。チャレンジするだけでなくきちんと目標を立てて取り組んでおり、何事も目指す先があるということはモチベーションに繋がるため、その姿勢から多くのことを学べました。

そして多様性の許容についてです。多様性を認めることは世間でも多く言われていますがまだまだ理解のない人の心無い言葉も飛び交っています。岩木さんの高校の特徴でもあるのですが座学以外の活動が充実しており、その活動の中からも多様性を受け入れる心を育んだ要因になっているのではないかと思いました。

岩木さんの今、未来を作り上げる経験が多く盛り込まれた素敵な自分史でした。

 

次回は私、石塚の自分史を読みます!

それではまた来週お会いしましょう!