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気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

俳句🖊42~蝉時雨

2023年07月31日 | 喜代の俳句

【息子らの生まれ日いつも蝉時雨】

※俳句歳時記

季語:【蝉時雨】夏(動物)

【蝉】の傍題で、蝉の降るような声を蝉時雨(せみしぐれ)という。

例句【蝉時雨校門閉めてありにけり/小笠原和男】

     

昨日は長男の誕生日だった。

ママがケーキを買ってきて、、家族6人での夕食。

ローストビーフなどのお料理が並ぶ食卓。

グランマ(ママのお母さんで、孫達にとっては母方の祖母)がパーティー料理は上手なのでママも上手だ。

「ところで47歳だっけ?」と、私が息子に言ったところ、「48歳ですよ!」とママ。

あちゃ~😵息子の歳もわからなくなったか私は~

そう言えば昨日はもう一つの、あちゃ~😵があった…

昨日は午後1時半からお寺での「施餓鬼供養(4年ぶり)」があったので、夫と車でお寺に行った。

1時間ほどのお経の後、いつもなら檀家さん達の会食があるのだけれど、「まだコロナが心配なのでお弁当にしました」

・・・ということで、お弁当と塔婆を頂いてお墓(横浜市営墓地)に向かった。

時間は2時半…照りつける太陽、たぶん外は40度近い気温、

「何で、この時間にお弁当?お弁当は大丈夫なのか?」と私の頭の中はお弁当のことでいっぱい。

そこで、お茶屋さんにお弁当を預かってもらうことにした。(この墓地には管理をしてくれるお茶屋さん制度がある)

お弁当を預け、お花とお線香をもらい、お墓について、塔婆を車中に置き忘れたのに気が付いた・・・

坂の上り下りがあるお茶屋さんの駐車場まで取りに戻った夫は、暑さと私の失態に不機嫌!

でもどうにかお墓参りを無事?済ませ、預かって貰ってあったお弁当を受け取り、帰ろうとした時、お茶屋さんに呼び止められた。

なんと、今度はお花とお線香代を払うのを忘れていたのだった。

あちゃ~😵これって食い逃げならぬ?何逃げ…

暑さのせいか🥵?それとも、やはりボケてきてるのか!私って…

     

息子はふたりとも暑い夏🌞に生まれた。

どちらの時も、蝉は競って鳴いていた・・・

蝉時雨は煩いけれど、時には何故か懐かしい日も思い出させてくれる・・・。

田舎の夏の日も、祖父母、父母、もう会えない人達の居た日々も・・・。

もう明日は8月!

庭の百日紅(2023/7/31)iPhone写

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俳句🖊41~花は葉に

2023年05月08日 | 喜代の俳句

お隣の枝垂れ桜の木(iPhone写)2023/5/8

【連休や明けは雨降り花は葉に】

季語:【葉桜】夏(植物)/ 傍題【花は葉に】

※俳句歳時記

桜は花が散ると葉が出始め、五月には美しい緑が広がり、空を覆うようになる。

日の光に透けた葉桜はことに美しい。

🔶桜の葉ではなく、青々と葉をつけた桜の木の意。

その頃の明るさや風の心地よさも連想させる。

例句【葉桜の雨しづかなり豊なり/九鬼あきゑ

お隣さんの枝垂れ桜が満開の頃(2023/3/23)iPhone写

毎年、間近にこの美しい桜を見ることができるのでいつも「得だなぁ~」と思っています。

ただ見るだけなので得?…

     

長い連休(ゴールデンウィーク)も終わりました。

俳句では【ゴールデンウイーク】は和製英語で、晩春の季語。

子季語には【黄金週間】があり、「連休」は年中あるので連休とした場合は季語を入れた方が良いとのことです。

ちなみに手持ちの俳句歳時記には、ゴールデンウイークは記載されていませんでした。

私は退職している身なので、自分には影響ないかと思いきやそうでもなく、家族全員が家に居るので普段より忙しいという主婦あるある!でした。

お天気は、前半はまあまあでしたが、後半は風がとても強かったり、昨日は一日中雨が降りました。

5月3日の泳いでいない鯉のぼり🎏

子供の日(5日)は風が強くて🎏泳ぎ過ぎで、ベランダに絡んだりして上手く写せませんでした。

ホームセンターでお花を少し買ってきて玄関の花の植え替えをしました。

相変わらず、統一性の取れていない買い方です!

