ひきばっちの映画でどうだ!!

ひきばっちが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

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「板尾創路の脱獄王」

2010-01-31 15:27:54 | Weblog
                             「板尾創路の脱獄王」
角川シネマ新宿にて。
監督・ 板尾創路

ネタバレあります!

時代は昭和初期。
無銭飲食などの微罪で警察に捕まるが、ことごとく脱獄を繰り返す男、鈴木雅之(板尾創路)・・。
脱獄を繰り返せば繰り返すほど罪が重罪になってゆく・・。
しかし鈴木は何も語らず、脱獄を繰り返すのであった。
信州第二刑務所の刑務官、金村(國村隼)は、そんな鈴木を見て、何か計り知れないものを感じていた・・。

という感じで始まるのですが、板尾創路、スゴいっす!!
ビリビリ来ましたよ!演出もさることながら、脱獄王、鈴木を演じる板尾の眼力は恐ろしいほどでした!

だって、鈴木にはセリフが殆ど(全く?)ないのですよ。それであれだけの存在感を出すとは、恐れ入りましたm(__)m

“才能”って言葉あんまり好きじゃないんですが、板尾さんみたいな人観ていると、
「こういう人のことを、才能があるって言うんだな・・」と思っちゃいますな。

鈴木が信州第二刑務所に送られて来て、出会う刑務官が金村(國村隼)であります
そこでも鈴木は脱獄をするわけですが、どういうわけか、すぐに捕まるんですな・・。
そんな鈴木を見る金村の心の動きを、さすが國村さん、静かに、時には優しげな眼差しで演じていらっしゃって、秀逸だと思いました。

この作品は、映画の中でもある種“定番”と言われている“脱獄物”(ex.「大脱走」「パピヨン」「アルカトラズからの脱出」「ショー・シャンクの空に」など)であります。

この“脱獄”という非日常的事象を、板尾監督は非常に生々しく描いており、それはいわゆる“アクション映画”の要素も含むエンターテインメントとして、観ている私をグイグイと
スクリーンに釘付けにしました!

脱獄に脱獄を重ねた鈴木の刑はどんどん重くなってゆき、最終的には“監獄島”と呼ばれる絶海の孤島の刑務所に送られます・・。
ここの刑務官役の津田寛治がいい味出してましたな。

この辺りの描写も、「戦前はそういう刑務所あったんかなぁ・・!?」(実際不明なのですが)と、思わせるほど、妙にリアルなのですよ・・。

そして・・・あのラストですな!!
まぁ、最後の國村隼のセリフで決まり、なのですが、
あくまでも、それまでの物語りの内容が良かった上での、最後のセリフなのですな・・。

追記しておきますが、刑務所長や刑務官を演じた、オール巨人さん、ぼんちおさむさんらお笑い関係の方々が、非常に良く役にはまっておりました。
正直言って、驚きました(^^♪!


ひきばっち的満足度★★★★


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「Dr.パルナサスの鏡」

2010-01-29 21:43:18 | Weblog
                              「Dr.パルナサスの鏡」
ユナイテッドシネマ豊島園にて。
監督・テリー・ギリアム

ネタバレあります!
物語りの舞台は2007年のロンドン・・。
年齢1000歳を超えるというパルナサス博士(クリストファー・プラマー)が率いる旅芸人の一座は、今夜も路地で“パルナサス博士の鏡”を、細々と興行していた・・。

一座の語り役のアントン(アンドリュー・ガーフィールド)。
紅一点は博士の娘、ヴァレンティナ(リリー・コール)。
ユニークキャラのパーシー(ヴァーン・トロイヤー)。

しかし最近は観客も少なく、一座はこの現代に取り残されたような扱いを受けていた・・。

ある夜、大きな橋げたに吊るされていた男(ヒース・レジャー)を助けたアントンとヴァレンティナ・・。
男は自分がトニーという名前である他は、記憶喪失になっていた・・

という感じでストーリーは始まります。

この作品に出て来るパルナサス博士の“鏡”に入ると、その人が願っているような素敵な“別世界”が待っているのです・・。

この作品の“ロンドンでのシーン”を撮り終えて、カナダでの“別世界”部分の撮影までの数日前の1月のある日、ヒース・レジャーは「処方薬の過剰摂取」により、亡くなってしまいます・・。
突然の悲報でした。

ギリアム監督は、製作を断念しようと思ったそうです・・。
しかし、スタッフからの励ましもあり、「鏡の向こう側」のトニーの代役として、ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウらが「三つの顔のトニー」を演じてくれることになり、撮影が続行されたということです。

映画全体としては、「これがテリー・ギリアムの世界じゃ!!」という感じで、
思いっっっきしファンタジーを堪能させてくれます(^^♪

こういう非現実的“ファンタジー・ワールド”が好きな方なら無論、あまり得手ではない私でさえ、“三者三様のトニー”を堪能しちゃいました!

