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カルメ焼きを焼こう

2011年10月28日 | 日記
10月26日(水)

 今日は、中学生のリクエストでカルメ焼きを焼くことになりました。

 【準備】

 卵白、ザラメ、オタマ、割りばし、加熱器具(ガスバーナー)、重曹(炭酸水素ナトリウム)、ビーカー

 【方法】

 1.卵を割って、卵白と卵黄に分ける。

 2.卵白と重曹(炭酸水素ナトリウム)を混ぜる。

 3.ガスバーナーに火をつける。

 4.オタマの上にザラメをのせる。

 5.ザラメの上に水をザラメが浸るくらい加える。

 6.ザラメと水の入ったオタマをガスバーナーの火にかける。

 7.水が蒸発するとザラメが茶色になってくる。

   正確には130℃です。

 8.オタマを火から離して、乾いた雑巾やタオルの上に置く。

 9.卵白と重曹の混ぜたものを割りばしにつけて、8のザラメの中で激しくかき混ぜる。

 10.ふくらみ始めたら、割りばしをゆっくりと上に上げる。

 11.そのまましばらく冷やして完成。

 では、今日の様子を紹介しましょう。

 

 卵を割ります。

 

 卵白と卵黄に分けます。

 

 卵白と重曹を混ぜます。

 これが、誰でも成功するカルメ焼きの秘訣の1つ目です。

 

 温度計で温度を測りながら、オタマごとガスバーナーの火にかけます。

 温度計で温度を測ることが、成功する2つめの秘訣です。

 

 1回目は、うまく膨らみませんでした。

 なかなか難しいですね。

 うまくいくように、高校生がアドバイスをしてくれました。

 

 2回目の挑戦です。

 火にかけた直後は、このように細かい泡が出てきます。

 

 水が沸騰し、蒸発すると、このように茶色(アメ色)になります。

 

 今度はうまくいきました。

 このように膨らんできます。

 

 完成品はこのような形になります。

 今日は、みんな作るのに必死で、写真はこれだけです。

 

 カルメ焼きは、片付けが大変です。

 机についたアメのようになったザラメや、オタマに残っているカルメ焼きなどもしっかりと洗わないと

 いけないからです。

 ふと気がつくと夕暮れ時になっていました。

 急いで内田先生とみんなで挨拶をして帰ることにしました。

 カルメ焼きの報告は以上です。

   

ツバメのえさ

2011年10月28日 | 日記
10月25日(火)

 今日は、ツバメが元気に育つエサの秘密に迫ります。

 

 いつも内田先生が用意してくれるミルワームです。

 市販のミルワームは、小麦の糠つまり、「ふすま」で育てます。

 糠(ぬか)とは、穀物を精白した際に出る果皮、種皮、胚芽などの部分のことである。

 しかし、内田先生の持ってきてくれるミルワームには「ふすま」がほとんど入っていません。

 それは、「ふすま」の代わりにドッグフード、卵黄ペレット、練り餌などを与えているからです。

 そうすると、ミルワームの体の中にドッグフードなどの栄養がたくさん入り、普通のミルワームより

 栄養価が高くなるからです。

 

 さかんにドッグフード等を食べています。

 

 アップの写真です。

 ドッグフードが中央に2個見えます。

 

 夜は、3羽仲良く小屋の中で過ごします。

サギソウの芋

2011年10月28日 | 日記
10月25日(火)

 内田先生の家で育てているサギソウの地上部が枯れました。

 サギソウは、地上部が枯れると、地下に芋ができるそうです。

 

 サギソウが枯れた状態です。

 

 表面のコケをとるとこんな感じになります。

 黄色く見えているのは、鹿沼土です。

 鹿沼土は、水道水を酸性にする力があります。

 弱酸性を好むサギソウには、このような土が必要だそうです。

 土の周りは、軽石です。

 見栄えが良いので軽石を使うそうです。

 

 サギソウの芋が出てきました。

 1㎝にも満たない、小さな芋です。

 これを、来年まで寝かせるか、しめったところに植え替えします。

 学校のサギソウも植え替えをしようと思います。

秋の贈り物

2011年10月28日 | 日記
10月25日(火)

 学校の正門の前の家のご主人からアケビを頂きました。

 アケビは、山に行くと、木に巻き付いているのを見かけますが、実際に

 果物として見たのは初めてでした。

 

 これがアケビの果実です。

 

 このように、真ん中が割れると、食べ頃です。

 食べてみましたが、甘くて美味しかったです。

 しかし、種子を出さなければならないので、少し大変でした。

 種なしアケビを作ることができたらいいと思いました。

 ブドウは、ジベレリン処理をして作ります。

 同じようにしたら、種なしアケビができるのでしょうか。

 調べるために、校舎内に植えてみようと思いました。

10.25 理科部でアイス

2011年10月28日 | 日記
10月25日(月)

 今日は、先日の中学オープンスクールで余った材料を使って、アイスクリームを作ることにしました。

 部員の人数分の材料はないので、近くのスーパーに買い物に行きました。

 その間に、残っている人が洗面器や氷等の準備をしました。

 

 私たちで実験するときは、大きなバケツに氷をいっぱい用意して持ってきます。

 先日の中学オープンスクールでは、洗面器に1つずつ入れました。

 

 生クリームを測っています。

 

 ここでは、スキムミルク(脱脂粉乳)を入れています。

 

 理科部員は、全員手順を知っているので、それぞれがてきぱきと進めていきます。

 

 氷に食塩を入れます。

 ちょっと好奇心でどれだけ冷たいのか、実際に触ってみます。

 もちろん、内田先生がそばにいるからできることですが・・・

 理科部員は何でも体験したがります。

 ただし、できるかどうかは、必ず確認します。

 

 混ぜるときは、ゴム手袋を必ずつけます。

 

 材料を全部入れたボールです。

 これを氷と食塩の入った洗面器の中に入れます。

 

 牛乳を測っているところです。

 

 完成した抹茶アイスです。

 

 完成したバニラアイスです。

 このように、何かの実験で余った材料は、有効に使うのが大切だと思います。

 とても美味しく頂きました。

 このアイスは、見た目よりも結構量があって、暑い日には最高ですよ。

 一度作ってみては如何ですか。