大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

一般質問1日目

2010-06-16 23:48:48 | 未分類
深夜の落雷と、未明の激しい雨。
大雨警報も出まして、一時はかなりの雨足でしたから、
大府市ホームページの河川水位情報を見ていました。
河川水位情報
http://www17.ocn.ne.jp/~kasenobu/suii/
地点名をクリックすると水位を見ることができます。
境川の泉田テレメーターが朝の6時に水防団待機水位を越え、7時は氾濫注意水位に迫りました。
石ケ瀬川テレメーターは朝6時に最高水位になりました。
その後水位は下がり、大雨警報も解除になり、大事には至らず何より。
でも、この県のテレメータは一覧表示で、大府が水害に瀕しやすいことがよくわかります。
今回もここまでの水位上昇があったのは大府だけでしたから・・・

そんな深夜から朝を過ごし、寝不足です。

大府市議会平成22年第2回定例会。
今日は一般質問の一日目。
年間予定では昨日からで、今日が2日目のはずでしたが、
天皇皇后両陛下が行幸されることになり、今日に日延べになったものです。

私の質問は明日の最後なので、今日は聴いていました。
感想を少々。

DV防止基本計画を作ってはどうか、との質問に対する答弁に
「女性問題の解決」
「女性相談」
『男女共同参画ブランの次期策定にあたり「女性に対する暴力の根絶」をひとつの目標にしており 云々』
女性、女性を連発されて正直げんなりしました。
「男女」「共同」参画なんでしょ?
どちらかの性別に固定して発想している時点でアウトだと思う、私は。
「性別の区別なく」というのが本来だと思います。
パートナーが同性だったり、性同一性障害だったり、性的マイノリティの人もいる。その場合は「男性からの暴力」とか「女性からの暴力」とか「異性からの暴力」とかでは表現できない。そういう人は認めないの?と言いたくなる。
「既婚・未婚、同居・別居、性別の区別なく、パートナーからの暴力」がDVだ。
質問者からそういう指摘がなかったところを見ると、質問者・答弁者双方ともそういう基本的な定義を理解していないということかとがっかりしました。
一度はっきり発言で申し上げたいものだけれど、一般質問に採り上げるには、私は持ちネタがが多くて順番待ち。

複数の質問者に対する答弁で何度も出てきたのが、
「財政状況を見ながら優先順位を検討してまいります」
これがあまりに連発されると、「じゃあいつになったら財政は良くなるんですか?目処は立ってるんですか?」と脳内ツッコミ。
優先順位を検討してやるのは当然のことだ。その中でも、なんとかやりくりをつけて早めにやらねばと思っているのか、余裕ができてからでいいや急ぐことはない、と思っているのか、そこが知りたくて訊いているわけで。
質問者の思いと、傍聴やネット画面ごしに見ている市民にどう受け取られるか考えていないな、と感じます。

苦笑するしかなかったのが、北崎福祉の家と神田住宅跡地の利用について。
いずれ北崎保育園を建て替えるときには、こうした場所が候補地に活用できるという。
じゃあ保育園の建て替えが近いうちにもう決まっているかといえばそうではない。
これは、私が厚生文教委員会予算審査で問うたけど、「市立保育園の建て替えは(複数園を)一度にできないから、順位付けして財政負担が一度にかからないようにする」保護者市民は建て替えの順番待ちをしているから、順位づけができたら公表して欲しい、との問いに、前向きな答弁があった。
まだこの3月のことだ。
市立保育園の更新計画ができていないうえ、建物の寿命からしても、まだしばらく先。
その間、ずっと待機させておくという。
保育園の候補地としてどちらがより良いか、だけ早く決めて、空けておく必要のないものは早々に売却なり有効活用なりすべきでないの?
建て替え候補地だとしても、それまでの間、簡易な整備で使える状態にする手立てはあるはずだ。これは質問者も、駐車場にするとか、いろいろ提案されていた。
第5次総合計画の間に結論、というが、まだ5次は始まったばかりで、これから10年間だ。
どうするか決めるだけで、10年かかる???