あと特筆すべきは、賭け事好きでニクめない悪魔ニック(トム・ウェイツ)の存在感ですな。
「永遠の命をパルナサス博士にあげた代わりに、娘のヴァレンティナが16才になったらいただく・・!」
なんて、小憎らしい悪魔だ!と思ってみていると、結構人情家だったりして、
な~んだ、口の悪い、賭け事好きの下町のおっしゃんやんか!と妙にホッといたしました。

あと、そのヴァレンティナ役のリリー・コールのコケティッシュな魅力・・。
モデルさんらしいですな。いやぁ、はまり役でした(^^♪!

ラストは、アントン、良かったねぇ・・という感じでした・・。

ヒースの事実上の遺作となった本作。一見の価値ありですな。


ひきばっち的満足度★★★☆



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「パーフェクト・ゲッタウェイ」

2010-01-27 12:34:56 | Weblog
                          「パーフェクト・ゲッタウェイ」
ユナイテッドシネマ豊島園にて。
監督・脚本 デヴィッド・トゥーヒー

ミラ・ジョボビッチ産休明け第一弾。

ハワイの大自然の中、キャッチコピーでは「容疑者6人、犯人2人」のサスペンス・アクションです!

サスペンスなので、ネタバレする訳にいかないんですが・・。
ちょびっとだけ・・。

新婚旅行でハワイのカウアイ島を訪れたシドニー(ミラ・ジョボビッチ)とクリフ(スティーヴ・ザーン)・・。

山道を歩いてビーチへ向かう途中で、「ホノルルで殺人事件が・・」という情報が入る・・・。

ここまでですな!あとはご覧になって、え?身も蓋もない(笑)

ですよね~。観る予定の方は、観た後で読んでください。

キャッチコピーにあるとおり、シドニーとクリフの他に、2組の男女がトレッキング(山歩き)に絡んで来ます・・。

ジーナ(キエレ・サンチェス)とニック(ティモシー・オリファント)
クレオ(マーリー・シェルトン)とケイル(クリス・ヘムズワース)。

ホノルルで起きた殺人事件の犯人はどうやら1組の男女の犯行であることが判ります・・。
そして犯人たちは、犯行後、カウアイ島へ向かったらしいのです・・。

この辺から疑心暗鬼・・観ているほうもドキドキしてくるのですが・・。
私は、ジーナ役のキエレ・サンチェスの美しさにドキドキしてしまいました(笑)

ニックを演じたティモシー・オリファントは、どことなく矢沢栄吉似の渋い笑顔でカッコいいっす(^^♪!!“I love you OK・・”って感じ(?)でした!

ビデオに撮影されていた結婚式の写真をにこやかに見ていたカノジョ(としときます)の表情がみるみる恐怖に歪んで、カレシの名前を絶叫して追いかける・・。
このシーンはこの映画の中で一番怖くて、手に汗握る場面でした・・!

真犯人が判明してから、過去の映像がモノクロでインサートされて、
事件の真実が映し出されるのですが・・・。

この犯人たちのホノルルでの事件の動機が、私は全然解りませんでした(T_T)/
カウアイ島での動機もよく解らないです・・。

う~~む・・と思っているうちに、上映終了・・。

アクション・シーンが終盤にあったからまぁいいか・・。
って感じの、消化不良でしたな・・(T_T)/~~。


ひきばっち的満足度★★★




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「真幸くあらば」

2010-01-24 20:31:16 | Weblog
                          「真幸くあらば」
新宿バルト9にて。

製作・奥山和由
監督・御徒町凧
原作・小嵐九八郎「真幸くあらば」

「磐代(イワシロ)の、浜松が枝を引き結び、真幸くあらば(マサキクアラバ)また還り見む」

万葉集にある短歌だそうです・・。

孝徳天皇の皇子である有間皇子が、謀反の罪に問われて護送される途中に、岩代で詠んだ歌だそうですな・・。
結局、これが辞世の歌になったということです。

ネタバレあります!

