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植物も変化がありました・・・

2011年10月04日 | 日記
7月7日(木)

 植物の水やりや生き物のえさやりは毎日行わなければなりません。

 今日は,その中の植物について紹介したいと思います。

 以前,ブログで紹介した植物ばかりですが,いろいろと変化がありましたので報告したいと思います。

 
 
 シクラメンの鉢です。
 
  基本的に日曜日の部活は休みです。
 
 しかし,シクラメンは夏場の蒸し暑さにとても弱く,また,水もたくさん必要になります。
 
 1度だけ水をやるのを忘れてしまったところ,このようにほとんどの葉が枯れてしまいました。

 内田先生は,この状態からでも,大切にしてあげれば,シクラメンは復活すると言ってくれました。

 私たちも,生き物を預かることの責任がどれほど大切な事かが分かりました。

 これからは,しっかりと毎日水やりをしたいと思っています。

 
 デンドロビウム・ファレブシス系のランです。
 
 夏場に側芽ができたのをていねいに切り取って植え付けたら,これだけ増えました。
 
 2年後には立派な花が咲く予定です。

 気の遠くなるような時間が植物にはかかりますが,それを根気よく育てるのも大切なことだと思います。

 
 デンドロビウムです。

 去年,花が咲いたのが鉢の中心に生えている7本ほどの茎です。

 この茎をバルブと言います。

 また,外側に生えてきている茎のことを新芽といいます。

 バルブからは,もう花は咲きません。

 しかし,バルブの栄養が,新芽の成長に使われるので,切らないようにします。

 この調子でいくと,来年の3月頃にはたくさんの花が咲く予定です。

 
 コチョウランです。

 昨年,弱っていた株を大切に育てていたらこのように花が咲きました。

 何事も続けることが大切だと内田先生が言っていたのがよく分かったような気がします。

 
 新しい花芽がどんどんできています。

 全部の花が咲くのを今から楽しみにしています。

 
 こちらも花芽が出てきました。

 
 オンシジウムです。

 このランはやや日陰が良いので,大きな鉢の陰になるように置きました。

 すると,新しいバルブができました。(オンシジウムも新しいバルブに花がつきます。昨年のバルブには花は咲きません。)

 
 別のオンシジウムです。

 種類が違うので,大きな株です。

 これも見えにくいのですが,新しいバルブができています。

 来年,花が咲きそうです。

 
 ショウジョウバカマです。
 
 今年は花が咲くと思っていましたが,花芽だと思っていたのが,新しい株でした。

 残念ながら,分けることができずにこのようになりました。

 左上に見える小さな葉は,ショウジョウバカマの葉から出た新しい子供です。

 これは,もう少し大きくなったら植え替えてあげようと思っています。

 
 これもデンドロビウムです。

 先ほどとは品種が少し違うのですが,育て方は同じです。

 この株は,とても大きくなったので,去年のバルブを緑色の針金でまとめました。

 そうすると,今年出てきた新芽がよく育つからです。

 
 このようにまとめました。

 
 新芽を拡大したものです。

 
 私たちは,基本的にはランにほとんど肥料を与えません。

 しかし,夏場は葉が茂る時期なので,このような液体肥料をも1000倍以上に薄めて1ヶ月に2回ほど与える

 ことにしています。

 濃くならないように気をつけるようにしています。

 濃い肥料をランに与えると,かえって体調を崩し,枯れてしまうからです。

 
 よく見て下さい。

 コチョウランも,デンドロビウムも葉の裏側に水滴のような物がこの時期によくついています。

 これをなめてみました。すると,とても甘いのです。

 ランは葉から蜜を出すことにより,自然界では昆虫を集めているのではないでしょうか。

 
 これもコチョウランの一種です。

 比較的小さい種類です。

 このように,植物にもいろんな種類があり,育て方もいろいろあるということがわかります。

 私たちは,いろんな植物の生態を調べ,できるだけ自然に近いような育て方を見つけたいと思っています。

 それが,自然を知ることにもなると思うからです。

 

学校にツバメがやってきた その11

2011年10月04日 | 日記
7月6日(水)

