大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

大ナゴヤ大学講座に参加 メリープロジェクト水谷孝次さん

2010-06-13 17:38:13 | 未分類
昨日更新を入れ損なってしまいました・・・

昨日は大ナゴヤ大学の講座「○長さんとカンパーイ」に参加しました。

私と大ナゴヤ大学の出会いは約1年以上前の冬。つながれっとNAGOYAで行われた「NPOと指定管理者制度」のシンポジウムで、当時議案に指定管理者制度の指定が議案に出ていたことと、自分自身市民活動団体を立ち上げようという時で、参加を決めたものです。
お目当ての指定管理者制度の話も非常に勉強になったのですが、スピーカーでいらしていた川北秀人氏の話を聞くことができたこと(当時はこの人がNPOや行政との協働の分野の大御所とは知らなかった)、
加えて、偶然隣の席にいた男性との出会い。この「隣の席の男性」が、大ナゴヤ大学学長の加藤シンヤス氏だったのでした。
隣の席の人と、何か(お題忘れた)紙に書いて交換し合うというセッションがあり、そのやり取りの中で、大ナゴヤ大学の企画と苦しみながらも着実に準備を進めている様子を垣間見て、
mixiでマイミクになりました。
人のつながりが増えていき、着々と開校準備が進んで、開校を迎え、講座が充実していくさまをウォッチャーしてました。
最近始めたツイッターで、再びシンヤス学長と巡りあい、何か受講生としてリアルのつながりを持ちたいと思っていたところ、今回の講座企画が広報されたので、応募したのでした。
(サクっと抽選に当たりましたが、実は相当な倍率だったようです。貴重な運をここで使いました^^;)

そんなわけで、始めて参加した大ナゴヤ大学でしたが、妙に「こんなに活発にやってるんやー」と、
「よそのお子さんは成長が早いわねー」な気分。

水谷孝次さんが、メリープロジェクトをしていることを知ったのは、この春の犬山市の「Merry-BowWow(メリーバウワウ」。その時からメリープロジェクトに興味を持ちました。それが今回の受講エントリーした理由でもあります。
会場ではメモを取る代わりに携帯を握り締め、ツイッターに11回のコメントを入れる形で記録し、ツイッターを見た誰かが水谷さんの言葉に何か感じてくれないかな、と思って入力してました。
(このオバサンわざわざ参加申し込みして会場に来たのに、携帯メールでずっと遊んでる感じワルぅ、って思われたらすみません)
ツイッターにリアルタイムで入れた水谷さんの言葉をここにも転記します。

大学で歌ってみんなが聞いてくれたとき、こころを込めて何かをすればきっと人はわかってくれる、何かをうけとってくれる、と思った。原体験。幼児期の家庭環境にもそれにつながる原体験があった。
(商業デザインの話から、アートディレクターとは、の話を経て)バブル期の商業広告業界、20とか30とかの企画が同時進行…自分も消耗したし何かオカシイ、こんなことがしたかったのかと思う。大切なものは何か?
疑問に思ってた時阪神大震災。がんばろう神戸のポスターチャリティ参加。ベルリンの壁の崩壊。→人々の幸福をデザインできないかと思った。
自分に手を振って笑いかけてくる子どもの姿にひらめき、巡り合わせを感じた。笑顔の写真展のきっかけ。やりたかったのはこれだと。
写真はコミュニケーション。愛やこころがあること。上手い下手じゃない。今までやってきた商業デザイン写真家の自分を否定。でもやりたかった笑顔の写真。そこにMerryがある。
神戸の長田に並んだ笑顔の写真。まちのひとが喜んでくれた。作者として商業デザインにない喜び。これが最高のデザインだと感じた。
911後のニューヨークで出会った笑顔。笑顔に寄せられたメッセージ。万博で出会った恵まれない国の人たちの笑顔。中国では撮っていい人ダメな人と政府が規制したけど、最後はみんなオッケー。
子どもたちの笑顔こそ未来。インドネシア震災孤児の笑顔の写真は始め現地で否定されたが今は現地の人たちの手で笑顔の写真が広がっている。=広がるMerryプロジェクト
相手の笑顔は自分の笑顔。自分の笑顔は相手の笑顔。写真はコミュニケーション。笑顔の写真はぼくの笑顔だ。
(水谷さんの談 記録ツイートここまで)
そして会場は2人一組の笑顔写真タイム。ポラロイドカメラでできた自分の笑顔の写真に、それぞれがメッセージをつけてホワイトボードに貼っていく。ホワイトボードがミニチュア版の「メリープロジェクト@大ナゴヤ大学」に変わっていきました。
質疑応答では、誰もが笑顔で見ていられない閉塞する政治について訊く質問があり、水谷さん自身も大いに問題意識を持っていること、いろいろ政治について熱く語ってくださいました。

光栄にも、会場を後にしてから新守山の駅まで、水谷さんと並んでお話しする機会もあり、
デザインは双方向のコミュニケーションとおっしゃられるけれど、私も政治は双方向のコミュニケーションだと思う、
ものごとの本質というものは、何事にも通ずると思うのだけど、双方向のコミュニケーションというのも、本質なのだと思う、
という生意気な私の言葉を、頷いて聞いてくださいました。

水谷さんのお話を聞き、沢山の笑顔に出会い、大ナゴヤ大学のボランティアスタッフさんの思いもおききし、シンヤス学長との再会も果たし、
最高の午後を過ごすことができました。
このひとときにリンクしたみなみなさま、このMerryを、またどこかで繋いでいきましょう!



さて今日はこのあと、自分とこの市民団体のイベント前最終ミーティング。
どうなることやら?
がんばりまっす。