久保田将至演じる南木野淳は、遊ぶ金欲しさに他人の家に入り、出てきた男女を殺害して裁判にかけられます・・。

そんな南木野の所へ、ボランティアの女性、川原薫(尾野真千子)が現れます。

やがて、聖書に小さく書き込む「秘密の手紙」のやり取りが始まります・・。


とまぁ、こんな感じで物語りは進んでゆくのですが、
久保田将至もさることながら、尾野真千子がイイんですよ!!

私は尾野真千子の出演作は「クライマーズ・ハイ」くらいしか観たことがないのですが、
本作の彼女は本当に素晴らしいと思います。

決して実ることのない「死刑囚」への想いを見事に演じておりました!
今後の活躍が楽しみな女優さんですな(^^♪!

映画全体としても、「決して触れ合うことのできない、そして“期限”が決まってしまっている恋」を哀切に描き、私的にはとても好きな作品ですな。

そして、森山直太郎の音楽(歌)がハマっているのですよ!
普段、森山さんのボーカルはあまり聴かない私ですが、
本作では、「死刑」という厳然とした現実を、彼の歌が上手い具合にそのリアリティを“消す”役目をはたしていると思います。

奥山プロデューサーが、当初決まっていた監督を変えてまで描きたかった“純愛の極み”が感じられる作品に仕上げるのに、森山さんの音楽は必須だと思いました・・。

良い作品だっただけに、2時間くらいの尺で観てみたかったです(本作は90分位)。

それにしても、尾野真千子の涙に脱帽、という感じでした・・。イイ女優さんだなぁ・・。


ひきばっち的満足度★★★☆











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「オーシャンズ」

2010-01-24 00:04:48 | Weblog
                                 「オーシャンズ」
新宿ピカデリーにて。
監督・ジャック・ペラン、ジャック・クルーゾー
ナレーション・宮沢りえ

作品のほとんどが、海とそこに住む様々な動物の映像で占められている。

魚類、甲殻類、哺乳類、爬虫類、鳥類、イカやタコなどなど・・・。

宮沢りえのナレーションと音楽に乗せて、自然の営みが延々と映し出される。

時折、おそらくフランス人と思われる紳士と、少年が現れ、人類の乱獲や公害などによって絶滅してしまった“種”について説明してくれる。

地球温暖化や公害によって海の生物たちにもたらされている危機・・。
ナレーションと映像によって、人類への警鐘が鳴らされる。

という感じなのですが・・・ん~~・・・?
映像はたしかに美しく迫力満点で、ドキュメンタリーとしてはいいんじゃないかと思うのですが・・。
私的には、NHK特集や、BBC製作の海洋ドキュメンタリーと変わりないように思えてしまったのです(なにか、新しい撮影方法を使ったという事ですが)。

まぁ、映画化すれば、色々な国の人々に観てもらえるという利点はありますが・・。

自分的には、海に関係した講座にいたこともあって(全然まじめに勉強しなくて当時の先生方、諸先輩方には会わす顔もございませんm(__)m)、この映画の映像は「すげーなー」と思って観ることができたのですが・・ん~~・・。

やはり、日本に住んでいると、テレビが普及しているので、この映画のようなドキュメンタリーを見る機会がしばしばあるということで、
感じる“新鮮味”がなくなっているのではないでしょうか。
少なくとも私はそのようです。

一つ、気になるシーンがありましたな。
乱獲をしているという設定のシーンで、船の上にいたのは、東洋人でした・・。
複雑な想いでしたな・・。

調査捕鯨について調べてみたくなりましたな。

そんなわけで、後半は見ているのがつらかったっす(T_T)/


ひきばっち的満足度★★☆







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「今度は愛妻家」

2010-01-21 10:50:57 | Weblog
                            「今度は愛妻家」
ユナイテッドシネマ豊島園にて。

原作・中谷まゆみ
監督・行定 勲

ネタバレあります。

不思議な作品ですな。

観終わって、どれが夢か現かよく判らなくなる・・。

しかし、やがてそんな事はどうでもいいっつー感じになりますな・・。素敵な映画だから。

いつものように、前知識ゼロで観に行きました。

コメディ!イッツ コメディ!(^^♪

石橋蓮司さんにはやられましたな!「これは演技というより“芸”ではないか!」などと心の中ではちょっと批評してみるものの、
その迫力に圧倒されて爆笑してしまいました(^^♪!!
映画であんなに笑ったのは久しぶりですな!蓮司さんありがとう!

