その時、せめてできること
東北関東地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
以下の文は3月11日投稿の記事のコピーです。間違えないで下さい。
赤い文字にして目立たせるようにはしているものの、
あわてて書いたので、期日の表記を間違っている。
3月11日午後3時40分ごろ いつものようにメール確認やフルスの記事の検索のためにパソコンをつけた。
ところが画面のニュース速報で地震発生の記事がでていた。地震発生1時間後ぐらいだ。確認のため何気なくテレビをつけたら、名取川付近を襲う津波の空中からの実況中継が目に飛び込んできた。まさに現在進行形の実況だ。
茫然として見ていたが、何度か行ったことのあるこの地域。 家を、車を、飲み込みながら押し寄せる津波。この地震は今までにない大地震だということが直感できた。
そんなことは何も知らないかのように通行する車………。私もこの道路をレンタカーで通ったことがある。運転手はおそらく何も知らないのだろう。私は彼に対して教えることも助けることも出来ない。私はもどかしさでいっぱいだった………。
しかし、何でもいいから、今できることをしたいと思った。親戚知人がいるならとにかく電話をしただろうが、この地域にはいない。
それで、思いついたのが、このブログに何かのメッセージを書くということだ。そして、急きょ記事を書いた。それが上の記事だ。
こんなのが役に立つかどうかはわからないが、もしも、もしも、この地域で津波が襲ってきていることを知らないでパソコンに向かっている人がいて、その中で、この記事を見た人がいたら、窓を開けて外の様子を見たであろうし、そうでなくて違う地域の人が見て、驚いてこの地域の知人に電話で知らせたかもしれない。それは万分の一にもならない確率だったろうが、とにかく、何もすることができない私がせめてもできる唯一の方法だったと思う。
そのメッセージを発信することができたのは16時ちょっと過ぎで、まだ津波がどんどん登っている最中だった。
それは直接的にはほとんど効果はなかったとは思われるがその時せめてできることはそのくらいだったのだ。最近のインターネット検索は結構速い。その日のうちに、「名取川」「津波」などで、私のブログにアクセスしていただいた方があるので、この情報発信の効果は全くのゼロではなかったということだ。
その後も、何とか、災害復旧あるいは被災された方々に役に立つ支援が出来ないのかを考えている。できればフルスの活動で………。