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10.21 中学オープンスクール

2011年10月28日 | 日記
10月22日(土)

 今日は、小学生向けの中学オープンスクールです。

 理科部は、前回高校の学校見学会で行った、アイスクリーム作りをします。

 昨日の準備は学校見学会に比べると大変でしたが、来てくれた人たちが満足してくれるといいと思います。

 9時に会場である教室に参加できる部員は全員集合しました。

 内田先生と、今日の打ち合わせを行い、さっそく司会の練習に入りました。

 今日の司会は、いつもの高校生ではなく、中学3年生の私が担当します。

 私も、このオープンスクールに何回も参加し、この名古屋経済大学高蔵中学校に入学しました。

 そのオープンスクールはとてもおもしろく、興味のあるものでした。

 今日は、逆の立場で司会を務めることになりました。

 司会の練習は何回も繰り返します。

 できるだけわかりやすい言葉で、ゆっくりと話しなさいと内田先生は言います。

 しかし、実際にやってみると、とても難しいものです。

 私が感動したオープンスクールのような司会ができるのかどうか、とても不安でした。

 だからこそ、何回も繰り返して練習をしました。

 10時50分になったら、体育館に私と高校生と内田先生で参加者を迎えに行きます。

 それと同時に氷を洗面器の中に入れて、食塩の準備をしておきます。

 なぜならば、今日の講座は35分間と短いので、要領よく準備をする必要があるからです。

 では、今日の様子を紹介しましょう。

 

 中学の先生が見に来てくれました。

 頑張ってるねと声をかけて下さり、とてもうれしかったです。

 

 教室に参加者が集まってきました。

 部員は邪魔にならないように並んで待ちます。

 

 中学1年生が受け付け担当です。

 

 挨拶を始めたところです。

 初めての体験で、とても緊張しました。

 

 私以外の部員は、並んで待ちます。

 

 説明が終わると、さっそく材料をステンレス製のボールの中に順番に入れていきます。

 時間に限りがあるので、今日は、理科部員が手伝います。

 それぞれの場所に2人ずつ部員がついて、材料を入れてあげます。

 

 砂糖を入れています。

 

 脱脂粉乳を入れています。

 

 希望者は、このように卵の黄身も入れます。

 

 生クリームを入れています。

 

 材料が全部入ったところで、氷と食塩の入った洗面器の中にボールを入れます。

 材料が全部入っていない人を待ちます。

 

 このように並んで入れていきます。

 

 全員の材料がボールの中に入ったので、かき混ぜ始めます。

 

 とにかく、丁寧にかき混ぜ棒でかき混ぜます。

 

 冷え方があまりよくない場合は、このように食塩を足します。

 

 ココアパウダーを入れてみました。

 チョコアイスになります。

 

 卵の黄身を入れました。

 美味しいバニラアイスになります。

 

 偶然、卵の白身まで入れてしまいました。

 その人には、新しい材料を使ってもらいました。

 卵の白身が入ったものは、理科部で処理します。

 つまり、作って責任をもって食べます。

 

 来た人が喜んで作っていると、私たちも自然に笑顔になります。

 

 これもバニラアイスです。
 
 ただし、卵の黄身を入れていないので、真っ白な色をしています。

 手をよく見て下さい。

 必ず手にはゴム手袋をつけます。

 ゴム手袋をつけないと、温度が-22℃になるので、低温やけどをする可能性があります。

 

 かなり固くなってきました。

 食べるのは自由です。

 自分の好きな固さで食べてもらうことにしました。

 

 お父さんも参加します。

 

 参加した父母の方は、全員がアイスクリームを作ってくれました。

 

 やっぱり、人の出来具合が気になります。

 

 この班ももう、いつでも食べられます。

 

 作ったら、美味しく頂きます。

 

 とても上手にできました。

 

 ちょっと固くなりすぎたかもしれません。

 スプーンが折れてしまいました。

 でも、味は最高と言ってくれました。

 

 これは、抹茶の粉末を入れたアイスクリームです。

 写真では白っぽく写っていますが、緑色をしています。

 

 これが完成したチョコアイスです。

 売っているアイスよりも美味しいと言ってくれました。

 お母さんも同感で、アイス作りのレシピをほしいと言ってくれました。

 机の上に1冊ずつ置いたのですが、作っている最中に汚れてしまったようで、

 新しいものをお渡ししました。

 

 みんなペロリと食べてくれました。

 自分たちで用意した物を作って、喜んでくれるのは、とても感動するものだと知りました。

 ひょっとすると、お母さんも同じような気持ちでいるのかなぁと思いました。

 

