今年も、夫婦ふたり旅に行ってきました。
発案者は夫で、期間は19日(日)~23日(木)の4泊5日間、山形・秋田・青森を訪れました。
目的は私の意見も含め(➊鳥海山を見ること❷日本海に沈む夕日を見ること❸五能線に乗ること)で、交通手段や宿の手配はすべて夫に任せました。
天気に阻まれ、結果として❸しか叶いませんでしたが、➊と❷は来年、「再挑戦として再び訪れる」と夫は言っています。
《5月19日》時々
1日目は山形駅から比較的近くだというので、山寺に行くことにしました。
【山寺】は正式には東北の霊場/天台宗宝珠山(ほうじゅざん)立石寺(りっしゃくじ)という、俳聖松尾芭蕉が【閑さや岩にしみ入る蝉の声】と詠った寺です。
東京駅発/つばさ131号(9:24)➜
東京駅で「3色の新幹線!」と思わず、にわか撮り鉄になりました。
山形着(11:46)
とりあえず駅中で昼食を摂りました。
月見うどんを食べましたが、とても美味しかったです。(おいしい山形!納得しました)
食後、(仙山線)に乗り山寺まで移動!
山形発12:53
山寺着13:10
山寺駅から徒歩で山寺に向かいました。
10分ほど歩くと橋があります。
目的地は橋から見えるGOALの五大堂(〇の部分)
齢70歳半ばの二人は「果たして登れるのか?」と不安になるような高さでしたが、とりあえず行ける所まで行くことにしました。
その橋を渡り右方向へ、さらに10分程歩きました。
歩く途中、念仏堂への階段がありました。
もう一つ日枝神社に行く階段もありましたが、START地点、根本中道の階段まで歩きました。
登山口(山寺の入口)
根本中堂
根本中堂から、今度は左方向へ歩きます。
清和天皇の御宝塔
芭蕉と曽良の像
万物供養阿弥陀如来
ここが登山口で、本格的な上りはここからでした。
正直ここまでにしようか?芭蕉と曽良の像も見たし…でもせみ塚も見たいし…などど迷ったけれど、登ることにしました。
夫は少々不服そうでしたが、でも私が登るなら「登る!」と言って先に歩きだしました。
お地蔵さんがあちこちに居ます。
この様な階段が続いていました。(以前はこの手すりも無かったようです)
仁王門
この綺麗なモミジは【ノムラモミジ】といって春の新芽から葉が紅いそうです…ツアーのガイドさんがツアー客に説明していました。
せみ塚(芭蕉が【閑さや岩にしみ入る蝉の声】詠んだとされる場所)
山頂売店(登山口から840余段、奥の院まで160余段の立て札)
山頂売店で冊子を買いました。
ポストがありました。
1日1回の集配があるそうです。ということは、郵便屋さんは毎日上り下りでしょうか?
最上義光公御霊屋
奥の院(とうとう1015段、登ってきました!膝が笑っていました)
奥の院からの眺望
奥の院から見た開山堂と五大堂(〇印)
奥の院から一度下って写真右手の階段を上り開山堂へ、そこから左手の岩の後ろをぐるっと回ると五大堂へ到達!
(ちなみに夫は高所恐怖症だと言って、開山堂で待つことになりました)
五大堂からの眺望
五大堂は舞台造りになっています。
左側に見える小さな祠が盤司祠(元々この土地の狩人であり、慈覚大師円仁に土地を譲渡した盤司盤三郎を祀る祠)
登ったなら、下らなくてはいけない…下山してきました。(でも流石に下りは上りより楽でした)
下山口
抜苦門
抜苦門(ばっくもん)は3ヶ所(長命祈願・福徳祈願・出世祈願)に分かれていました。
出世祈願はもう無い!もし苦しんでいて長命というのも嫌だ!…なのでやはり福徳祈願ということで、二人とも、真ん中をくぐりました。
橋のところまで戻り、喉が渇いていたのでソフトクリーム(ラフランス味)を食べました。
流石果物の宝庫山形です。とても美味しかったです。
山寺発15:51➜山形着16:17(仙山線)
山形駅に戻ったとき駅から遠くに薄っすらと見えた山は、月山でしょうか?わかりません!
その日の宿はルートイン山形で、チェックインした後、再び駅に戻り、米沢牛の案山子で夕食を摂りました。
美味しい山形、ここでも実感しました。
また、その時お店に飾ってあった絵が素敵でした。
山寺の秋の風景
秋も絶景なのでしょう!
でも、もう一度登れるかというと「不明」ですが・・・
二日目(20日)は雨だったので、レンタカーを借り、酒田の舞子茶屋(竹久夢二美術館)と本間美術館、山居倉庫などを巡りました。
(二日目・山形)~白糸の滝・・・へ続きます。