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金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

あなたは触診の本質をご存知でしょうか?

2016-01-26 06:30:34 | 治療
触診。。。



ただ触るだけなら誰でも出来ます。



我々セラピストは、そこから情報を得なければいけません。



しかし、その前に正しい場所を触れているのでしょうか???









どうも(^.^)



子供がインフルエンザで寝込んでいます。



しかし、明日はどうしても外せないセミナーがあります(´・_・`)



子供を置いていかねばならない、、、



胸が張り裂けそうな思いに耐え、



嫁さんの罵倒にも耐え、



セラピストとしてのレベルアップを図る男です(T . T)








さて、今回は触診についてやって行きたいと思います。



主に筋肉に対しての触診です。



触診にどれだけフォーカス出来るかでセラピストのレベルが上がるかどうかを左右するのではなかろうか、、、



私はそう思います。



触診のレベルが上がると、相乗効果で全てのアプローチ、手技のレベルがあがります。



野球で言う、ストレートを磨けば相乗効果で他の球種のキレも上がるような感じですかね。



つまり、基本なんですよ。



基礎がなければ、どんなスポーツも上達しないように、手技も基礎の触診がしっかり出来ないと上達しないんです!



と、分かっていたつもりだったんですが、
私も全然分かっていなかったみたいなんです。。。



そう思った出来事があってこれを書いているんですが、、、



まあ、それは置いておいて、、、



私が勝手に思う筋肉の触診のレベルについてご紹介したいと思います。







レベル1


筋肉を触れる。



選択した筋をただ触れる。



素人でも解剖学の本を見ながら出来るかもしれない。





レベル2


選択した筋の筋腹を押圧出来る。



その名の通り、筋の太くなっている所を押す事が出来る。



セラピストなら最低これくらい出来ないといけませんよね。。。





レベル3


筋腹の硬結部分、トリガーポイントを探して押圧出来る。



トリガーポイントは筋腹以外にも出来ますが、筋腹で出来やすいポイントがあるので、そこを探して押圧出来なければ、リリースは難しいと思います。



ストレッチなどでは、トリガーポイントをリリースするのには適していないのではと思いますので、ここを押圧する技術は必要です。






レベル4



筋に触れただけで、現在の筋の状態、全身状態が感じられる。



なんとなく、感覚で、その患者の全体像が分かる。



このレベルになるとかなり感覚が研ぎ澄まされています。





レベル5


触れなくても感じられる。



もはやゴッドハンドです。



はっきり言ってこの状態の事はよくわかりません。



しかし、こんな事が出来る人がいることは事実あると思います。






まあ、勝手にレベルを作ってみましたが、



どんな手技を使うにしろ、この触診のレベルによって、その手技の効果は違ってくると思います。



同じ手技を使っていても、差が出るのはこの様な触診のレベルに差がある事が理由の一つにあるでしょう。



常に患者さんを触れる時は、意識して感覚を研ぎ澄まして触診する事も大事だという事です。






今回は以上です。



また次回。





終わり

腰痛を改善する為には、ただ適切に腸腰筋のTPをリリースする事!

2016-01-23 07:01:53 | 腰部
あなたにお願いがあります。



腰痛に対してただ、腰部をマッサージするのは止めてもらえませんか?



なぜならその腰痛は、腸腰筋のトリガーポイントからの、、、



関連痛なのかもしれないのですから。。。








どうも(^_^)



娘がインフルエンザにかかりました。。。(;´Д`)



予防接種もしたんですが、、、



二年連続で。。。



果たして、予防接種は本当に意味があるのか疑いたくもなります。。。



その予防接種に対しての知識が無いために、



社会的証明の原理が働いているだけなのでは?



と、考えてしまう、変われるものなら辛そうな娘と変わってやりたい。。。



そう思う、男です(T_T)










今回もトリガーポイントシリーズと言う事で、、、



腸腰筋についてやって行きたいと思います。



はい、出た!腸腰筋です( ゜Д゜)




ここの重要さを知らないセラピストはいないのではないでしょうか。。。



そしてこの筋ほど機能、作用について意見が分かれる筋もないのではないでしょうか。



一般的には、大腰筋、腸骨筋からなり、小腰筋もありますが、、、



機能としては、、、



大腰筋

腰椎が固定されている時は、



股関節の屈曲、外旋



大腿が固定されている時は、



体幹の前屈、骨盤の前方回旋



腰椎の側屈の補助






腸骨筋


腸骨が固定されている時



股関節の屈曲、外旋



大腿が固定されている時



体幹の前屈、骨盤の前方回旋






となっていますが、、、



特に大腰筋に関しては腰椎の前弯形成に関与しているのかどうかで意見が分かれる場合があるみたいですが、、、



どうなんでしょうかね。。。



一つだけ分かる事は、、、骨盤の前傾が強い腰痛の人は、この筋をリリースする事で改善出来る事が多いと言う事です。



でも、患者さんからしたら不思議ですよね。。。



腰が痛いのにお腹を触られるのですから、、、(´艸`*)



では、腸腰筋のトリガーポイントが出来やすいポイントを見て行きましょう。





絵が下手なのは置いといて、、、



腹部のこんな所に腰痛の原因があるのです。



そして、この腸腰筋のトリガーポイントはこんな場所に痛みを送ります。








またまた、絵が下手なのは置いといて、、、



この腰部の関連痛に対して、腰部のマッサージをしていても改善にはつながりにくいんです。



この関連痛に対しては腹部からアプローチしないとダメなんです。



どうやって???



