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10.21 オープンスクールに向けて

2011年10月26日 | 日記
10月21日(金)

 明日は小学6年生向けの中学オープンスクールが行われます。

 理科部は、アイスクリームを作ることになりました。

 小学生にもよく分かるように、準備をしたいと思います。

 

 机の上には、すべての器具が見やすいように並べました。

 机の上にあるものは、作り方の冊子、洗面器、ステンレス製のボール、ヘラ、泡立て器、ゴム手袋、スプーンです。

 

 来てくれた人たちに分かりやすいようにそれぞれの材料をどのように入れるのかをわかるように、

 机に紙を貼りました。

 

 砂糖を測る場所です。

 

 生クリームを測る場所です。

 

 脱脂粉乳を測る場所です。

 

 黒板は、小学生用に少しにぎやかにしました。

 

 また、アイスクーム作りの手順が見ただけで分かるように紙も貼りました。

 あとは、司会の仕方をみんなで考えて、今日は解散しました。

職員室の植物に秋らしさが・・・

2011年10月26日 | 日記
10月13日(木)

 職員室で育てている植物からも、だんだんと秋らしさを感じるようになってきました。

 今日は、その植物たちを紹介します。

 

 これは、アポイキキョウです。
 
 キキョウの仲間で、北海道の大雪山系のアポイ岳にたくさん自生しているキキョウです。

 この仲間は、冬の雪に耐えて、短い夏に花を咲かせるため、普通のキキョウよりも背丈が低くなったと

 考えられています。

 背の低くなった種類を矮性といいます。

 

 アポイキキョウの花のアップです。

 

 オンシジウムです。

 右のバルブ(茎)から花芽が出てきています。

 

 花芽のアップです。

 1ヶ月後には花が咲く予定です。

 

 ダルマホトトギスです。

 ジメジメした環境を好む植物です。

 水やりは毎日やらないと枯れてしまいます。

 目立ちませんが、葉の先に付いている紫色の花が咲いています。

 

 ダルマホトトギスの花のアップです。

 

 これは、6月のオープンスクールで使ったアジサイの鉢です。

 10月になると、このように葉の勢いは弱くなります。

 11月になると、葉は茶色になって枯れてしまいます。

 この鉢は、8月にかなり伸びてしまったので、枝を切って整えたものです。

 そうしないと、来年は巨大な株になるので、鉢では育てられなくなるからです。

 

 シクラメンです。

 夏休みに、たった1日の水やりを忘れてしまったために、葉がほとんど落ちてしまったものです。

 内田先生が、毎日水やりをすれば、元気になると言ってくれたので、毎日水やりをしていました。

 とうとう、ここまで回復しました。

 これだけ葉が茂ってくれると、間違いなく冬には花が咲くはずです。

 今から楽しみにしています。

 

 これもオンシジウムです。

 花芽が出ているのが分かります。

 

 こちらのオンシジウムは、先ほどのオンシジウムよりも大きな株です。

 立派な花が咲いてくれると思います。

 

 小さい方の株です。

 バルブの形も丸い形をしているのが分かります。

 私たち理科部は、植物や動物を飼育することにより、季節の変化を感じることもできます。

 植物に興味のある人、動物や昆虫に興味のある人、化学に興味のある人、物理や地学に興味のある人

 そんな人たちが、輝ける場所だと思います。

 

10.8 学校見学会

2011年10月26日 | 日記
10月8日(土)

 今日は、高校の見学会です。

 理科部は、実験講座を開きました。

 テーマは、吸熱反応、発熱反応です。

 【準備】

 塩化アンモニウム、チャックつきビニル袋、駒込ピペット、洗浄瓶、蒸留水、封筒、黒鉛の粉末、鉄粉、

 ティッシュペーパー、食塩

 【方法】

 1.塩化アンモニウムの入ったチャック付きビニル袋の中に水を入れる。

   ビニル袋の上から触ってみて、温度の変化を調べる。

   塩化アンモニウムが水に溶けるとき、まわりの熱を吸収するので、温度が下がる。

 2.黒鉛の粉末と鉄粉の入っているチャック付きビニル袋の中身を紙製の封筒の中に入れる。

   封筒の中に食塩水を浸したティッシュペーパーを入れて、良く振る。

   すると温かくなり、最高で80℃くらいになる。

   これは、鉄が酸素と反応しているからです。

   食塩は、反応を促進するために入れます。

 では、実験の様子を紹介しましょう。

 

 はじめに自己紹介をします。

 今日の司会は高校二年生が担当しました。

 

 今日、参加した理科部員は9名です。

 それぞれが自己紹介をしました。

 

 実験の説明を行います。

 

 今日は、あっという間に終わってしまう実験です。

 発熱・吸熱反応の実験を行う前に夏休みから取り組んできたダンボール箱カメラで写真を撮ることにしました。

 それぞれの部員で青焼き紙をセットしています。

 

