気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

ふたり旅~善光寺・野沢温泉(7)

2022年09月18日 | 旅行

源泉「麻釜(おがま)」/(9月9日iPhone写)

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ふたり旅~善光寺・野沢温泉(6) - 気がつけば思い出Ⅱ

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旅の二日目9月9日(金)

朝、宿のベランダにでると、昨夕花火で彩られた空は霧に霞んでいた。

ふたりとも6時少し前に目覚めたので、先ずは露天風呂へ入りに!

ふたりだけだったし、朝風呂ってとても気持ち良い。

お風呂ですっきりとした後、朝食を摂りに食堂へ・・・

朝食の定番といったメニューだったけれど美味しかった。(やっぱり野沢菜漬けが…

普段の朝食はパンとコーヒーくらいなので、こんなに食べられないと思ったけれど、ほぼ食してしまった。

「ここの宿はお料理が美味しい!」やはり、ふたり一致の感想!😋

祭りの御神輿が出るのは午後3時半らしいので、午前中は近くを散策することにした。

友が野沢温泉は近くにスキー場もあるというので、行ってみることにした。

道すがらこんな風景も!(川のように流れる溝の上に渡された竹の一本ごとに植えられた花)

畑一面、色とりどりのコスモス

そんな秋らしくなってきた道を少し歩くと、スキー場の立て看板のあるところにたどり着いた。

ここも飯山駅の様に、幾つもの鉢にお花が植栽されていて、とても綺麗だった。

季節外れでも、ゴンドラは動いているようなので「できれば乗ってみたい」と搭乗券売り場へ行ってみた。

が、窓口の方から「今日は乗っても視界が悪く明日の方が天気が良いので、もう一泊するのなら明日がおすすめです」と提案された。

確かに山は霧に包まれていた。

なので、ゴンドラに乗るのは明日にすることにして、友が行ったことのあるという【麻釜(おがま)】へ行ってみることにした。

源泉の一つで100度近い熱湯がこんこんと湧き出しているという。

麻釜に向かう途中にあった【湯澤神社】何やら持って石段を降りてくる童子

お祭りの屋台で買ってきたものだろうか?

同じ風船のようなものを持った子供たちが、神社の階段で何やら楽しそうに語らっている。

こんな場面いいなぁ・・・昔懐かしい風景だ。

麻釜(おがま)の由緒書き

麻釜(おがま)泉質は、弱アルカリ性硫黄泉

【熱湯で危険です】の立看があり、湯気とともに硫黄の匂い(臭い?香り?)が辺り一面に漂っている。

ここではゆで卵(温泉たまご)などができるということだったが、この日は遣っていなかった。

お土産屋さんの入口に佇む猫、発見!👀「いらっしゃいませ!」

否…「眠いのですが、何か?」という感じもする。

ぬかるみを歩いてきたのだろうか?肉球の足跡🐾が可愛い…

麻釜(おがま)見物の後、お昼(お弁当)を買って一度宿に戻り部屋でゆっくりと昼食を摂り、

午後あらためてお祭りを見に行くことにした。

ところで、野沢温泉では、今時はどこにでもあろうコンビニが見つからない。

やっと見つけたヤマザキデイリーフーズで、おにぎり🍙を買った。

ふたり旅~善光寺・野沢温泉(8)に続く・・・

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ふたり旅~善光寺・野沢温泉(6)

2022年09月17日 | 旅行

野沢温泉の花火/宿のベランダから(9月8日夜iPhone写)

 

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ふたり旅~善光寺・野沢温泉(5) - 気がつけば思い出Ⅱ

飯山線の車窓からみた雨の千曲川・家屋・山並/(9月8日iPhone写)前の記事🔗ふたり旅~善光寺・野沢温泉(4)-気がつけば思い出Ⅱ東山魁夷館内から/(9月8日iPhone写)前...

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飯山駅から路線バスに乗り、ちょうど1時間ほどで宿に着いた。(5:30)

バス停で降り坂道を10分ほど登ると、高台に予約してある【野沢温泉ホテル】が見えた。(Siri正常に機能する。

【野沢温泉ホテル】※HPからお借りした写真

ホテル入り口に咲いていた花(ガウラ?)