こうした答弁が並ぶことが、市民の市政に対する信頼や評価になっていくのだということを、
もう少し想像できないのかな・・・・


とまあ、人の質問だと冷静にツッコミをつけられますが、自分の質問は毎回反省点ばかりでして・・・
明日の私の質問の首尾やいかに?
明日、凹んだ夜を迎えていなければ良いのだけど。
登壇は、早くとも15時過ぎになると思います。7名の予定のうち、私は7番目です。



ひとのつながりって、わらしべ長者に似てる

2010-06-15 23:47:58 | 未分類
最近、いろいろなプロジェクトに手を出しています。

勉強会や集まりにも、これまでと同様、
あ、これいいかも
これ面白そう
前に聞いたこの話の延長上にありそうだ
など、思いつくままアンテナの命ずるまま行きます。

しかし、いずれにしても「マイチョイス」「マイセレクト」なので、
結局同じ、一定方向に流れのようにつながっていて、
この勉強会で会った人に、あっちの集まりでまたバッタリ。
あるいは、一度会っただけなのに、1年以上前のことなのに、互いに「あの時会いましたね?」とピンとくる。
最近、そういうことがかなり多くて、
本当に、この仕事に就いてから3年半あちこちで関わってきたことは、
同じベクトルで通じていて、
シンクロしつながっていく相手とは必ずまた出会い、連携をとっていくようになっていきました。

このつながりの繰り返しと世界の広がり。
出会いはわらしべ。
今、私は長者になりつつあるかも。



大ナゴヤ大学講座に参加 メリープロジェクト水谷孝次さん

2010-06-13 17:38:13 | 未分類
昨日更新を入れ損なってしまいました・・・

昨日は大ナゴヤ大学の講座「○長さんとカンパーイ」に参加しました。

私と大ナゴヤ大学の出会いは約1年以上前の冬。つながれっとNAGOYAで行われた「NPOと指定管理者制度」のシンポジウムで、当時議案に指定管理者制度の指定が議案に出ていたことと、自分自身市民活動団体を立ち上げようという時で、参加を決めたものです。
お目当ての指定管理者制度の話も非常に勉強になったのですが、スピーカーでいらしていた川北秀人氏の話を聞くことができたこと(当時はこの人がNPOや行政との協働の分野の大御所とは知らなかった)、
加えて、偶然隣の席にいた男性との出会い。この「隣の席の男性」が、大ナゴヤ大学学長の加藤シンヤス氏だったのでした。
隣の席の人と、何か(お題忘れた)紙に書いて交換し合うというセッションがあり、そのやり取りの中で、大ナゴヤ大学の企画と苦しみながらも着実に準備を進めている様子を垣間見て、
mixiでマイミクになりました。
人のつながりが増えていき、着々と開校準備が進んで、開校を迎え、講座が充実していくさまをウォッチャーしてました。
最近始めたツイッターで、再びシンヤス学長と巡りあい、何か受講生としてリアルのつながりを持ちたいと思っていたところ、今回の講座企画が広報されたので、応募したのでした。
(サクっと抽選に当たりましたが、実は相当な倍率だったようです。貴重な運をここで使いました^^;)

そんなわけで、始めて参加した大ナゴヤ大学でしたが、妙に「こんなに活発にやってるんやー」と、
「よそのお子さんは成長が早いわねー」な気分。

水谷孝次さんが、メリープロジェクトをしていることを知ったのは、この春の犬山市の「Merry-BowWow(メリーバウワウ」。その時からメリープロジェクトに興味を持ちました。それが今回の受講エントリーした理由でもあります。
会場ではメモを取る代わりに携帯を握り締め、ツイッターに11回のコメントを入れる形で記録し、ツイッターを見た誰かが水谷さんの言葉に何か感じてくれないかな、と思って入力してました。
(このオバサンわざわざ参加申し込みして会場に来たのに、携帯メールでずっと遊んでる感じワルぅ、って思われたらすみません)
ツイッターにリアルタイムで入れた水谷さんの言葉をここにも転記します。

