横浜で春一番に出会うハムシはコガタルリハムシで、ギシギシの葉上に大きなお腹を抱えた雌に雄がまとわりついていました。
その後、卵をギシギシの葉裏にまとめて産卵し、孵化した幼虫はそのままギシギシの葉を食べて成長します。
3月に入ると、土の中から小さな青い虫がワサワサ大量に現れます。このコガタルリハムシは、早春の野原で一番多く見かける虫かもしれません。
「なんて早起きの虫なんだろう」と思ったら大間違いで、早春に大量に見かけるコガタルリハムシは、実は前の年の5、6月に羽化し、
1週間ほど活動した後、土に潜って長い長い眠りにつきます。つまり、1度活動した後、9~10カ月間眠り続けたことになります。
ハムシやテントウムシの中には、夏の暑い時期に活動を休止し「夏眠」をとる虫が多く見られますが、こうした夏眠の期間はたいてい2~3カ月。
これに対し、コガタルリハムシは、夏も冬もずっと眠り続けるという、睡眠欲が異常に強い虫です。春に目覚めたコガタルリハムシは、急いで交尾・産卵し、一生を終えます。
その後発生する黒いイモムシ状の幼虫の餌は、ギシギシなどの葉で、大量の幼虫に食い荒らされたギシギシの葉が、葉脈だけになっているのを見かけます。 コウチュウ目ハムシ科 5.5mm
撮影 2024.03.19
雌のお腹はパンパンです
雌にしがみつく雄たち
ギシギシの葉裏に産み付けられた卵
黄色の卵約1mm
これは 2023.04.02 に撮った幼虫の写真です
その後、卵をギシギシの葉裏にまとめて産卵し、孵化した幼虫はそのままギシギシの葉を食べて成長します。
3月に入ると、土の中から小さな青い虫がワサワサ大量に現れます。このコガタルリハムシは、早春の野原で一番多く見かける虫かもしれません。
「なんて早起きの虫なんだろう」と思ったら大間違いで、早春に大量に見かけるコガタルリハムシは、実は前の年の5、6月に羽化し、
1週間ほど活動した後、土に潜って長い長い眠りにつきます。つまり、1度活動した後、9~10カ月間眠り続けたことになります。
ハムシやテントウムシの中には、夏の暑い時期に活動を休止し「夏眠」をとる虫が多く見られますが、こうした夏眠の期間はたいてい2~3カ月。
これに対し、コガタルリハムシは、夏も冬もずっと眠り続けるという、睡眠欲が異常に強い虫です。春に目覚めたコガタルリハムシは、急いで交尾・産卵し、一生を終えます。
その後発生する黒いイモムシ状の幼虫の餌は、ギシギシなどの葉で、大量の幼虫に食い荒らされたギシギシの葉が、葉脈だけになっているのを見かけます。 コウチュウ目ハムシ科 5.5mm
撮影 2024.03.19
雌のお腹はパンパンです
雌にしがみつく雄たち
ギシギシの葉裏に産み付けられた卵
黄色の卵約1mm
これは 2023.04.02 に撮った幼虫の写真です