最後の授業

木曜日の、五限目。B105教室。

五年間にわたる、大学授業の締めは、
二年生からお世話になった、
このゼミナールの時間を当てることが出来ました。
なんて幸運なことでしょうか。
ついでにショウ＆テルも自分の番となりました。
学生にはなじみの深い、青春18きっぷを題材にして、
日常こそが、豊かな発見の素材となるのだ･･
という話をしてみたいなあとたくらみました。

いやあ、話が膨らむってあんな感じなんだなあ。
故郷話や先生の九州旅も聞けて、すっごく楽しかった。
実は題材考えるときに、狙ってみたんですよ。

やっぱりおれは、自分の話をするのが苦手なので。
みんなで話せる時間にしたかったんです。
まあまあ、上手く行ったかな？

それにしても。
面接の時には人の目を見て話せなかったのが、
読み書きが出来て、人としゃべることが出来ると。
おれは人と付き合えるんだと、教えてくれたゼミでした。

まだまだ未熟だけど、この場所がなければ
おれは引きこもりになっていたでしょう。

見守ってくれた浅井先生、高井良先生。

あたたかな先輩たち。
同期の仲間たち。
すばらしい後輩たち。

出逢いに溢れていました。

無事に来年度の幹事も決まりました。
もう、これまでの活躍を知っている三人です。
安心して任せていけます




いい大学生活だったなあと。
いつまでも思えるように、あと二ヶ月、
まだまだ仕事はのこってる。
出来ることがある、それはありがたいことです。

後のしあわせのために、がんばります。
いままでありがとう。これからも、よろしく