立川湯屋敷梅の湯 若旦那のフロント日記

コミック12,000冊!スーパーマニアック銭湯の裏事情!

「全国浴場新聞」コラム「銀輪躍動」2019年11月 「台風19号」

2020-04-17 23:00:00 | 銭湯

猛威を振るう新型コロナウイルス・・・しかし、半年前は台風に苦しんでいたんですよね・・・思えば、あの時は朝起きると、台風被害にあった地域、店舗のことを考えていた・・・それが今は、起きるとよぎるのはロックダウンという言葉・・・中小企業に融資する融資するとは言われている・・・でも、融資っていうのはつまりは借金だから・・・すでに借金をしている者にとっては、さらに借りることが果たして本当に延命につながるのかすらわからないという側面がある(涙)

公衆浴場は生活衛生業でありますから、その本部でお仕事をしている若旦那は生活衛生業の他の業種の皆さんとも交流がある・・・つまり、ホテルや旅館、クリーニングや映画館、そして何より飲食店の皆さんです・・・今はお会いする機会は減っていますし、声をお聞きしても、良い話は一切出てこないわけだけど・・・「明けない夜はない」・・・あの台風被害で大きな被害を受けた銭湯も半年たって、つい先月、復活を果たしりしている・・・この災害にも似た事態からも、きっと復活できる・・・・耐えて、耐えて、耐えて、また一緒に笑いあいたい!

 

 

11月 「台風19号」

 

「まさかこれほどまでとは」

台風19号は予測をさらに超えた、誰も想像すらしなかったほど大きな被害をあたえながら日本列島を駆け抜けた。

全国の浴場から被害の報告があがっている、当該浴場の方にしたら今もなお、大変なご心労が続いているであろうと推察される、心よりお見舞いを申し上げます。

今回はかつてないスーパー台風だったということだが、海水温の上昇がその一因であるならば、このような台風は今後めったに来ないとは到底言い切れない、だとすれば、我々のような建物ありきの商売は今一度、有事の際の保険を見直しておく必要があるだろう。

火災保険で補償されるといっても、契約内容は様々、風害・水害はもとより、建物・家財、自分の加入している保険が営業再開までの後押しをしてくれているかどうか、これを機会に見直してみるといいかもしれない。

災害は人の作った境界線を守ったりはしない、今回も、水害のあった神奈川県において、無料入浴が実施されたが、隣接する東京都の浴場に訪れる被災者の方も少なからずいらしたようだ。

「お風呂に入りたいです」今朝も被災者の言葉がテレビから流れた、思わず体に力が入った、組合は今後、災害時、行政を超えて対応できる仕組みづくりをしていかなければならないし、各店舗においても自分のできることを普段から考えておかなければならないだろう。

 

スーパーマニアック銭湯 立川湯屋敷 梅の湯


最新の画像もっと見る