新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

照会・お便りetcはこちらへどうぞ
opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

新型インフルワクチン回収騒動(カナダ・アナフラキシー急増)

2009-11-21 09:54:02 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

カナダでワクチン(グラクソ)回収騒動。

マニトバ州での新型インフルエンザワクチン接種者から、アナフィラキシーショック(重篤なアレルギー反応。今回は犠牲者発生していないが、生命の危険ともなうことも)が通常の5倍程度発生しているのを受け、あるバッジ(製造ナンバー)のワクチンを回収する騒ぎになっています。

  • グラクソ社は、10月に出荷した一部を引き揚げ。これは予防的処置であり原因調査中と発表。
  • マニトバ州ではアナフィラキシーショックが、2万回に1回発生しており、これは、通常(10万回に1回)に比べて高率。
  • アルバータ州では、アナフィラキシーショック急増は見ていないが、ワクチン引き揚げは実施。

ソースは11月19日付CBC↓
http://www.cbc.ca/health/story/2009/11/19/man-cp-flu-vaccine-hold.html

Batch of H1N1 vaccine pulled

Manitoba notices spike in severe allergic reactions

アナフィラキシーショックについては↓参照
http://www.anaphylaxis.jp/forum/anaphylaxis.html

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウクライナのコメント(J-cast) | トップ | WHO、ウクライナ突然変異を否定 »
最新の画像もっと見る

インフルエンザ:海外の動き/海外発生」カテゴリの最新記事