おもろくて、やがて悲しき・・。
事前知識がないのですから、後半の物語りの展開は予想だにしませんでしたな。

薬師丸さんて、決して演技が上手い訳ではないと思うのですが、“ここぞっ!”というツボをしっかり押さえてくるのですな。
もちろん豊川悦司さんや石橋蓮司さんがその土台となってくれているのですが。

泣きました(T_T)/~~。薬師丸さんの涙が伝染ったように泣いてしまひまひた。

想えば中学生の頃、「野性の証明」を観て電流が走ったように薬師丸さんのファンになってから、「Wの悲劇」までは、“ヤクシマラー”だった私・・。

今、この歳になって、またこんな素敵な映画で出会えて、
いや~、長生きはするもんですね(笑)!

行定監督、脚本の伊藤ちひろさん、素敵な映画を有難う、という感じですな(^^♪。


ひきばっち的満足度★★★★








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「ブラック・レイン」再び・・・。

2010-01-19 18:56:35 | Weblog
                         「ブラック・レイン」再び・・・。
DVD。
監督・リドリー・スコット

あの「ブラック・レイン」をまた観た。“再び”と書いたが、実際は7,8回目になるだろうか・・。

この映画は私にとって“特別”な物なのだと感じる。
特に賞レースに絡んだ訳でもないし、“あら”を探せば沢山ある。
それでも、何回観ても、また観たくなる。

この映画の公開前(1989年)、新宿の駅の通路で初めて「ブラック・レイン」のポスターを
見た時を思い出す。
「えっ!リドリー・スコットの映画に優作さんが出る!?

私は小躍りして喜んだのを憶えている。
優作さんは私にとって“ヒーロー”だったし、リドリー・スコット氏は「エイリアン」や「ブレードランナー」を観て以来、大好きな監督だった・・。
この2人が組むなんて、まさに“夢のよう”だった・・。

まさかこの作品が、松田優作さんの最期の映画になるとは、その時は思いもかけなかった・・。

ネタバレありまくりです!
この「ブラック・レイン」は、のっけからスコット監督の凝ったオープニングに、ニヤリとさせられる。
スクリーン一杯に“真っ赤な太陽”が映し出され、その上に縦書きで「BLACK RAIN」の文字が・・・。

何度見てもゾクゾクする。“四角いスクリーンに真っ赤な太陽”や“縦書き”は、この映画の舞台、「日本」を連想させる。不器用だが最高に“粋”な幕開け・・。
リドリー・スコット監督の真骨頂である。

橋の上を走るマイケル・ダグラスの乗るオートバイの向こうに、もやのかかった朝日(夕日?)が光っている・・。
キャストの名前が、MICHAEL DOUGLAS を筆頭に、スクリーンに・・・KEN TAKAKURA, ANDY
GARCIA, YUSAKU MATSUDA・・・

この辺のオープニング部分は繰り返し、繰り返し、見ましたね・・。
こんなにカッコイイオープニングは研究せないかん!ということでね。

優作さん演じる「佐藤」が初めてあらわれる、「バー・スカラリス」のシーンも何度も見返しましたね~。
佐藤の「長生きはするもんだぜ~、ぁあ~!」、カッコイイっす(T_T)/!!

ここからの銃撃戦から、精肉工場でのニック(マイケル・ダグラス)と佐藤の1対1の戦いまで、松田優作ファンにはたまらないカットの連続なんですな~!!

そして何といっても、ラスト近くでのバイク・チェイスから、その後のニックと佐藤の素手での殴り合いですな!!
二人とも顔まで泥にまみれての壮絶な殴り合い・・!

