大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

あたらしい「新しい公共」円卓会議PURC/議会広報委員会  

2010-06-22 23:54:14 | 未分類
午前中は「あたらしい『新しい公共』円卓会議PURC」の名古屋エリアキックオフミーティングのため朝から名古屋へ。
名古屋駅前で会議室を提供してくださった企業さんがあり、20名ほどで朝から熟議。
平日の午前だからあまり集まれないかと思ったら、熱心な方々が予想以上のたくさん来てくださって。
名古屋界隈のPURC参加者のうちのかなりの率の出席となった。
とりあえず幹事だったんですが、会場探しにご協力くださった大ナゴヤ大学学長と、提供してくださった企業さんのおかげです。深謝。

熟議とはhttp://jukugi.mext.go.jp/about/
ある面、飲みながら話すようなことをミーティングスペースでやるような感じでした。

ふむふむ、会議というと 
意見、現場レポの出し合い→現状と課題を共通認識→解決に向けた話し合い→具体的取組案をまとめる
と思っていたけど、熟議の場合は「共通認識のとりまとめ」「処方箋のとりまとめ」はないようなイメージ。
事業仕分けとはほぼ真逆のような感じ。
東京からPURCの発起人であり、文部科学省熟議カケアイの民間ファシリテーター長尾氏がやってくるということで、本日のミーティングになった。

複数団体ボランティアの掛け持ちさん、NPO代表、行政マン、会社経営など、それぞれのフィールドで社会に関わっている人たち。経験と考えを交えながら話していくのだけど、みんな複数の経験や、現在進行形で複数のフィールドを持っている。
フィールドは違うけれども、課題や乗り越え方、取り組んでいることに、漠然と同様の原則・法則性がある印象。
その場で結論を出すわけじゃない、けど、話した結果は各自で持ち帰り、自分のフィールドで自問し公共の一角で何かに関わっていく。動かしていく。
それが社会全体、公共に、点どおしのつながりとしてどうムーブメントを起こしていくのか。
現代に起こるべくして起こる状況であり、でも、意識してそれをやっていくことが格段の影響を持つだろう。
その入り口のミーティングだった。
これからも時折こういう機会を持ちながら、何かが起ころうとしている時代を楽しんでいこう。

自分のいる「政治」「行政」の役割を認識して携わっていくには、公共全体の姿を考えることなしではできない。
そして、仕事として政治・行政をやっていく他に、今を生きる大人として何ができるか考えてみる・・・

自分にはファシリテーションスキルが足りないことも再認識。これはぜひなんとかしたい。


午後1時から議会広報委員会。
昼食を取る時間がないまま、ギリギリで間に合う。
議会だよりに載せるそれぞれの一般質問の原稿を確認する作業。
原稿は通告原稿と最初の答弁から、引用して作るきまりになっている。
引用箇所の確認、文脈がおかしいところはないか、補足説明の必要は、などなど。
前回の原稿提出のときに行数を間違えて私は迷惑をかけてしまったけれど、今回は気をつけたので大丈夫だったようだ。

4時前には終了。それから遅い昼食もどきで少し食べて。

その後、某団体の会長と電話会談。
全国の地方政治の動向、新しい公共円卓会議、閣議決定された地方主権戦略大綱のことなど。
全体の潮目が変わりつつあるのは一致した認識。


夜は市民活動。
私が発起人になった小さな団体がある。明日からイベントを予定していてその準備に追われた。
自分の市民活動も考え考えやっている。
議員という立場がこの場合障壁になっている。
議員をずっと続けてほしい、という有り難いお声もいただくけれど、「議員であることが行動の縛りになる」ことは紛れもなく事実で、
市民活動は、その課題と向き合うことでもある。

議員でいること、ひとりの大人として社会の中でしていきたいこと。
自分なりの公共を考える。


国政選挙には関わらないので、こういう充実した時間が持てる。無党派バンザイ、である。