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新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

エジプトの鳥フルエンザは複数系統?

2009-04-19 22:33:15 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

エジプトの鳥インフルエンザ ヒト感染(英語報道に載るもの)、軽症例が続いていたのに反し、ここのところ重症化例が相次いでいます。系統がいろいろあるのでは?とのコメント。

  • 先日まで続いていたのは、幼児中心でいずれも軽症だった。
  • しかし、最近の25歳女性、33女性、6歳男児は重症化している。 また、タミフル投与開始が遅れている。
  • エジプトでは、通常、病鳥との接触が確認されればH5N1確認前からタミフル投与が開始される。だからこれら最近の3例では病鳥との接触が否定されているのではないか。
  • 先日までの幼児中心、軽症例は2007年のQenaクラスターと関連していると思われるが、ここ最近の重症例は様相が異なり、異なる系統なのかもしれない。2009年の系統分析が待たれる。

ソースは4月15日付recombinomics↓
http://www.recombinomics.com/News/04150902/H5N1_Qena_Pandemic.html
H5N1 Confirmed Qena Cluster Raises Pandemic Concerns
Recombinomics Commentary 13:01
April 15, 2009

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