優しそうな小さな花が、小雨の中で風に揺れていた。

玄関は石の階段を登らなくてはならず、スロープも無くて「今時、こんな!」って思いながら

ふたりとも荷物(キャリーケース)を持ち上げようとしていると、ホテルの人が走って降りて来て、持って上がってくれた。

このホテルも、昔ながらの建物はそのままで、中をリニューアルしたようだった。

入る時は「エッ!古ッ!」って思ったけれど、中はホームページで見たとおりだった。

部屋(※HPからお借りした写真、配置もほぼ同じだった)

調度品のソファーもベットも新しくて、とても心地良かった。

今、長引くコロナ禍で、観光地はたいへんだろうと思う。

友も「努力が感じられるね!クーラーも新品だよ!」って言っていた。

まだまだあったその後のハプニング

この時点では全く気付いていなかったふたり

部屋に入り、荷物を片付けているうちに夕食の時間になったので1階の食堂へ行く。(私たちの部屋は2階)

一泊目の晩御飯(ちゃんと野沢菜漬けが…)

プラス若鮎のから揚げ

このお料理とても美味しかった。ふたりとも「うぅん~美味しい~!」で一致。

食事が済んで廊下を歩いていると、後ろから一人の男性に声をかけられた。

見ると窓に向かった食卓でひとりで食事をしていた男性だった。

「余計なことだと思ったのですが(このサケ美味しいね)という会話が聞こえてきたものですから…あれは信州サーモンといって、この信州で育てています。信州でしか味わえない食材ですよ」と教えてくれた。

お品書きをみると確かに「信州サーモン」となっていた。

そして、「今日は良い日に来ましたね!野沢温泉のお祭りで、この後花火が上がりますよ!」と教えてくれた。

「えええっ!知らなんだ!知らなんだ!」とふたり!

早速フロントで聞くと「お部屋に案内のパンフレットが置いてありますが…」と・・・。

「えええっ!見なんだ!見なんだ!」とふたり!

部屋に戻り机を見てみると、あった、あった。

 

しっかり9月8日となっているではないか!それはとても嬉しいビックリ!だった。

そうこうするうちに花火の音がしたのでベランダ越しに見ると、始まった。

しかも私たちの部屋は花火がバッチリと見える部屋だった。

iPhoneで思わず連写してしまった。(ムービーにしておけば良かったかもしれない)

この後も創作花火なども上がり、ため息のでるような感動の一時間だった。

思いがけなく、花火をまじかで堪能したあと、温泉に入った。

露天風呂(HPからお借りした写真)

地名に温泉が入っている【野沢温泉】の温泉で、もちろん源泉かけ流し。

私たちの他に入っていたのは二人ほどで、最後のほうには私たちだけに…

外湯めぐりでも有名な野沢温泉、宿のお風呂も気持ち良かった。

風呂から部屋に帰ってきたふたり、それからちょっと雑談をして、就寝に・・・

「ラッキーだったね!ここんところ、あんなすごい花火を見たことが無かった、しかもまじかで…」

「雨も花火に合わせたように止んだんだね!ほんとうにラッキーだったね!」

「それにしても今日の花火って、どんだけ費用がかかっているのだろうね…」

「たいへんだったろうね…」

「明日はお祭りに行こうね…」

「晴れるといいね…」

ふたり旅~善光寺・野沢温泉(7)へ続く・・・

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ふたり旅~善光寺・野沢温泉(5)

2022年09月16日 | 旅行

飯山線の車窓からみた雨の千曲川・家屋・山並/(9月8日iPhone写)

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ふたり旅~善光寺・野沢温泉(4) - 気がつけば思い出Ⅱ

東山魁夷館内から/(9月8日iPhone写)前の記事🔗ふたり旅~善光寺・野沢温泉(3)-気がつけば思い出Ⅱ山門・本堂・蓮池/(iPhone写)前の記事🔗ふたり旅~善光寺・野沢温泉...

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善光寺参り、東山魁夷館で絵を鑑賞したあと、タクシーで長野駅に戻ったのが15:00ちょと前。

ロッカーから荷物を出す。(ちなみに大・中・小とある中にふたり分のキャリーケースが入った)

さすが新幹線の停まる駅、ロッカーもタッチパネル式でパネルにSuicaをかざすと入れておいたロッカーの鍵がバチッと開き、早い。

近くにいた駅員さんに「飯山線はどこですか?」と聞くと、改札口まで案内してくれた。何と親切な…

なのであっという間に長野駅15:02(しなの鉄道しなの線/越後川口行き)に乗ることができた。

ホームに入ってきた「しなの鉄道/しなの線」

暫く乗っていると、少し雨脚が弱まってきた。

こんな風に雨にうたれ、ぼやっとした車窓からの風景も、絵画のようで素敵だった。

流れているのは【千曲川】

遠くに赤い鉄橋が見える。

おととしの台風19号で崩落し、昨年復旧したという上田電鉄の赤い鉄橋だろうか?

