「たましんRISURUホール」にて今年度の立川市の成人式「成人を祝うつどい」が行われまして、日頃、市の教育現場の端っこでお手伝いをさせていただいている若旦那も来賓として出席をしてまいりましたので、軽くご報告!^^
立川市では1847人、全国では121万人が成人式を迎えたということですが、やはり多いという印象はないですよね、ヤバイぞ少子化!!・・・ちなみに立川市においては、新成人の割合は1.03%ということです。さて今日はいったい、どれくらいの成人がこの会場に足を運んでくれているのでしょうか^^
12時ちょうど、「立川市吹奏楽団」の皆さんの「スターウォーズのテーマ」の演奏で記念式典がはじまります。
今回の式典も実行委員として知り合いが多数参加していますし、実は副実行委員長とは定期的に飲みに行く間柄ということで、若旦那としては楽しみの多い式なんですねぇ^^
壇上には地元「国立音楽大学」の大学院生でもあります、オペラ歌手の「三浦梓」さん・・・国歌斉唱ののち、お祝いの歌としてアンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓十五の君へ~」を歌っていただきます、一瞬、なぜ二十歳の人たちに?と思いましたけど、美しい声で流れるその歌詞・・・おいおい、今日という日にピッタリじゃないの?
♪ 今 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうなときは 自分の声を信じ歩けばいいの ・・・ ♪
泣いちゃいそう・・・
主催者代表として市長からの励ましの言葉があり、来賓代表として市議会議長からのお祝いの言葉があり、最後の言葉は新成人代表による言葉・・・
「悩みが多いということは、選べる未来が多いということ・・・」そんな素敵な言葉が耳に残った
式典のあとは、ダンスや和太鼓、恩師からのビデオメッセージなど記念アトラクションの時間・・・素晴らしい式で、あっという間の1時間半でした・・・実行委員の皆さんもほっとしてるんじゃないかなぁ^^
若旦那は本日も店をあけないとならないので、急いで家路に着く・・帰り道、ふと考える・・・
人は本当にところ、いつから大人になるのだろう いくつで大人になるのだろう・・・自分自身は・・・
15の時、中学生だった俺は口うるさい大人たちにイラだってた
「俺はもう大人なのに子ども扱いしやがって」・・・あの頃の俺は間違いなく子供だった
高校にあがった俺はできないこと、やってはいけないことの多さに憤っていた
「俺はもう大人なんだからなんでもできるはずなのに」・・・あの頃の俺も間違いなく子供だった
大学にあがって、20歳を迎えて、社会からの制約や親からの束縛は極端に少なくなった
「俺はもう大人になったんだな、やっと自由になったんだ!」・・・あの頃の俺も実は大人ではなかった
社会に出て、会社員になって、ネクタイをしめて、電車に揺られて
「俺はもうすっかり大人すぎる大人になった、逆に不自由だ!」・・・あの頃の俺ですら実はまだ大人ではなかった
家に戻り、家業を継いで、金銭的にも肉体的にもキツい時期を過ごした、いろいろな人に助けられ、教えられ
「ああ、俺はいまだ、大人になり切れてない甘ちゃんだ」・・・今思えば、自分が大人じゃないことを受け入れたとき、俺は大人になったのかもしれない
今度、是非、まわりの皆にも聞いてみよう・・・「キミはいつから大人になった?^^」