大学で歌ってみんなが聞いてくれたとき、こころを込めて何かをすればきっと人はわかってくれる、何かをうけとってくれる、と思った。原体験。幼児期の家庭環境にもそれにつながる原体験があった。
(商業デザインの話から、アートディレクターとは、の話を経て)バブル期の商業広告業界、20とか30とかの企画が同時進行…自分も消耗したし何かオカシイ、こんなことがしたかったのかと思う。大切なものは何か?
疑問に思ってた時阪神大震災。がんばろう神戸のポスターチャリティ参加。ベルリンの壁の崩壊。→人々の幸福をデザインできないかと思った。
自分に手を振って笑いかけてくる子どもの姿にひらめき、巡り合わせを感じた。笑顔の写真展のきっかけ。やりたかったのはこれだと。
写真はコミュニケーション。愛やこころがあること。上手い下手じゃない。今までやってきた商業デザイン写真家の自分を否定。でもやりたかった笑顔の写真。そこにMerryがある。
神戸の長田に並んだ笑顔の写真。まちのひとが喜んでくれた。作者として商業デザインにない喜び。これが最高のデザインだと感じた。
911後のニューヨークで出会った笑顔。笑顔に寄せられたメッセージ。万博で出会った恵まれない国の人たちの笑顔。中国では撮っていい人ダメな人と政府が規制したけど、最後はみんなオッケー。
子どもたちの笑顔こそ未来。インドネシア震災孤児の笑顔の写真は始め現地で否定されたが今は現地の人たちの手で笑顔の写真が広がっている。=広がるMerryプロジェクト
相手の笑顔は自分の笑顔。自分の笑顔は相手の笑顔。写真はコミュニケーション。笑顔の写真はぼくの笑顔だ。
(水谷さんの談 記録ツイートここまで)
そして会場は2人一組の笑顔写真タイム。ポラロイドカメラでできた自分の笑顔の写真に、それぞれがメッセージをつけてホワイトボードに貼っていく。ホワイトボードがミニチュア版の「メリープロジェクト@大ナゴヤ大学」に変わっていきました。
質疑応答では、誰もが笑顔で見ていられない閉塞する政治について訊く質問があり、水谷さん自身も大いに問題意識を持っていること、いろいろ政治について熱く語ってくださいました。

光栄にも、会場を後にしてから新守山の駅まで、水谷さんと並んでお話しする機会もあり、
デザインは双方向のコミュニケーションとおっしゃられるけれど、私も政治は双方向のコミュニケーションだと思う、
ものごとの本質というものは、何事にも通ずると思うのだけど、双方向のコミュニケーションというのも、本質なのだと思う、
という生意気な私の言葉を、頷いて聞いてくださいました。

水谷さんのお話を聞き、沢山の笑顔に出会い、大ナゴヤ大学のボランティアスタッフさんの思いもおききし、シンヤス学長との再会も果たし、
最高の午後を過ごすことができました。
このひとときにリンクしたみなみなさま、このMerryを、またどこかで繋いでいきましょう!



さて今日はこのあと、自分とこの市民団体のイベント前最終ミーティング。
どうなることやら?
がんばりまっす。



あたらしい「新しい公共」 パブリック・リノベーション・クラブ  

2010-06-11 22:31:38 | 未分類
議員になって初めは、「お役所のやること」だけ目を向けていました。

それが、
最初の夏に、四日市大学(当時。現在は拓殖大学にいらっしゃる)で竹下譲教授の公開講座を受けて、地方政治と議会のあり方に大問題を抱えていることを知って「えらいこっちゃ」と思いながらもどうしていいやら手探りで、
事業仕分けを知って、「そもそも税金を使って役所がやることか」という考え方で薄目が開いて、
JTR日本税制改革協議会で、「ほっといてくれ!」と堂々と言えばいいのだ、「ありがとう、と言って税金を収める気になれるか」と言われ、一度にあれもこれも色々とリンクしました。
リンクはしたけれども、自分が思うことはあまりに非現実的なのかと思っていたら、
2年目に 福島浩彦氏のお話を聞き、実践があったことを知り、あちこちの「改革派首長」と呼ばれる方々が多く推進されていることを知りました。
自分も小さな市民団体を作ってみたり、PPPといったものをかじり、
さらに公共経営フォーラムに参加したことで、専門知識のある学識の方々や熱心な公務員の方々ともつながり、みんなが「よりよい社会」について真剣に考えていることを実感していきました。
(このあたりのことは、全て過去のブログに書いていたと思うのだけど、こういう事情で今はリンクが貼れない)