 学校にツバメがやってきてから2週間が過ぎました。

 ツバメも,最初のうちは飛ぶこともできなかったのですが,今では,実験室を自由に飛びまわり,

 手を広げると自分から人の肩に乗ってくるようになりました。

 名前は「ツバ」となりました。

 「ツバ」は,生まれつき左足の爪がありません。だから,自然では生きてはいけないそうです。

 理科部としては,元気になるまで保護する予定でしたが,一生面倒を見なければならなくなりそうです。

 そこで,「野生動物保護」の書類を書くために,内田先生が名古屋市内の動物病院に連れてくれました。

 本来自由に空を飛び回る鳥なので,元気になって,南の国へ帰したいのですが,とりあえず今年はずっと世話をすることとなりました。

 今日は,理科部での「ツバ」の生活の一部を紹介したいと思います。

 
 こんな感じの手乗り「ツバメ」になりました。

 
 誰の手にも乗ってきます。

 
 手を近づけると,かわいい声で鳴きます。

 
 まだ,大人にはなりきっていません。

 
 思わずみんなで「ツバ」の取り合いになります。
 
 
 こんなふうに,頭の上にも乗ってきます。

 
 「ツバ」が飛び立つと,みんなこのように手を広げます。
 自分の手に乗ってほしいからです。

 
 部員のカバンの上にもやってきます。
 
 
 今日のお気に入りのカバンです。

 
 画面左上にツバメが飛んでいるのが分かります。
 部員は,ツバメが飛んでいるときは,動かないようにじっとしています。

 
 このように,自分から肩にとまりに来ます。

 
 羽ばたくのもずいぶんうまくなりました。

 
 翼を下にしているのがよく分かりますね。

 
 手に止まる瞬間です。
 このように,翼を逆にはばたかせます。

 
 また,別の部員の手に止まりました。

 
 こんな低い所も上手に飛べるようになりました。

 理科部の活動の中には,「命を大切にしよう」という大きなテーマがあります。

 今後も,「命」を大切にしていきたいと思っています。 

クギでカッターを作る・・・

2011年10月04日 | 日記
7月6日(水)

 5寸クギを使ってカッターを作ることにしました。

【準備】
 
 クギ(できるだけ太くて長いもの),ガスバーナー,金づち,新聞紙,洗面器,砥石(といし),ペンチ,るつぼばさみ,石
 マッチ

【方法】

 ・まずは,ガスバーナーに火をつける。

 ・るつぼばさみかペンチでクギを持ち,ガスバーナーの炎に近づける。

 ・クギが赤くなったら,ガスバーナーの炎からクギを離し,できるだけ平らな石の上でクギを金づちでたたいて平らにする。

 ・炎にクギを近づけて赤くすることと平らな石の上でクギをたたく作業を何度も繰り返す。

 ・クギが平らになったら,砥石で刃の部分を作るためにクギをとぐ。

 ・新聞紙などの紙を切ってみて,うまく切れるようになったら完成。

  
クギをガスバーナーの炎に近づけて,赤くなるまで加熱します。

 
 このように,自分や周りの人へ配慮した加熱をします。

 
 次に,平らな石の上でクギをたたきます。

 
 このように,熱いうちにたくさんたたきます。
 クギの赤みがなくなると,固くなってしまいます。

 
 固くなったクギはもう一度加熱します。

 
 二回目の「たたき」です。

 
 このように,クギの先は赤くなっています。

 
 丁寧に,そしてはやくたたきます。

 
 クギをたたいているうちに,下に敷いてある石が割れてしまいました。

 
 もう一度加熱します。

 
 何度もやっているうちに,カッターらしい形になってきました。

 
 一度,冷水に入れて冷やした後,表面を洗います。

 
 さらに加熱してまた,たたきます。

 
 もう一度,冷水に入れてクギを冷やします。

 
 最後は,砥石でしっかりと研ぎます。
 刃の部分を作るためです。

 
 出来上がったカッターは新聞紙などで切れ味を確認します。

 
 こんな感じに出来上がります。