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文化祭の前日

2011年10月24日 | 日記
9月29日(木)

 今日は、文化祭の準備の日です。

 午前中は、クラスや学年の手伝いをしていた理科部員も、午後になると集まってきます。

 理科部の展示する教室は、総合学習に使用する教室です。

 学校の許可を得て、1週間前から教室の後ろに少しずつ完成したピタゴラ装置を実験室から移動しておきました。

 だから、今日は設置するだけです。

 しかし、それが、言うのとやるのとでは大違いなのです。

 

 ピタゴラ装置と水生昆虫の展示が終わった頃には、とうに日も暮れていました。

 どれだけ大変かは、写真も撮れなかったことで想像して下さい。

 

 ピタゴラ装置を紹介します。

 これがスタート位置です。

 

 スタート位置から1ブロックの装置に続く2番目の装置です。

 ダンボール箱の一番上からビー玉が落ちてきて、ドミノを倒しながら2つに分かれます。

 1つは、次の装置に続きます。

 もう1つは、次の装置から出てきた小さな鉄球が通る通り道を作ります。

 

 3つめの装置です。

 まずは、画面奧にあるリービッヒ冷却器の上にろうとが接続してあり、ろうとの中には薄いアンモニア水が

 入っています。

 ろうとの口には駒込ピペットのゴム球が接続してあり、アンモニア水が漏れないようになっています。

 このゴム球が2番目の装置からつながっているドミノを倒し、ゴム球につながっているおもりを落とします。

 アンモニア水は、ゴム球が落ちたため、下に受けているビーカーの中に入ります。

 ビーカーの中にはフェノールフタレイン溶液が入っているので、アンモニア水が入るとあざやかな

 赤い色に変化します。

 ビーカーは、天秤になっていて、ビーカーの中にアンモニア水が入って重くなるために、片方のビーカーが

 上がります。

 ここには、手押し車が設置してあり、坂道を転がっていきます。

 転がった手押し車が、ドミノの変わりにしてあるゲームのカセットと本を倒します。

 倒れた本が、鉄製スタンドの上にあるビー玉を転がし、次の装置へ続きます。

 そのドミノが画面正面にある装置に続き、ビニルホースの中に続きます。

 

 これが、手押し車からつながる部分です。

 

 ホースの中を転がった小さな鉄球がこの装置につながります。

 試験管立てを利用して作ったものです。

 さきほどの2つに分かれたビー玉が入口をつくっています。

 

 これが最後の装置です。

 試験管立てからこの板につながります。

 ビー玉が下から上に上がっていきます。

 続いて、大きな鉄球が待っていて、鉄球が画面中央の装置の上を転がっていきます。

 ところどころにアルミニウムはくを貼ってあるので、鉄球が通るときだけライトがつきます。

 「ランニングライト」と名付けました。

 画面手前の布がフィナーレです。

 右前にある力学台車が、鉄球が落としたブロックで滑り落ちます。

 そのおもりで、クラッカーが鳴り、手前の布が取れて「大成功」の文字が出てきます。

 

 スタート装置の調子を調整しています。

 塩ビ管に入ったビー玉のおもりで塩ビ管が回転して落ちるのですが、なかなか調整が難しいのです。

 

 装置全体の写真です。

 教室一杯になりました。

 教室一面のパネルには、ピタゴラ装置の作り方や動き方が説明してあります。

 また、中学1年生が昆虫好きで、蝶と蛾と甲虫の標本を持ってきてくれました。

 解説と名前付きで展示することになりました。

 また、内田先生が、大心堂の三井さんから水生昆虫を借りてくれました。

 内田先生は、忙しくてこの2~3年は昆虫採集も行っていないそうです。

 最後に、私たちが大切に保護してきたツバメも展示します。

 ただ、アレルギーの人もいる可能性があるので、展示にも書きましたが、理科部員も気を付けて、

 声をかけるようにしました。

 一部分、展示用プリントができていないので、家で分担して作業することになりました。

 では、明日を待つだけです。
 

体育大会にて

2011年10月24日 | 日記
9月28日(水)

 今日は、体育大会です。

 理科部は、部活対抗リレーに出場します。

 理科部らしく、白衣で走るつもりです。

 1走は、エタノール銃で大きな音を出します。

 2走は、フェノールフタレイン溶液とアンモニア水を混ぜて、赤くします。

 3走は、空気砲です。

 4走は、水素と酸素を2対1で混ぜたものに点火して、爆発させます。

     いわゆる「水素爆発」です。

 

 召集場所での「勇姿」です。

 理科部員だって、少々恥ずかしさがあります。

 しかし、体育大会を盛り上げるためにがんばります。

 

 出発直前の様子です。

 

 エタノール銃です。

 残念ながら1つ失敗してしまいました。

 何回も内田先生が、準備の確認をしてくれたのに残念でした。

 戻ってきて、やってみたら、全部成功しました。

 緊張して失敗したのでしょうか。

 

 第2走の2人です。

 

 丸底フラスコが赤くなっています。

 

 3走の2人です。

 空気砲をしているところです。

 2時間かけて、ダンボール箱の中に煙を入れたのですが、うまく煙が出てくれませんでした。

 内田先生曰く、ダンボール箱の大きさと、穴を開ける場所がいけなかったようです。

 来年は、しっかりと成功したいと思います。

 

 「水素爆発」をしています。

 画面の右側にあるのが、爆発して吹っ飛んでしまったビニル袋です。

 大きな音がしたので、みんなびっくりしていました。

 理科部らしいパフォーマンスになったと思います。

 走る前は恥ずかしかったのに、走った後は充実感で溢れていました。

学校見学会8.27

2011年10月24日 | 日記
8月27日(金)