 撮りたい方向を参加してくれた人と相談しているところです。

 

 一人一人に理科部員が付いて、手伝っています。

 

 何回もやっていることなので、テキパキと設置します。

 

 吸熱反応の説明をしています。

 

 水を入れたチャック付きビニル袋を触っています。

 とても冷たくてびっくりしているようです。

 今日は、温かい1日だったので丁度よかったかもしれません。

 

 今度は発熱反応です。

 中学校の実験でも行いますが、中学の教科書では蒸発皿を使います。

 理科部では、直接触れるように、封筒で実験を行っています。

 その方が、携帯用カイロの原理に近づくと思っているからです。

 

 楽しそうですね。

 準備するのには時間も掛かりますし、大変です。

 しかし、喜んでくれるとがんばって良かったと思います。

 

 青焼き写真ができました。

 この写真は、校舎を写したものです。

 綺麗に写っています。

 

 青焼き紙をこのようにアイロンで加熱して写真にします。

 理科部員も、ピントがしっかりと合わせることができました。

 夏休み中、ずっと取り組んできた成果がようやく現れたと思うと感激します。

 今日、来てくれた中学生の皆さんは、簡単に思ったかも知れません。

 全員が成功したのは、すべてのダンボール箱カメラのピント合わせを事前に合わせておいたからです。

 このように、「成功する喜び」を必ず味わってもらうことも、理科部の「わくわく実験教室」の目的です。

 そういう意味で、今日は大成功だと思います。

 

 すべての実験が終わり、満足そうな参加してくれた人たちです。

 この顔の為に私たちは地道に活動しているのです。

 これで学校見学会の報告を終わります。

学校見学会の準備

2011年10月26日 | 日記
10月7日(金)

 明日は中学3年生対象の学校見学会です。

 私たち理科部員の何人かは、この学校見学会や中学オープンスクールの理科部講座に参加して、学校を

 決めました。

 私は中学生ですが、小学6年生の時に中学オープンスクールに参加して、何回も実験をさせて下さった

 先輩方の優しさを感じてこの名古屋経済大学高蔵中学校に入学しました。

 だから、今度は私たちが「おもてなし」をする番だと思ってまいす。

 明日は、発熱反応と吸熱反応を行う予定です。

 

 塩化アンモニウムを測りとり、チャックつきビニル袋に入れているところです。

 高校生が中学生に教えながら作業を進めていきます。

 

 鉄粉を用意しているところです。

 

 電子天秤の上に薬包紙をのせて、その上で鉄粉を測りとります。

 

 マグネティックスターラーで飽和食塩水を作り、ティッシュペーパーに浸して、軽く絞ります。

 

 一方では黒鉛の粉末を測っているので、鉄粉と黒鉛の粉末をチャックつきビニル袋に入れます。

 

 こちらでは、塩化アンモニウムが固まっていたので、乳鉢と乳棒で粉末にします。

 中学1年生が担当しました。

 

 測りとった塩化アンモニウムをチャックつきビニル袋に入れます。

 

 測りとった薬品は、このように実験台の上に並べ、それを受け取った人が次の作業に取りかかります。

 仕事は分業して行います。

 

 相談しながら作業します。

 

 明日来てくれる人に一人ずつ渡す予定です。

 だから、このようにたくさん測らないといけません。

 

 作業はほぼ終了です。

 中学1年生コンビ、お疲れ様でした。

 

 測った鉄粉の量を見て下さい。

 単純な作業を淡々としなければなりません。

 

 最後は高校生が確認をして、片付け始めます。

 

 明日の打ち合わせを簡単にします。

 後片付けをしっかりして、明日に備えます。

 特に、今日は鉄粉を使ったので、放置するとさびがくっついて大変なことになります。 

 

デンファレが咲いた

2011年10月26日 | 日記
10月7日(金)

 今日、デンドロビウム・ファレノプシス、いわゆる「デンファレ」といわれるランが咲きました。

 枯れかけていたものを何年もかけて育て上げました。

 職員室でずっと管理していましたが、ようやく花がたくさん咲きそうなので紹介します。

 

 これがデンファレです。

 デンファレはニューギニアや北オーストラリア原産の洋ランの一種です。

 比較的育てやすいランです。

 しかし、名古屋の夏の暑さには弱いようです。

 

 デンファレの花です。

 バルブと言われる茎から花芽を長く伸ばすのが特徴です。

 

 花のアップです。

 花の後ろにもう一本、花芽が出ているのがわかります。

 

 つぼみです。

 もうそろそろ花が咲きます。

 

 後1週間ほどで花が咲く茎です。

 1ヶ月後には、花が一杯になる予定です。

 この鉢は、学園本部に飾ってもらうことにしました。

 一生懸命育てた花が喜んでもらえるのも、理科部として嬉しいことです。

 今後も、いろんな植物を育てていきたいと思います。