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気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり俳句の道~47【雪催/ゆきもよひ)

2025年02月10日 | そろりとろり俳句の道

『俳句生活~よ句もわる句も~』は「通販生活」の俳句投稿コーナーで、選者は夏井いつき先生です。

入選句は(天・地/人/佳作)に分かれています。

12月の兼題【雪催(ゆきもよひ)】

※俳句歳時記

時候/三冬 分類/天文

傍題:雪気・雪雲・雪曇・雪模様・雪暗・雪意

雲が重く垂れ込め、今にも雪が降ってきそうな空模様のことをいう。

🔶「雪催ふ」と動詞化するのは避けたい。

例句:【手の中に小さき手のある雪催/辻 美奈子】

     

 妹の句:【雪雲や抜歯の綿を噛みしめる】人/入選見出し

【雪雲(ゆきぐも)】雪催の傍題➜雪を降らせそうな鉛色の雲

例句:【京まではまだ半空や雪の雲/芭蕉「笈の小文」】

 私の句:【妹の生まれ日のごと雪催い】佳作/入選

※背景/photolibrary

妹の生まれた日は今にも雪が降りそうな日でした。

小学1年生だったころのその日の記憶を句にしてみました。

母は自宅でのお産でした。

家の庭にはまだつるべ井戸があって、その近くでほぼ一日中ひとり遊びをしていました。

弟は叔母の家に預けられていたようです。

とても心細かったのか、その日のことは今でも覚えています。

AIで当時の状況を生成してみました。※Microsoft AIジェネレーター

俳句の文言をそのまま違わず生成したもの。(前回日記ブログに記載済み)

クリスマスのような雪の日を背景に、可愛い姉妹が生成されました。

今回は少し状況をいれた文言に変えてみました。( ´∀` )

雪の降りそうな日ではなく(?)つるべ井戸でもない小さな池(?)落ちそう・・・です。(笑ッ)

でも7歳の可愛い(?)女の子が外でひとり、心配している様子で池(井戸?)を覗いているところなどは一緒かなぁ~なんて思いました。

背景は微妙だけれど、こんな感じでした。

それにしても、俳句を始めてかれこれ数年経ったけれど、いまだに思うように詠めず(佳作)の域を出れず(人)になれない私!

多分私は、語彙力不足とか、森羅万象に注意力が散漫とか、何かが欠けているのかもしれません。

添削の先生から「舌頭千転という言葉があります。いろいろと試してみましょう」とのコメントがありました。

【舌頭千転】私はこの言葉を知らなかったので、調べてみました。

「ぜっとうせんてん」と読み、意味は「俳句を完成させるには、何度も何度も口に出して言ってみなさい」という松尾芭蕉俳聖の言葉らしいです。

やっぱり、本気度が足りないということでしょうか。

趣味なので楽しまなくてはとも思っているけれど、やはり上手く詠めると嬉しいのも確かです!

もう少し本気を出さねばと思いました。

2月の兼題は【春泥(しゅんでい)】時候/三春 分類/地理

締め切り2月28日 発表4月10日です。

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