このシーンを見るたびに、松田優作という俳優の凄さを改めて思い知らされるのです・・。
“癌”だと知りながら、なぜこんな凄まじい格闘シーンを演じ得たのか・・。
これが「プロフェッショナル」というものなのだなぁ、と、今更ながら頭が下がります。

この作品のエンディングは、2通り撮影されていたそうです。
一つは公開されたバージョンで、もう一つは、
前述の殴り合いで、最後、佐藤がニックに息の根を止められ(尖った木の切り株に体を刺され)て終わる、という物だったそうです。

2つのパターンを関係者が見比べて、“逮捕して大阪府警に送り届ける”バージョンを採用したのだとか・・。

最後に取って付けたようでなんですが、高倉健さんもよかったですよ~。
「And I DO speak Fuck'in English !」なんてセリフ、カッコよかったっす!

またそのうち、「ブラック・レイン三たび・・・」なんて記事を書こうかなと思っています(^^♪!


















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「海角七号~君想う、国境の南~」

2010-01-16 16:32:19 | Weblog
                       「海角七号~君想う、国境の南~」
シネスイッチ銀座にて。
監督・ウェイ・ダーション

台湾国内で爆発的な大ヒットとなった(「タイタニック」に次いで歴代2位!)本作であります。

ネタバレあります・・。
舞台は台湾最南端の町、恒春

台北で音楽の道を夢見ていた主人公・アガ(ファン・イーチェン)が、夢に届かず、故郷の
恒春に帰ってきた・・。

とるものとりあえず、郵便の配達の仕事をいやいや始めたアガだったが・・。

ある日の郵便物の中に、あて先住所不明の物があった・・。
日本からの郵便物で、あて先は「台湾恒春郡海角七号、小島友子様」となっている。

海角(カイカク)七号という番地は現在は無いので、あて先不明として本局へ送り返せとアガは渡されたのだが・・・。
悪いとは知りながら開けてしまった封筒の中には、60年前敗戦国の人間として日本へ引き揚げざるを得なかった男性から、台湾人である小島友子という人への切々とした恋文が七通も入っていたのである。

60年の時を超えて、過去と、現在の恋がオーヴァーラップするように物語は展開してゆきます・・。

という感じのあらすじなんですが、結構イイ感じでしょ!?
そうなんですよイイ感じだったんですよ~・・。

もし私が、台湾に生まれ育ったならば、おそらくとても素敵な映画だと感じると思うんですよ・・。その証に台湾ではミラクル大ヒットしたわけですし、ホウ・シャオシェンやチャン・イーモウなどの映画監督たちも賛辞を贈っているほどです。

しかし、私は日本人で、日本で生まれ育ったので、北京語と台湾語が錯綜するリアリティが
いま一つ掴めなかったのと、
日本人のヒロイン「友子」への演出が、「ここでなんで怒るの・・??」「なんでこんなに不機嫌なの??」よく理解できなかったのです・・。

なんでバンドが出る必然性があるのかもよくわかりません。
せっかくの60年前の「海角七号」のエピソードも、時折インサートされる程度・・・。

私的には不完全燃焼という感じでした・・。といっても、あくまで私見ですので・・。

P.S.マー・ニエンシエン演じる地酒のセールスマン「マラサン」が、ベースを持っていきなりスライ&ザ・ファミリーストーンの「IF YOU WANT ME TO STAY」のイントロを弾きだしたのでびっくらこきまして、後で調べましたら、彼はやはりバンドマンらしいです・・(^^♪。


ひきばっち的満足度★★★


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「秋深き」

2010-01-14 19:31:53 | Weblog
                                    「秋深き」
DVD。
監督・池田敏春
原作・織田作之助

以前から観たいと思っていた本作が、田舎のTSUTAYAさんに置いてあったので、観てみました。
“佐藤江梨子と和服”という意外な組み合わせと、「秋深き」という素敵なタイトルに惹かれての鑑賞でした・・。

ネタバレあります・・。
あらすじとしては、
中学校の理科の教師である寺ちゃん(八嶋智人)は、胸の大きなホステスの一代(佐藤江梨子)に入れあげて、その店に日参し、ついには求婚までしてしまうのですが・・。

普通はここで体よくあしらわれて・・・となるのが世の常なのですが・・。
なんと一代は寺ちゃんのプロポーズにOK!
二人は目出たく夫婦になったのでした・・。


DVDで観たからなのでしょうか、映像が終始のっぺりしていて深みがないのが残念でした・・。

しかし、「佐藤江梨子の和服姿」はしっとり落ち着きがあって、「この子、ええ女優やなぁ・・」と見とれてしまいました・・。私的にはサトエリさんは「腑抜けども~」のようなキャラクターより、本作のような、たおやかな役どころの方が好きですな~!

