【何ごとも耳に入らず猫の恋】
※俳句歳時記
【猫の恋】春(動物)の季語
発情期に入った雄猫は夜昼となく雌猫を恋い、さまよう。
数匹が争いわめきたてたり、鳴き声を立てて恋情を訴える。
例句:【おそろしや石垣崩す猫の恋/正岡子規】
カレンダーも3枚目に入った。
いつもながら早い!
少し前から、猫の唸り声をあちこちで耳にする。
わが家の庭でも猫の睨み合いが…これは縄張り争いか?はたまた雌猫の争奪戦か?
「春ですねぇ~」などと思ったりするが、まだ肌寒い季節。
そおっと近寄って写真を撮ったけれど、二匹とも逃げる気配はしない。
手前の猫は「豆太」という名の地域猫で、どうやら我が家を陣地と思っている。
「豆ちゃん、うるさいよ!」と言うが、それでも見向きもしない。
ちなみに【猫の恋】が季語になっているのには、正岡子規や小林一茶などといった俳人に猫好きが多かったということもあるようです。
【寝て起て大欠(おおあくび)して猫の恋/小林一茶】
「慎ましやか」を良しとする人間には、自由奔放の猫に一種の羨ましさを感じるのかもしれません。