植えた直後

ずっと咲き続けていたビオラとパンジーは切り戻し後、表庭へ移動

今日からまた、家族みんなの通常生活が始まりました。

三人が雨のなか職場へ、学校へと出かけて行きました。

季節の移り変わり…月日の流れ…ほんとうに早いです。

日差しのある日はもう初夏を思わせます。

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俳句🖊40~花林檎

2023年04月13日 | 喜代の俳句

七十路(ななそじ)を旅に誘ふや花林檎

季語:【林檎の花】(春/植物)子季語・花林檎 林檎(秋の季語)

※俳句歳時記

林檎は春、五弁の花をつける。蕾は紅色だが、開くと薄赤く見える。

北海道・青森・長野など寒冷地を中心に栽培されている。

🔶花の盛りは四月~五月で、そのころの林檎畑は壮観である。

例句【みちのくの山たゝなはる花林檎/山口青邨】※たたなはる(畳なはる)重なり合って連なる。

     

隣家の塀越しに林檎の花を見つけました。👀

聞くと、林檎の木が欲しくて5年前に購入したもので、今年はじめて花をつけたらしいのです。

庭の奥にあったものを、塀越しに行き過ぎる人にも見えるように運んできたらしく、大きな鉢植えでした。

     

「句意」

清楚で美しく、そして凛として咲く林檎の花!は初々しく…そして後に実をつけます。🍏🍎

もう70歳を過ぎた私には…とても眩しく見えました。

そして思い出した歌【村下孝蔵/踊り子】YouTube/夕暮れニャンコさんからお借りしました。

何処か行きたい~林檎の花の咲いている~暖かい所なら何処へでも行く~

村下さんの声っていつ聞いても澄んでいて、まるで林檎の花のようです。

でも…林檎の花の咲いているところって…寒いのではないかと思う私なのですが…

 

…ということで、5月末に「青森行き」が決定しました。

今度は七十路(ななそじ)夫婦のふたり旅です。

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俳句🖊39~花の雨

2023年03月26日 | 喜代の俳句

花の雨走る電車もさくら色

季語:花の雨【花】の傍題(春/植物)

※俳句歳時記

【花】の傍題:花盛り・花灯り・花影・花朧・花の雨・花の山・花の昼・花の雲・花便り・花の宿・花月夜・花盗人

花といえば平安時代以降、桜の花をさすのが一般的である。『古今集』の

<久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ 紀友則>の花は桜。

「花の雨」は桜のころの雨、「花の曇」は桜が爛漫と咲き雲がたなびくように見えるさまをいう。

     

今日はせっかく桜が満開になっているのに、雨が降っています。

この地域では、大岡川に沿った恒例の桜まつりが行われていますが、あいにくの雨です。

そして孫が中学校の部活(美術部)で最後に作成した大きな灯ろうが飾られているようなので、とても残念です。

 

きのうは、ママがイレギュラー出勤だったので、急遽夕餉の支度をすることになり、雨の中を食材の買い出しに行きました。

京浜急行沿いのスーパーへと歩いていると、ちょうど電車が通り...

しとしとと降る春雨の中、沿線に満開の桜が咲いていて、それが京浜急行の赤い色とコラボレーション!

一瞬、走り去る赤い電車がさくら色に見えました。

まるで電車に燥ぐ子供のようだけれど、ちょっと嬉しい気分になりました。

そこで「花の雨」という季語で、詠んでみました。

それにしても、花(さくら)の季語は沢山あるのでびっくりしました!

ちなみに「さくら色」は「桜の花のような色」なので、季語ではないようです。

詠んだ後で「季語重なりなのか?」と思い、調べてみました。

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俳句🖊38~ひなあられ

2023年03月06日 | 喜代の俳句

【ひなあられ食べ尽くしたり男の子】

季語:ひなあられ(雛あられ)春(行事)【雛祭(ひなまつり)】の傍題(ひな人形・雛・雛飾る・・・などの多くの傍題があります)

※俳句歳時記

3月3日に女児の息災を祈って行われる行事で、古くは桃の節句、雛遊びなどといった。

桃の節供はもとは五節句(人日(じんじつ)=一月七日、上巳(じょうし)=三月三日、端午=五月五日、七夕=七月七日、重陽=九月九日)の一つ。

雛に桃の花を飾り、白酒・菱餅・あられなどを供えて祝う。

人形(ひとがた)で体の穢れ(けがれ)を祓い川に流した上巳(じょうし)の日の祓の行事に、雛遊びの風習が習合したもので、

江戸時代から紙雛にかわって内裏雛が多く作られるようになり、豪華な段飾りへと発展した。

     

これは去年詠んだ句で、添削して頂いた句のなかで予想外に直しのなかった句です。

作品の背景:姉の節句に飾られたあられを全部食べてしまった弟

先生の添削:あらあらあらと驚きの声が聞こえてくる句です。

この弟の年齢が気になります。

男の子というところが面白く俳味(はいみ)があります。

飾るとまた食べてしまうかもしれませんね。

     

自分ではあまり考えないで作った句で、背景のとおりで、みたまま、思いついたままだったので添削がなかったのが予想外でした。

あまり推敲をしてしまうと、最初に思いついたことの流れのようなものが無くなってしまうのかもしれません。

添削は無かったけれど勉強になった句でした。

桃の節句も終わってしまいました。

もうじきお彼岸です。

今朝、いつも見ているテレビ朝日の「依田さんのお天気コーナー」は「行田八幡神社の花手水前」からの中継でした。

【ふるさとの思ひ膨らむ春来る】 喜代

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