途中で「しなの線」から「飯山線」となるが降車不要でそのままの運行。

飯山駅着15:48

以前訪れたことのある友の話では、新幹線が停まるようになってから広くなったようだ。

建物が新しく、とても綺麗な駅だった。

先ず野沢温泉村行きのバス時刻を聞きに観光案内所へ行った。(案内所の方は親切丁寧)

野沢温泉ライナー(直通バス)は、ちょうど出たばかり(約2時間おき)だったので16:30発の(路線バス)で行くことにした。

飯山駅➡野沢温泉(所要時間約43分、ちなみに直通バスだと25分)運賃700円

小雨になって来ていたので待ち時間に駅前に幾つも置かれている花壇を写す。

どれもこんな風に植栽されていて、とても綺麗だった。

16:30予定通り野沢温泉行きのバスに乗る。

バスの車窓から(また雨が強くなっている。田んぼの稲が色づいている)

バスに揺られて40分あまり…停留所【野沢温泉】へ無事到着(17:13)

ここは終点【野沢グランドホテル】のひとつ前で観光案内所の方が、私たちの泊まる宿には一番近い停留所だと言っていた。

雨はチラホラとした降り方の、小雨になっていた。

そして今宵の宿【野沢温泉ホテル】と歩く・・・Siriの道案内で(今度は大丈夫かぁいSiri~

ふたり旅~善光寺・野沢温泉(6)へ続く・・・

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ふたり旅~善光寺・野沢温泉(4)

2022年09月15日 | 旅行

東山魁夷館内から/(9月8日iPhone写)

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ふたり旅~善光寺・野沢温泉(3) - 気がつけば思い出Ⅱ

山門・本堂・蓮池/(iPhone写)前の記事🔗ふたり旅~善光寺・野沢温泉(2)-気がつけば思い出Ⅱ善光寺仁王門/9月8日(iPhone写)前の記事🔗ふたり旅~善光寺・野沢温泉(1...

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が降り出し、急遽近くにある「東山魁夷館」へ行くことにしたふたり…

マップでは、すぐ近くなのが分かったが、iPhoneのSiriに案内を頼んだ。

彦神別神社の近くまで行ったがSiriには分からないらしい?ので神社から出てくる車を誘導している男性の人に聞いた。

彼は仕事中にもかかわらず、親切に教えてくれた。東山魁夷館は、何と美術館の中にあった。

地図では上の方角にみえるけれど、上は上でも階上だった。

以前友が訪れた後に、美術館はリニューアル(2021年)したらしい。

こんな近くでも右往左往の高齢者ふたり!やっぱり人に聞くのが一番なのか?もし人がいたらだけれど…。

東山魁夷館の外観(※外は雨で写せなかったのでHPよりお借りした)HP➡🔗https://nagano.art.museum/higashiyama_kaii_gallery

美術館から望む善光寺(※これもHPよりお借りした。晴れていたらこんな感じなのだろう)

観覧券は400円

当然館内は撮影禁止。

でも東山魁夷は昭和を代表する画家なので、その絵は多くの人が一度は目にしたことがあると思う。

やはり馬が描かれている絵が多かったが、初めて見る絵もたくさんあった。

でもみな共通して「青」「緑」「白」といった色使いで「静」『清」「神秘」などを感じさせる。

代表作やはじめてみた絵の絵葉書を数枚購入した。

≪白馬の森≫1972年

≪緑響く≫1982年

≪野の花≫「スケッチ」1969年

このような絵だったら家に飾れたらいいなと思う。そんな絵ばかりだった。

館内にはこんな風に座ってよい椅子が置いてあって、高齢者には助かる。座ってみた。

ふたりとも魁夷の絵を堪能し、しばし別世界へ・・・

が・・・外に出ると土砂降りの雨になっていた。

取り敢えずバス停に行ったけれど、あいにくまだ暫くバスは来ない。

お茶して止むのを待つ?でもいつ止むかが分からない。

するとタクシー乗り場から「おお~いこっちだよ~」的なタクシーが・・・運転手さんの呼び込み?

