新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

2月を見てりゃ来年のワクチン需要わかる(米Kalorama)

2011-01-29 08:08:39 | インフルエンザ:基礎知識/新知見

ヘルスケアアナリストKarolamaの分析。

来月、2月のインフルエンザ流行状況が、来季ワクチン需要動向を占うカギになると。

  • 現在のインフル状況は昨シーズンより若干下回るが予断をゆるさない。
  • 来月、2月の動向が要注目。これにより、来季のインフルワクチン利用動向がある程度読めてくる。
  • 09年のマーケットは221億ドル。
  • 米CDCによれば、インフルシーズンは10月に始まるもののピークは1月2月で、特に2月が半分近くをしめる。(2月47%、1月20%、12月15%)。

2月がインフルシーズンのピークだから、この月に人々が「ヒドイ目に遭った!」と感じれば「ちゃんとワクチン打たなくちゃ」と考えて需要が伸びる。でも「大したことないやん」と思ったら、ワクチン打つ人減ってしまう。

ごくリーズナブルな分析ですね。これは米国の話ですが、日本でもそのまま応用可能な話。来月はどうなるんでしょう。

ソースは1月25日付market wire↓
http://www.marketwire.com/press-release/February-Tell-Tale-Month-for-Flu-Season-Kalorama-1385378.htm

February "Tell-Tale Month" for Flu Season: Kalorama

その元ソース(Kalorama)↓
http://www.kaloramainformation.com/Vaccines-Key-Players-2684026/

Vaccines 2010: World Market Analysis, Key Players, and Critical Trends in a Fast-Changing Industry

 

 

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