自然からのたより

四季の生き物たちの命の輝きを写真でお伝えします

アリスアブ亜科のアブ

2023-06-16 00:00:30 | 昆虫
アリスアブは幼虫時代をアリの巣で過ごす変わった生態のアブで、好蟻性生物として知られています。好蟻性生物としてアリヅカコオロギの次に見つけました。
腹部は非常に太く丸く、体毛が金色で触覚が長く途中に毛がでています、また翅紋の一部が曲線です。
アリスアブ幼虫は、アリの巣では密かにアリの幼虫を食べるのでアリにとっては迷惑な存在なのですが、排除はしないようですがその理由は不明です。アリスアブ幼虫は餌と安全な住まいを提供されて文句なしです。
アリスアブはアリの巣を出て成虫になりますが、花に来ることはなく、幼虫時に蓄えた栄養分だけで交尾、産卵を済ませて寿命を全します。
アリスアブの雌はターゲットのアリの巣近くで産卵するそうです。幼虫はアリの巣に侵入して、幼虫時代を過ごします。次は産卵の様子を見たいです。      ハエ目 ハナアブ科アリスアブ亜科  14mm 

撮影 2023.04.28










コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドウガネサルハムシ | トップ | トガリバアカネトラカミキリ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

昆虫」カテゴリの最新記事