もちろん、ここに書いていない、さまざまな人との出会い、知との出会いが多くの考える機会を与えてくれました。
多くの人々の中には、もちろん、大府市民も大府市職員もいます。

そして、政権交代があって「新しい公共」という言葉が飛び交い始めた時に、

自分の考えにある社会の姿のひとつが「新しい公共」という言葉に表されていると観念的に感じました。

新しい公共円卓会議」が公開で開かれ、鳩山首相の辞任とともに、最後の円卓会議が行われました。
それをずっと見守ってきた、多くの多くの「これからの社会を考える人たち」「それに何かしら関わりたい」人たちが、
ツイッターで多くのメッセージを投げました。

国に何をしてもらうか、じゃない。自分が何をするかだ。
もはや国や政治に文句を言っている場合ではない。それよりも自分で考えやってみよう。

そんなような言葉が多く行き交いました。

私は政治に携わる者として、
自分たちでやってくれるなら有り難い、政治家がより無責任になれる
などと思うつもりは毛頭ないし、
みんなが自分でやってくれたら、政治の結果としてある行政が、税金を元手にあれこれ委託する仕事が安上がりにできる
などという考え方は言語道断だと思う。

これは政治で、役所で、しないといけないこと。
これは、個々であるいはみんなで、当事者が自分ですること。
役所とみんなが手をつないで、一緒にすること。
そんな社会全体像を考えることなしに、政治に行政にあれもこれも求めて続けて行くことはできない。

政治家は権力を持ってこそなのかもしれない。
政治や行政のテリトリーを再構築して狭めていくことは、政治家の出番が減ることなのかもしれない。
政治が権力を持つことだとしたら、テリトリーを狭める話は許されないことなのかもしれない。
だから、多くの政治家には、私の考え方は奇異に映るかもしれない。
(権力を持ち権力とバーターすることが市民との関わり方だというのは私には理解できない考え方なのだが)

それでも、社会という大きな枠組みの中で、
個々がある位置はどこで、自分でしないといけないことがこれだけあって、自分でできることはこれだけあって、
みんなでしないといけないことがどれだけあって、みんなでならできることがどれだけあって、
行政の位置はどこで、何をしないといけないのか
これを知らないと、政治に関わっていけないと、今の私は思いました。

ツイッター上で呼びかけがはじまり、
自分たちで身のまわりから、楽しく考えていこうよ、という緩やかな、前向きな「公共を考える空間」ができました。
100名を越えるメーリングリストができました。
早々にバーチャルからリアルのつながりに広がり始めています。

私もその中に加わって、いっしょに、楽しく、考えていこうと思います。
市民と議員の条例づくり交流会議IN名古屋のアクションも、何かにリンクしていきそうな気配。

メールボックスを開けるたびに、膨大なメールが飛び込んでくるのは少々悩みの種ですが(笑)







あけびの実さんの記事/仕分け人議員が思う事業仕分けオススメの視察先  

2010-06-10 23:56:39 | 未分類
昨日の中日新聞の知多版に「障害者が働くクッキー店あけびの実 市役所でも販売開始」の記事。
大府福祉会さんのページはこちら
http://www.h6.dion.ne.jp/~akebien/index.htm
あけびの実さんのページはこちら
http://www.h6.dion.ne.jp/~akebien/akebinomi/akebinomi.htm
このページ構成だと、ちょっとチャレンジドの就労施設っていうのがわかりにくいみたい・・・^^;
市内のイベントで出店されることもあり、お見かけすると私も家族のお茶菓子分含め買い求めています。
先日、おおぶ文化交流の杜準備室とも面談した折、
市が新しく作る施設にカフェスペースの予定をしているなら、スワンベーカリーさんやさくらベーカリーさんのようなものにできないか、
とお話ししています。
http://blogs.yahoo.co.jp/obu_musyozoku_019/15064882.html
全く白紙ではなくて、大府市にはあけびの実さんという、チャレンジドが食品製造販売をするというところまで来ている素地があるのですから。
いち議員の提案、しかも公式会議でもなんでもないでざっくりとした話という場ですから、どう受け取られたかはわかりません。