帰りに参道を歩いて下り、お土産屋さんなどを見ようと計画していたけれど、

雨の止むのを待っていたら飯山行きの電車に間に合いそうもなく、そのタクシーで長野駅まで戻ることにした。

いろいろと話をしてくれて、面白い運転手さんだった。

長野駅に着いたときに「同じ長野の松本城が素晴らしい」と…自分スマホを取り出し写真を見せてくれたのだが、それでワンメーター上がった。

友と私、顔を見合わせてしまったが、「わざとでないな…」とふたりとも思えるような憎めないキャラの運転手さんだった。

最後にちょっとドタバタだったけれど無事に長野駅に戻る(15:00)

 

「母さん…善光寺さんへお参りしてきたよ!」と心の内で母に報告!

コインロッカーから荷物を出し、今日の宿、野沢温泉へ向け長野駅から飯山駅へと・・・

ふたり旅~善光寺・野沢温泉⑤へ続く・・・

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ふたり旅~善光寺・野沢温泉(3)

2022年09月14日 | 旅行

山門・本堂・蓮池/(iPhone写)

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ふたり旅~善光寺・野沢温泉(2) - 気がつけば思い出Ⅱ

善光寺仁王門/9月8日(iPhone写)前の記事🔗ふたり旅~善光寺・野沢温泉(1)-気がつけば思い出Ⅱ善光寺山門(重要文化財)/9月8日(iPhone写)【善光寺】今から約1,400年...

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雨模様になってきたので、仲見世通りを山門へと真っ直ぐ歩く。

山門

この山門の額(三畳)には鳩が5羽いて、鳩字の額と言われている。※YouTube/はぴねすチャンネル

「牛にひかれて善光寺」の・・・牛も隠れているらしい。

よく見ると善という字の下の部分が何となく牛にみえる。(青線で囲ってみた)

二階の外側にある回廊は一般公開されていて(9月30日まで)本堂側の景色も上から見ることができ、

この額もまじかで見られるということだったが、雨模様なので先を急ぐことにした。

山門を潜るといよいよ本堂です。

本堂はどお~んと構え、威風堂々という感じを受けた。

高さ30メートル 間口24メートル 奥行き54メートル(東大寺の大仏殿、三十三間堂に続いて国内3番目)

御本尊は【一光三尊阿弥陀如来像(秘仏)】

インドから百済(朝鮮)にお渡りになり(552年)百済から日本へと伝えられた日本最古の仏像と言われております。

しかし、当時の廃仏派の物部氏によって難波の堀江と打ち捨てられてしまいました。

その後本田善光(ほんだよしみつ)公が信濃の国飯田へお連れし、お祀りされ(602年)

後に皇極天皇の命で現在の地に遷座されました。(642年)(飯田の善光寺は現在【元善光寺】として残る)

本田善光公の善光から善光寺と名付けられました。※『善光寺縁起』善光寺HPより要約

 大香炉

六地蔵

仏教の教えの「六道」とは(餓鬼界・地獄界・修羅界・畜生界・天界・人界)

六地蔵はそれぞれの役割で今生の滅後に六道へ人々を導き、迷っている人や苦しんでいる人を救済してくれるということで、
ひとつひとつ座り方や手に持っているものが微妙に違っている。

回向柱(えこうばしら)(高さ10メートル)

触るとご利益があると言われている回向柱ですが、何か所か置いてあった消毒薬にてシュッシュしてそっと触ってきました。

コロナ禍でこのようなところも、不思議な光景となっているのが残念。

御開帳の時にはここから本堂の阿弥陀如来さまへ糸で繋がっていたらしい。

本堂内は撮影禁止なので写真は撮れないので、しっかりとお参りをして、その後周辺を散策することにした。

大勧進

天台宗大本山で善光寺25ヶ所の本坊であり、大勧進住職(貫主)は善光寺の住職も兼ねております。
善光寺を守りお血脈を受け継ぐ寺※大勧進HP

蓮池

ちらほらと蓮の花が残っていた。

大輪でとても美しい蓮の花

経蔵(きょうぞう)(輪廻塔)

日本忠霊殿(善光寺資料館)三重塔

本堂の左手奥に見えた。

この辺でポツリポツリと雨が降り出した。

友が、すぐ近くに前に訪れたことのある美術館【東山魁夷館】があるというので、

屋内なので雨宿りにもなるかもしれないと・・・急いで寄ってみることにした。

ふたり旅④に続く・・・

 

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