やり方はたくさんありますが、、、



共通して言えるのは、、、



この腸腰筋を正しく触診出来る事が大事と言う事です。





ここの触診の難易度はけっこう高いです。



たくさんの練習が必要です。



頑張りましょう(;^ω^)






今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。




おわり

大殿筋のトリガーポイントを知らずに腰痛は改善出来ません

2016-01-21 22:15:56 | 腰部
真剣に考えてみましょう。。。



大殿筋。。。



その名の通り、骨盤を覆う大きい筋肉です。



この筋が重要ではないなんて思うセラピストはいるのでしょうか???











どうも(^_^)



最近、早起きの習慣が出来てきて、毎日5時半には起きれるようになってきました。



朝起きて勉強しています( ..)φメモメモ



我ながら頑張っているなと思うのですが、、、



寝不足、集中力の欠如、仕事の精度の低下を心配していました。。。



しかし、不思議な事にその全てが更にいい感じになりました(*'ω'*)



最初はしんどかったのですが、最近は絶好調です!



皆さんも早起きしてみてはどうでしょう???



今まで逆に寝すぎだったのかと反省している男です(;´Д`)









さて、今回もトリガーポイントシリーズと言う事で、、、



みんなが大好き、大殿筋についてやって行きたいと思います。






お尻大好きって言ったら変態みたいですね。。。(+_+)笑



表層性の大殿筋は股関節の伸展、外転、外旋に働きます。



この大殿筋は、階段を上る際に重要な筋であり、ジャンプ、ランニングでも良く活動する筋です。



歩行時には最低限しか活動しません。



この大殿筋のトリガーポイントは、、、



特徴として、腰部、および臀部自体に痛みを引き起こします。



あまり、関連痛を遠位へは送りません。



トリガーポイントが出来る事により、大殿筋の短縮傾向が起こり、仙腸関節に問題を生じたり、腰背部痛の原因にもなる。



では、この大きな筋肉の何処にトリガーポイントが発生しやすいのでしょうか?



また、芸術的な絵を書いてみたいと思います(^^♪笑












どうでしょう???



自分的にはけっこういい出来なんですが。。。



まあ、それはさておき。。。



トリガーポイントは仙骨のきわの部分、大殿筋の付着部に多く発生する事が多いです。



そして関連痛も似たような場所に起こります。





ここは大きな筋肉ですから思い切ってアプローチ出来ますね。



ただ、大きくて強い筋肉なので、、、



指でもみほぐしたりすると、、、



選手生命が脅かされます。。。



つまりすぐ指がいかれちゃいます(;´Д`)



工夫してアプローチしたいですね。



運動不足の人が運動して、腰を痛めた場合などは、、、



ここにトリガーが発生する可能性が高いですね( ゜Д゜)



適度な運動をするように心がけましょう。







今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。








おわり

斜角筋のトリガーポイントについて理解せずに疼痛治療は出来ません

2016-01-21 22:10:24 | 頸椎
あなたにこの事実を伝えるのを待ちきれませんでした。



斜角筋について理解する事で、、、



患者さんの痛みを取れる確率が、、、



何倍上がるのでしょうか。。。









どうも(^_^)



私は結婚してから嫁さんへの感謝の気持ちを忘れたことはありません(*´▽`*)



昨日も、、、



私「今日も綺麗だね💕ハニー(^^♪」



と、言うと、、、



嫁さん「しばいたろか!?<(`^´)>」



と返ってきました。。。なぜ!?Σ(゜Д゜)



夫婦円満の秘訣は、、、旦那の、、、



欲しがりません。勝つまでは!!   の精神。。。



今日も涙で枕を濡らす男です。。。(T_T)











さて、今回はトリガーポイントシリーズと言う事で、、、



斜角筋のTPについてやって行きたいと思います。



斜角筋は臨床上とても重要な所です。



まあ、重要ではない所なんてないんですが、、、



疼痛治療において、頸部だけではなく、腰痛、膝痛、はたまた手の痛みにまで関連してくるポイントです。



一応、斜角筋ですが、、、


前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋に分けられます。








前斜角筋


C3~6横突起~第一肋骨




中斜角筋


C2~7横突起~第一肋骨




後斜角筋


C4~6横突起~第二肋骨




作用


頸部の同側への側屈、反対側への回旋



頸部の前屈(前斜角筋)