 アイスクリーム作りも終わりました。

 この後、挨拶をして、参加したくれた皆さんは、校舎見学ツアーに参加したようです。

 私たちは、片付けをして、教室の床も雑巾で拭いて、きれいにしました。

 牛乳などの材料が少し余ったので、来週の月曜日は理科部でもアイスクリーム作りをすることになりました。

 以上で中学オープンスクールの報告を終わります。

  司会担当 中学3年生 
    


10.21 オープンスクールに向けて

2011年10月26日 | 日記
10月21日(金)

 明日は小学6年生向けの中学オープンスクールが行われます。

 理科部は、アイスクリームを作ることになりました。

 小学生にもよく分かるように、準備をしたいと思います。

 

 机の上には、すべての器具が見やすいように並べました。

 机の上にあるものは、作り方の冊子、洗面器、ステンレス製のボール、ヘラ、泡立て器、ゴム手袋、スプーンです。

 

 来てくれた人たちに分かりやすいようにそれぞれの材料をどのように入れるのかをわかるように、

 机に紙を貼りました。

 

 砂糖を測る場所です。

 

 生クリームを測る場所です。

 

 脱脂粉乳を測る場所です。

 

 黒板は、小学生用に少しにぎやかにしました。

 

 また、アイスクーム作りの手順が見ただけで分かるように紙も貼りました。

 あとは、司会の仕方をみんなで考えて、今日は解散しました。

職員室の植物に秋らしさが・・・

2011年10月26日 | 日記
10月13日(木)

 職員室で育てている植物からも、だんだんと秋らしさを感じるようになってきました。

 今日は、その植物たちを紹介します。

 

 これは、アポイキキョウです。
 
 キキョウの仲間で、北海道の大雪山系のアポイ岳にたくさん自生しているキキョウです。

 この仲間は、冬の雪に耐えて、短い夏に花を咲かせるため、普通のキキョウよりも背丈が低くなったと

 考えられています。

 背の低くなった種類を矮性といいます。

 

 アポイキキョウの花のアップです。

 

 オンシジウムです。

 右のバルブ(茎)から花芽が出てきています。

 

 花芽のアップです。

 1ヶ月後には花が咲く予定です。

 

 ダルマホトトギスです。

 ジメジメした環境を好む植物です。

 水やりは毎日やらないと枯れてしまいます。

 目立ちませんが、葉の先に付いている紫色の花が咲いています。

 

 ダルマホトトギスの花のアップです。

 

 これは、6月のオープンスクールで使ったアジサイの鉢です。

 10月になると、このように葉の勢いは弱くなります。

 11月になると、葉は茶色になって枯れてしまいます。

 この鉢は、8月にかなり伸びてしまったので、枝を切って整えたものです。

 そうしないと、来年は巨大な株になるので、鉢では育てられなくなるからです。

 

 シクラメンです。

 夏休みに、たった1日の水やりを忘れてしまったために、葉がほとんど落ちてしまったものです。

 内田先生が、毎日水やりをすれば、元気になると言ってくれたので、毎日水やりをしていました。

 とうとう、ここまで回復しました。

 これだけ葉が茂ってくれると、間違いなく冬には花が咲くはずです。

 今から楽しみにしています。

 

 これもオンシジウムです。

 花芽が出ているのが分かります。

 

 こちらのオンシジウムは、先ほどのオンシジウムよりも大きな株です。

 立派な花が咲いてくれると思います。

 

 小さい方の株です。

 バルブの形も丸い形をしているのが分かります。

 私たち理科部は、植物や動物を飼育することにより、季節の変化を感じることもできます。

 植物に興味のある人、動物や昆虫に興味のある人、化学に興味のある人、物理や地学に興味のある人

 そんな人たちが、輝ける場所だと思います。

 

10.8 学校見学会

2011年10月26日 | 日記
10月8日(土)

 今日は、高校の見学会です。

 理科部は、実験講座を開きました。

 テーマは、吸熱反応、発熱反応です。

 【準備】

 塩化アンモニウム、チャックつきビニル袋、駒込ピペット、洗浄瓶、蒸留水、封筒、黒鉛の粉末、鉄粉、

 ティッシュペーパー、食塩

 【方法】

 1.塩化アンモニウムの入ったチャック付きビニル袋の中に水を入れる。

   ビニル袋の上から触ってみて、温度の変化を調べる。

   塩化アンモニウムが水に溶けるとき、まわりの熱を吸収するので、温度が下がる。

 2.黒鉛の粉末と鉄粉の入っているチャック付きビニル袋の中身を紙製の封筒の中に入れる。

   封筒の中に食塩水を浸したティッシュペーパーを入れて、良く振る。

   すると温かくなり、最高で80℃くらいになる。

   これは、鉄が酸素と反応しているからです。

   食塩は、反応を促進するために入れます。

 では、実験の様子を紹介しましょう。

 