ストーリーはSADな方向へ傾斜していってしまいます・・。八嶋智人のハイテンションなコメディアン振りが、悲しみをいっそう際立たせておりました・・。

原作ありきなので仕方がないのでしょうが、この二人のお話はハッピー・エンドにしてあげたかったです・・。

初春に観た「秋深き」でした。


ひきばっち的満足度★★★





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「アバター」

2010-01-14 12:25:10 | Weblog
                               「アバター」
J-MAXシアター上越にて。
監督・ジェームズ・キャメロン

新年の劇場での鑑賞、一発目は「アバター」でした!

「3D」で観るつもりはなかったので、眼鏡をかけて朋友と劇場へ行ったら、
「当館は3D上映しか行っておりません」え~~~!!
コンタクト持って来んかった・・(T_T)。

仕方なしに、眼鏡の上に3Dメガネを掛けるという荒技で鑑賞いたしました。
なかなかストレスフルな状況ではありましたな(笑)

しかし、最初は「観ずらいな~・・」とか思ってましたが、
ストーリーが進んでいくうちに、この作品の完成度の高さに、思わずため息が出るほど引き付けられていました・・!

ストーリーとしては、まぁ、ありがちと言うか、そんなに複雑ではないですが、
映像の圧倒的な迫力とリアリティには感服いたしました・・。
「AVATAR」を辞書で引くと、インド神話から来ている言葉で「化身」という意味なのだそうです・・。

パンドラの空を、クオリッチ大佐(スティーヴン・ラング)を乗せたマザー・シップが護衛のヘリと共に旋回してくる所は、「これ、本物ちゃうんか・・!?」と、
思わず呆然として見入ってしまいました・・。

主演のサム・ワーシントン、シガーニー・ウィーバー。そしてネイティリ役のゾーイ・サルダナ。それぞれの持ち味が出て、いい配役だったと思います。

が、私がこの映画で一目惚れしちゃったのは、サングラスをかけてガムを噛みながらクールにヘリを操縦しちゃってた、ミシェル・ロドリゲス嬢なのでありまふ!!

いや~カッコいいっす!まさに“She IS cool !!”
ミシェルのクールさにメロメロ、という感じでした(+o+)!!
彼女のヘリはクライマックスの戦闘シーンで被弾して爆発してしまうのですが・・。
最後まで生きていてほしかったです~(T_T)/~~

ということで、新年早々、すさまじい大作を観た、という感じでした(^^♪!


ひきばっち的満足度★★★★

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明けました!!今年もよろしくお願いいたしますm(__)m

2010-01-01 12:00:56 | Weblog
 今年もマイペースで映画を観ていこうと思っちょります!
ライブだなんだやらと、思うように観れない時もありますが、
いい映画との出会いを楽しみに致しております!

そういった意味も含めまして、昨年観た映画のBEST3を選んでみました(普通年末に書くんですよね(T_T)/。すんませんm(__)mいいかげんで・・。)

3位 「沈まぬ太陽」

製作スタッフ、そしてキャストが、幾つもの障害を乗り越えて作り上げた執念の一作でした。公開時の渡辺謙の涙が忘れられません・・。


2位 「チェ・二部作」

エルネスト・チェ・ゲバラという人間の生き様を、ソダーバーグ監督が、まるでドキュメンタリーを見ているかのような作風で観せてくれましたな。
ベネチオ・デルトロの役作りも素晴らしく、“チェ・ゲバラ”という人が何故これほど人々に影響を与えているのか、その魅力がとてもよく理解できました。
私のつたない映画人生に残る、秀作だと思います。


そして
第1位 「3時10分、決断のとき」であります!!

「え~~~」とか「観てない。」とか聞こえてきそうですが、ま、ひきばっち的に、ということで・・。
“男心に、男が惚れて”ってやつでさぁ・・フッ・・(-_-;)
いや、冗談抜きでラッセル・クロウとクリスチャン・ベイル、それにベイルの息子役のローガン・ラーマン君、この三人の男には泣かされましたよ(T_T)/~~
西部劇とはかくありなん!!という感じの一撃でした・・!


そんな訳で、今年はどんな映画に出会えるかな・・楽しみです!!






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