吸気の補助筋、第一肋骨、第二肋骨の引き上げ





こんな所ですか、、、



この斜角筋のトリガーポイントは様々な場所へ痛みを送ります。





しかし、この斜角筋自体に疼痛を訴える事は極めてまれです。



小さく、デリケートな筋なので、ストレッチして引き延ばすことや、直接ゴリゴリもみほぐすのもあまり適さない筋です。



しかも、ストレッチではトリガーポイントを取り去るのは難しいのではないかと思います。



自分で触診すれば分かると思いますが、、、



押すとかなり痛い場所です。。。



では、どうやってリリースするのか。。。



まあ、今回はそれは置いておいて斜角筋の関連痛が何処へ出るのか見てみましょう。









絵心の無いのは、申し訳ないのですが、、、(´・ω・`)



大体こんな所に出るのが分かって頂けますかね。。。



肩甲骨の内側縁や上腕外側、背側、はたまた胸部にまで及びます。



そう!この胸部への関連痛が覚えておいた方がいいと思うポイントです。



この部位の関連痛は心筋梗塞等の痛みと間違われることもあるみたいなのです。



ですから、胸部の痛みの不定愁訴を訴える患者さんはこの斜角筋のトリガーポイントが原因の人も結構いるのではないかと考えられます。



それ以外でも、斜角筋のトリガーポイントが原因の関連痛を訴える患者さんに、その痛みの部位をいくらマッサージしたとしても良くならないし、あまり意味ありませんよね(;´Д`)



では、その関連痛かどうかはどうやって見分ければいいの?



一つ簡単な方法があります。



それは、斜角筋を正しいポイントで、正しいベクトルで、適切な力で押圧してみるのです。



その時関連痛が、増強したり、軽減したりすれば、、、



それは、斜角筋のせいで出ている関連痛の可能性が高いと言う事です(;^ω^)







今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。








おわり

あなたは僧帽筋についてどれだけ知っていますか?

2016-01-20 05:58:28 | 頸椎
これを試してみてくれませんか?



このポイントを絞った治療を行う事で、、、



あなたは今よりも大きな、、、



治療結果を出すことが出来るのでは!?













どうも(^_^)



今日は、雪、暴風雨で外来がとても暇でした。。。



やらねばいけない仕事もしつくして、、、何もすることが無くなりました。。。



しかし、私はボーっとする時間ほど無駄なものは無いと思っています<(`^´)>



スタッフは暇でおしゃべりをしています。。。



私は違います!



かわいい我が子達の笑顔を思い浮かべてニヤついていました(*´ω`*)笑



我ながら気持ち悪いと思う男です(;´Д`)











さて、今回は僧帽筋についてやって行きたいと思います。



皆さんご存知の筋肉です。



一応説明しておきます。



上部繊維、中部繊維、下部繊維に分けられ、作用も違います。







上部繊維


両側性に働くと、頸部を伸展させます。



片側性では、頸部を同側に側屈、反対側へ回旋させます。



また、肩甲骨の挙上、上方回旋に働きます。






中部繊維


肩甲骨を安定させ、また、肩甲骨の内転に作用します。






下部繊維


肩甲骨の下制、上方回旋に働きます。





大きな筋です。下肢なら大殿筋に当たる筋ではないかと思います。



ですから、ここを調節する意義は大きいです。



肩こり、頚こりでもカチカチになっている筋です。



ではどうやって調整するべきなのか。。。



やみくもにマッサージしますか???



時間がかかるし、もみほぐすのもカチカチな人をやるのは術者が疲れます。



ですからアプローチするポイントを絞るのです。



どんな筋肉にもトリガーポイントができやすい部位があります。



僧帽筋の場合はここです。









絵が下手なのは勘弁してくださいね(;´Д`)



私が臨床で、最もトリガーポイントが多く発生しやすいと考えている部位です。



そして、そのトリガーポイントによって発生する関連痛は、



頚周辺ではこの辺りに出る事が多いです。






またまた絵が下手なのは申し訳ないですが、、、



患者がこめかみら辺に頭痛を訴えたり、絵の場所に疼痛を訴えた場合は、、、



最初の絵のトリガーポイントが原因となっている事が多いです。







試しに、絵の場所に関連痛を訴える患者さんに対して、トリガーポイントができやすい場所を押圧してみて下さい。



もしかしたら、関連痛が消える、又は減るかもしれませんよ(^^♪




痛いと訴える場所をやみくもに揉むより、



トリガーポイントを見つけて、そこをリリースした方が何倍も効果的だし、



治療時間も短くて済むし、



術者も疲れません(;^ω^)



さらに、筋膜のつながりを利用して治療すれば、、、



最高の治療結果が出る事が多くなります!






そして、この僧帽筋は内臓とも関連があるみたいなんですね。。。



肝臓、胆のう、胃などと深い関係があるようなのですが、、、



これは私もまだ勉強中でありまして、、、(´・ω・`)



まだまだ未熟者であります。。。







今回は以上です。



読んで頂いた勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。







おわり