ちなみに、私はなんだか「授産」という言葉が嫌いです。なんか違う。イーブンな関係に見えない。従って、敢えてここでは「授産施設」と表記しておりません。ご了解ください。
チャレンジドが普通にまちに居て、普通に混ざって働いていて、それが特別でもなんでもないこと。そうなるといいなと思っています。


さて、事業仕分けについて。
先日来、友人議員から、「愛知県界隈で地方自治体の事業仕分けの視察をするならどこがあるか」というお尋ねをいただいていました。
自治体の事業仕分けは刷新会議のそれに比べて、始めてから年数が経っており、議会の審査とどう違うのか、外部の視点での評価といっても現場住民の視点・参加が欲しいのでは、事業の選定の偏りはないのか、といった面から進化をしてきています。(あくまでも当方の所感です)
ですから、ただ「事業仕分けを行った自治体」というだけでなく、せっかく私に問い合わせてくださったなら、より進化した自治体を見ていただきたいと思って、

市民判定人を採用した自治体
(役所と仕分け人の応酬を聞いたうえで、無作為抽出市民が仕分け判定をする。仕分け人も判定はするが、市民判定人の仕分け結果のほうが上位。実績値ではほとんど仕分け人と市民判定人の仕分け結果は一致するが、異なる場合もある)
公募市民仕分け人を採用した自治体
(専門知識と経験を持つ仕分け人3名、公募市民2名で仕分けチーム編成する)
仕分け対象にする事業の選定理由や経過が公開されている自治体

この3項目が、私が思うところの、「進化したオススメ事業仕分け」

この6月19,20日に予定されている高浜市は、この3条件を満たしていて、好事例になるだろうと期待しています。
高浜市ホームページ
http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/zaimu/shigoto/jigyousiwake/H22jigyousiwake2.html
(ぜひ傍聴にお出かけください。私も傍聴に行きますので、姿を見かけたら遠慮なくお声がけくださいね。)

で、高浜市をオススメしてみたものの、いくらなんでも実施直後の視察はないでしょう、ということで、昨年までに実施済みで東海界隈の中から
滋賀県草津市
滋賀県大津市
静岡県浜松市
滋賀県高島市
をオススメしました。

事業仕分けは予算の「決定」のしくみではありません。実際に予算にどう反映され、判定結果がどのように事業内容に反映されたか、その結果は良かったのか、ということまでフルに視察するには、実のところ
仕分け開催→次年度予算編成→事業実施→事業評価
まで終わらないといけないかもしれません。(そもそも事業評価がマトモに機能しているかは別段の話として)
単純に、事業仕分けだけでなく、庁内一丸となって事業に取り組めているか、首長のリーダーシップはどうか、議会と首長、議会と職員組織の関係性などいろいろな側面の力学もあることと察します。

それらを全て含めて考えたうえで、事業仕分けは最終手段でもなく必殺必中最強の手段でもないとわきまえた上で、
見える場で、金額ももちろん見える状態にして、税金を収めた市民の前で堂々と政策(予算事業)を論じ合うこと
そもそも、目的はどうか、と根本をベースにした話をすること
もっと多くの場で、こうしたことが当たり前になっていくための、大きな大きな一里塚。
そんな意義を見て、私は自治体の事業仕分けを高く評価しています。

せっかくお尋ねいただいたので、私の独断でももったいないと思い、
構想日本の事務局にも一応一言ご相談をして、概ね私の思う評価ポイントで良いのでは、と確認しました。
事務局も大変ご多忙のご様子。刷新会議の事業仕分けが終わっても、息つく暇もないようです。
構想日本の事業仕分けのページはこちら
http://www.kosonippon.org/shiwake/

※仕分け人議員などと偉そうにタイトルに書いていますが、仕分け人経験は少ないので、自治体の事業仕分けウォッチャーくらいに受け止めていただけると幸いです・・・