 今日は、中学3年生を対象にした高校の学校見学会です。

 理科部は、アイスクリーム作りをする事になりました。

 アイスクリームとは、牛乳などを原料にして、冷やしながら空気を含むように攪拌して(かき混ぜて)、

 クリーム状に凍らせたお菓子です。

 正式には、「アイスクリーム」とは、乳固形分及び乳脂肪分の高いもののみをいいます。

 それ以外のものは単に「アイス」といいます。

 アイスクリームは3つに分けられます。

 1つめはアイスクリームです。乳固形分15パーセント以上です。

 アイスクリームは、名前の通り、クリームだけで作ったものです。

 自分で作る場合は、牛乳に生クリームや脱脂粉乳を混ぜて作るのが一般的です。

 今回作るのは、この「アイスクリーム」です。

 2つめは「アイスミルク」です。乳固形分が10パーセント以上です。

 牛乳「ミルク」だけで作ったものです。

 3つめは、「ラクトアイス」です。乳固形分3パーセント以上です。
 
 アイスクリームの風味を出すために、植物系の油を混合したりして作ります。

 【準備】

 氷1.5㎏、食塩600g、ステンレス製のボール、洗面器、ゴム手袋、牛乳135mL、砂糖20g、

 生クリーム35mL、脱脂粉乳5g、泡立て器、ゴム製のヘラ、メスシリンダー、電子天秤

 【方法】

 1.氷1.5kgを用意します。

   学校には、細かい氷があるので、それを頂きました。

 2.氷を洗面器の中に入れます。

 3.ゴム手袋を両手に着けてから、食塩600gと氷をよく混ぜます。

   食塩と氷を混ぜると-22℃まで温度が下がります。

   だから、ゴム手袋を着けていないと、低温火傷をおこすことがあります。

 4.ステンレス製ボールの中に牛乳135mL、砂糖20gを入れて、泡立て器で良くかき混ぜます。

 5.4のボールの中に生クリーム35mLと脱脂粉乳5gと卵の黄身を入れて、泡立て器で良くかき混ぜます。

   この時に、よくかき混ぜないと、ダマができて、美味しくないのです。

 6.氷の入った洗面器の中に5のボールを入れて、よく冷えるようにしっかりと押し込みます。

 7.ゴム製のヘラでボールの中の液体【アイスクリームの素】をステンレス製のボールの内側に塗りつけて

   冷やします。

 8.好みの固さになったら、スプーンで食べます。

 では、当日の様子を紹介しましょう。

 

 ぞくぞくと中学生が集まってきました。

 

 まずは、作り方の説明をします。

 

 食塩と氷を混ぜています。

 

 今回は、保護者の方にも参加して頂きました。

 

 ほぼ、全員が氷と食塩を混ぜ終わりました。

 

 材料を正確に計りとっていきます。

 

 難しそうな場合は、理科部員が手伝います。

 

 内田先生も手伝ってくれました。

 
 
 中学2年生もアイスクリーム作りは慣れたものです。

 手伝います。

 

 生クリーム担当は、高校二年生です。

 

 全員に、アイスクリームの素が行き渡りました。

 

 ひたすらかき混ぜます。

 

 こんな感じで実験します。

 

 楽しそうですね。

 

 かなり良い感じです。

 もう食べてもいいですよ。

 

 お父さんも上手に出来上がりました。

 

 完成品です。

 

 さぁ、試食タイムです。

 

 美味しそうですね。

 

 楽しい実験ですね。

 

 今日は、ココアパウダーの変わりに「ミロ」を入れた人もいます。

 

 ミロを入れたアイスはこんな感じの色になりました。

 

 美味しそうですね。

 

 食べるときは無言になります。

 

 お母さんも素晴らしい出来でした。

 

 お父さんも満足そうでした。

 

 希望者は、卵の黄身を入れたのですが、1つ失敗して、卵の白身も入れてしまいました。

 失敗作は、責任を持って作ります。

 そして、食べます。

 

 写真は撮れませんでしたが、最後に理科部員で挨拶をしました。

 その後で、内田先生が理科部員の紹介をしてくれました。

 理科部員だけですべて、この実験の準備をしたこと、中学生も高校生も一緒に活動し、仲が良いこと、

 生物や化学や物理など、自分の好きなことができることなどを紹介していました。

 とても嬉しい気持ちになりました。

 また、学校見学会やオープンスクールに協力していきたいと思います。


 

学校にツバメがやって来た その18

2011年10月24日 | 日記
8月13日(土)

 今日のお気に入りの場所を報告します。

 

 今日は、外が見える窓のそばに3羽とも集まっています。

 外の景色が気になるのでしょうか。

 

 1羽が止まると、別のツバメもとまります。

 

 こんな感じになりました。

 今日もけんかをしつつも仲の良いツバメたちでした。

学校にツバメがやって来た その17

2011年10月24日 | 日記
8月12日(金)

 今日のツバメの様子を報告します。

 

 鳥かごの上で羽ばたいているのがフワです。

 水を飲んでいるのがツバです。

 1羽が何かをすると、興味があるのか、すぐに近づきます。

 大体ツバがはじめに行動し、それが気になってやって来るのがフワです。

 

 このように水を飲みます。

 水の飲み方も、最長老のツバがあとの2羽に教えているようです。

 

 2羽仲良くエサを食べています。

 

 食べ終わると、カーテンレールの上に落ち着くようです。