「母なる証明」
新宿バルト9にて。
平日の昼間だというのに、何であんなに混んでいたのでせうか・・・?
13時の上映に余裕で間に合ったのに、座席がほぼ満席・・(T_T)。
最前列はイヤだったので、しぶしぶ次の回の座席を予約・・。
おそらくこの混み具合は、「This Is It」の波及効果だと思われますな。
しかたなく新宿をぶらついた私でした・・。
それはさておき、「母なる証明」。韓国映画であります。
「チェイサー」といい、最近の韓国映画、あなどれないっすからねー!
監督は「殺人の追憶」「グエムルー漢江の怪物ー」のポン・ジュノ。
キム・ヘジャ演ずるこの映画の主人公には“役名”がありません。
「母」とか「かあさん」と呼ばれるのであります。
その「母」の一人息子で、子供の心のまま大人になった青年トジュンをウォンビンが、そしてその友人で少々不良っぽい青年ジンテをチン・グが演じています。
少々ネタバレ・・。
韓国のとある地方の町・・。
漢方薬局で働く母と一人息子のトジュンは、裕福とはいえないが、それなりに平凡な日々を送っていた・・。
こののんびりとした平和な町で、ある日、女子高生殺人事件が起きる・・・!
そしてなんと、警察の車がやって来て、トジュンを容疑者として連行して行ったのである!
殺人現場から、トジュンの所有物と見られるゴルフボールが見つかったのだ・・!
たしかにトジュンは犯行があった夜、ひどく酩酊して犯行現場を通りかかり、歩いていた被害者に話しかけたが、そのまま家へ帰って来たのである・・!
警察も弁護士も、誰も当てにならないと知った母は、自らの手で真犯人を捕らえ、トジュンの無実を証明するために一人立ち上がる・・・!
観終わって・・・凄いっす。細かいところで解らない箇所が幾つかあったものの、
私の田舎の言葉で言えば、「やらんちゃったね」という感じですな・・。
ストーリーが進んでゆくなかに、ラストに繋がる伏線が散りばめられているのですよ・・。
キム・ヘジャ演じる母親が艱難辛苦の末、辿り着く結末・・。
サスペンスとしては、非常によく出来ていると思います。
舞台になった町も、ソウルとは違いどこかうら寂しい感じで、ストーリーに独特の質感を与えていました・・。
ただ一つ看過できない問題がこの作品にはあります。
この物語の中に出てくるトジュンは、知的障害という設定だと思いますが、その事がこのストーリーの核心部分に関係してくるのです。
私は正直の所、非常に心にひっかかりました・・。
ひきばっち的満足度★★★★
新宿バルト9にて。
平日の昼間だというのに、何であんなに混んでいたのでせうか・・・?
13時の上映に余裕で間に合ったのに、座席がほぼ満席・・(T_T)。
最前列はイヤだったので、しぶしぶ次の回の座席を予約・・。
おそらくこの混み具合は、「This Is It」の波及効果だと思われますな。
しかたなく新宿をぶらついた私でした・・。
それはさておき、「母なる証明」。韓国映画であります。
「チェイサー」といい、最近の韓国映画、あなどれないっすからねー!
監督は「殺人の追憶」「グエムルー漢江の怪物ー」のポン・ジュノ。
キム・ヘジャ演ずるこの映画の主人公には“役名”がありません。
「母」とか「かあさん」と呼ばれるのであります。
その「母」の一人息子で、子供の心のまま大人になった青年トジュンをウォンビンが、そしてその友人で少々不良っぽい青年ジンテをチン・グが演じています。
少々ネタバレ・・。
韓国のとある地方の町・・。
漢方薬局で働く母と一人息子のトジュンは、裕福とはいえないが、それなりに平凡な日々を送っていた・・。
こののんびりとした平和な町で、ある日、女子高生殺人事件が起きる・・・!
そしてなんと、警察の車がやって来て、トジュンを容疑者として連行して行ったのである!
殺人現場から、トジュンの所有物と見られるゴルフボールが見つかったのだ・・!
たしかにトジュンは犯行があった夜、ひどく酩酊して犯行現場を通りかかり、歩いていた被害者に話しかけたが、そのまま家へ帰って来たのである・・!
警察も弁護士も、誰も当てにならないと知った母は、自らの手で真犯人を捕らえ、トジュンの無実を証明するために一人立ち上がる・・・!
観終わって・・・凄いっす。細かいところで解らない箇所が幾つかあったものの、
私の田舎の言葉で言えば、「やらんちゃったね」という感じですな・・。
ストーリーが進んでゆくなかに、ラストに繋がる伏線が散りばめられているのですよ・・。
キム・ヘジャ演じる母親が艱難辛苦の末、辿り着く結末・・。
サスペンスとしては、非常によく出来ていると思います。
舞台になった町も、ソウルとは違いどこかうら寂しい感じで、ストーリーに独特の質感を与えていました・・。
ただ一つ看過できない問題がこの作品にはあります。
この物語の中に出てくるトジュンは、知的障害という設定だと思いますが、その事がこのストーリーの核心部分に関係してくるのです。
私は正直の所、非常に心にひっかかりました・・。
ひきばっち的満足度★★★★