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金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

求む!肩関節の動きを理解したい治療家

2016-01-07 06:45:11 | 肩関節
あなたにお願いがあります。



テクニックどうこう言う前に、、、



解剖学、運動学、関節の基本構造を理解してください。。。



それが、成長への一番の近道だと思います。










どうも(^_^)



北朝鮮が実験の為に原爆を落としたそうです。



「何考えてんだ。。。アホか。。。(;´Д`)」



とぼやいていたら、嫁さんに、、、



「あんたほどじゃないよ(;´Д`)」



と返されました。俺なんかした!?(´・ω・`)



僕が落とすのは大粒の涙です(T_T)










さて、最近は肩関節のことばかり勉強しています。



なんとなくなんですが、好きだし治療も得意なんですよね~(*´ω`*)



てことで、今回もいきます。



肩関節の特徴、基礎的な事を勉強して行こうかと思います。






基本的に肩関節の最大の役割は上肢を支え、運動性と支持性を確保する事にあります。



その為、この肩関節の機能が低下すれば、一連の肩の動きの軌道(track)が破綻をきたし、



正常な上肢の運動が行えなくなり、肩関節の障害へ発展していく事があります。



その破綻の原因は様々ですが、、、



とりあえず、その原因はとても大事ですが、今回は置いておいて、、、



正常な上肢の運動パターンについて勉強したいと思います。






基本的に重たいものを持った時と、何も持たないまま肩関節を挙上する時は、肩関節の運動パターンは違ってきます。



一般的に肩関節の障害が起こるときには、滑膜性関節である肩甲上腕関節と、機能的関節である第二肩関節が問題となる事が多い。





肩甲上腕関節では、関節窩に対して上腕骨頭の変位が無く周囲の組織に負担がかからない事が重要になってきます。



第二肩関節では、インピンジメントが起こらず正常な運動が行われることが重要です。




つまり、関節窩に対して上腕骨頭が変位の少ない状態で、大結節が烏口肩峰アーチに衝突しないで挙上という運動が行われることが重要だと言う事です。



障害のある肩関節に対しては、この正常な運動に近づける事で機能障害を改善する事が出来るんです。










では、この烏口肩峰アーチと大結節がぶつからないような挙上の方法は?



この衝突を回避する為のルートは二通りあります。



前方路と後方路です。



前方路は肩関節が挙上する時に内旋する経路です。



この経路を通るときには重たいものを持たずに普通に挙上する時に通る経路です。



後方路は、肩関節外転に伴う外旋する経路です。



これも重たいものを持たずに普通に外転する時の経路です。。






正常ではこの様な軌道(track)を描くと考えられます。



これらの軌道は個人差はあるものの、最終域まで上肢を挙上、外転する時には必要不可欠なものです。





では、重たいものを持った時の軌道はどうなるのか???



それはまた次回に続きをやりたいと思います。





今回はここまでです。



読んで頂いた勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。






おわり