金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

発見!呼吸筋の驚くべき作用

2016-01-15 06:11:06 | 胸郭
呼吸筋についてお伝えしたいと思います。



私だけなのか、、、柔整師にはあまりなじみのない筋肉?



のような気がしますが、、、



臨床上、とても重要な部分です。









どうも(^_^)



昨日、夏には仕事を止める事を伝え、、、



私にしたらかなりの一大決心だったのですが、、、



何も変わらず、日常が流れていく。。。



私の一大決心なんて、大したことない。



そんなつまらない事考えずに前を向いていかなければ( `ー´)ノ



と、今日は考えていた男です(;´Д`)









さて、今回は呼吸筋と胸郭のお話しの続きです。



この前は、主な呼吸筋は横隔膜、肋間筋、腹筋があると言う事を書きましたが、、、



これを解説して行きたいと思います。



横隔膜





以前書いたように、、、



横隔膜は吸気の専門筋です。



一方で、呼気に対しての働きが無い訳ではなく、、、



呼気の間は、重要なブレーキ作用を果たしています。



他の詳しい方法は、以前の記事に書いてあります。




肋間筋





外肋間筋、内肋間筋に分けられ、



これらは、呼吸と同様に姿勢にも大きな影響を与える。



胸郭の機能の安定化、形態の維持にも働いています。



見た感じは、胸郭を広げる為に働いているように思えるのですが、、、



つまり、吸気筋としてです。



しかし、この機能については賛否があるらしく、論争がなされているようです。



内肋間筋については、呼気にも作用しているようなのです。



横隔膜と同じく呼気時のブレーキ作用としても働いているようです。




腹筋





内腹斜筋、外腹斜筋、腹直筋、腹横筋の事を指します。



これらは、主要な呼気筋であります。



しかし、吸気の週末に吸気に働く場合もあるらしいです。



腹横筋は最も深層に位置し、起始が横隔膜から起こる為、横隔膜の働きも補助する。



反対に外腹斜筋は最も浅層に位置し、前鋸筋と連結がみられ、胸郭の下方の大部分を覆っている。



腹筋が作用すると、外腹斜筋は胸郭の動揺を減らし圧を一定に保つ。





私は、この辺りの筋肉は苦手で、覚えたのは本当に最近です。



お恥ずかしい。。。(+_+)



しかし、ここの筋を理解しアプローチの対象に出来る事で、今まで改善出来なかった症例が改善出来たりしました。



まだまだ、未熟ですが。。。



得意のアナトミートレインで言う所の、肋間筋は、、、



LL(ラテラルライン)に含まれ、ここのリリースにより頚や肩関節のROMが変化したりします。





横隔膜は、、、



DFL(ディープフロントライン)に含まれ、ここのリリースにより体幹の伸展ROMが変化したりします。






面白いですね(;^ω^)






今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



インフルエンザが出て来たようなので、



体調管理に気をつけてお過ごしください。




また次回。






おわり