気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり俳句の道(31)~【蜂】

2024年06月10日 | そろりとろり俳句の道

※背景(そぅちゃん/写真AC)

『俳句生活~よ句もわる句も~』は「通販生活」の俳句投稿コーナーで、選者は夏井いつき先生です。

入選句は(天・地/人/佳作)に分かれています。

4月の兼題:【蜂】:春の季語(動物)

傍題➜蜜蜂・熊蜂・穴鉢・土鉢・足長蜂・女王蜂・働蜂・蜂の巣・蜂の子

※俳句歳時記

世界に約十万種いるといわれて、そのうち日本でよく見かけるのは、蜜蜂・足長蜂・熊蜂・雀蜂などである。

腹部の根元がくびれて細く、大部分は二対の羽を持ち、腹端にある毒針で敵や獲物を刺す。

例句:【しづかにも大木の幹蜂離れ/山口誓子】

     

妹の句:【紫の花に埋もれた熊蜂の尻】佳作入選

※背景Sweet Cafeさん/写真AC

私の句:【ほのぼのとまあるい姿態くまん蜂】佳作入選見出し

     

俳句では花と言えば「桜」ですが、桜でない他の花でも季語になっているものも多いので、

「蜂」と言えば花を取り合わせたいところですが、季重なりにならないかと考えるとそれも使えず、蜂という季語もなかなか難しい類でした。

くまん蜂は真っ黒く大きいけれど、温厚な性格でめったに刺さないため、確かにブーンという羽音も大きいですが、近くでよく観察できる蜂です。

私の認識では「あぁ~くまん蜂かぁ」という程度で、追いも逃げもしません。

今回は妹と、「蜂」の傍題「熊蜂」で詠みが重なりました。

     

次の兼題は【短夜】時候三夏/締め切り6月30日、発表8月10日です。

今年一番の短夜は6月21日(二十四節気)だそうです。(逆に言うと最も昼の時間が長い日)

【短夜】を詠った母の句があります。

🔗以前のブログ

短夜をお題にした母の句~二句 - 気がつけば思い出Ⅱ

短夜をお題にした母の句~二句 - 気がつけば思い出Ⅱ

季語は夏。夏の夜は短い。その短さは、はかなさと重ねて惜しむ気持ちとして詠われることが多い。母の句には母(私の祖母)を詠った句が多い。そのなかに短夜(短か夜)をお...

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母のような句はなかなかできないかもしれませんが、頑張りましょう!


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