 はじめに自己紹介をします。

 今日の司会は高校二年生が担当しました。

 

 今日、参加した理科部員は9名です。

 それぞれが自己紹介をしました。

 

 実験の説明を行います。

 

 今日は、あっという間に終わってしまう実験です。

 発熱・吸熱反応の実験を行う前に夏休みから取り組んできたダンボール箱カメラで写真を撮ることにしました。

 それぞれの部員で青焼き紙をセットしています。

 

 撮りたい方向を参加してくれた人と相談しているところです。

 

 一人一人に理科部員が付いて、手伝っています。

 

 何回もやっていることなので、テキパキと設置します。

 

 吸熱反応の説明をしています。

 

 水を入れたチャック付きビニル袋を触っています。

 とても冷たくてびっくりしているようです。

 今日は、温かい1日だったので丁度よかったかもしれません。

 

 今度は発熱反応です。

 中学校の実験でも行いますが、中学の教科書では蒸発皿を使います。

 理科部では、直接触れるように、封筒で実験を行っています。

 その方が、携帯用カイロの原理に近づくと思っているからです。

 

 楽しそうですね。

 準備するのには時間も掛かりますし、大変です。

 しかし、喜んでくれるとがんばって良かったと思います。

 

 青焼き写真ができました。

 この写真は、校舎を写したものです。

 綺麗に写っています。

 

 青焼き紙をこのようにアイロンで加熱して写真にします。

 理科部員も、ピントがしっかりと合わせることができました。

 夏休み中、ずっと取り組んできた成果がようやく現れたと思うと感激します。

 今日、来てくれた中学生の皆さんは、簡単に思ったかも知れません。

 全員が成功したのは、すべてのダンボール箱カメラのピント合わせを事前に合わせておいたからです。

 このように、「成功する喜び」を必ず味わってもらうことも、理科部の「わくわく実験教室」の目的です。

 そういう意味で、今日は大成功だと思います。

 

 すべての実験が終わり、満足そうな参加してくれた人たちです。

 この顔の為に私たちは地道に活動しているのです。

 これで学校見学会の報告を終わります。

学校見学会の準備

2011年10月26日 | 日記
10月7日(金)

 明日は中学3年生対象の学校見学会です。

 私たち理科部員の何人かは、この学校見学会や中学オープンスクールの理科部講座に参加して、学校を

 決めました。

 私は中学生ですが、小学6年生の時に中学オープンスクールに参加して、何回も実験をさせて下さった

 先輩方の優しさを感じてこの名古屋経済大学高蔵中学校に入学しました。

 だから、今度は私たちが「おもてなし」をする番だと思ってまいす。

 明日は、発熱反応と吸熱反応を行う予定です。

 

 塩化アンモニウムを測りとり、チャックつきビニル袋に入れているところです。

 高校生が中学生に教えながら作業を進めていきます。

 

 鉄粉を用意しているところです。

 

 電子天秤の上に薬包紙をのせて、その上で鉄粉を測りとります。

 

 マグネティックスターラーで飽和食塩水を作り、ティッシュペーパーに浸して、軽く絞ります。

 

 一方では黒鉛の粉末を測っているので、鉄粉と黒鉛の粉末をチャックつきビニル袋に入れます。

 

 こちらでは、塩化アンモニウムが固まっていたので、乳鉢と乳棒で粉末にします。

 中学1年生が担当しました。

 

 測りとった塩化アンモニウムをチャックつきビニル袋に入れます。

 

 測りとった薬品は、このように実験台の上に並べ、それを受け取った人が次の作業に取りかかります。

 仕事は分業して行います。

 

 相談しながら作業します。

 

 明日来てくれる人に一人ずつ渡す予定です。

 だから、このようにたくさん測らないといけません。

 

 作業はほぼ終了です。

 中学1年生コンビ、お疲れ様でした。

 

 測った鉄粉の量を見て下さい。

 単純な作業を淡々としなければなりません。

 

 最後は高校生が確認をして、片付け始めます。

 

 明日の打ち合わせを簡単にします。

 後片付けをしっかりして、明日に備えます。

 特に、今日は鉄粉を使ったので、放置するとさびがくっついて大変なことになります。