第5波でヒト感染数がポンと跳ね上がって世界中を緊張させている鳥インフルエンザH7N9. とりあえず「第5波今のところは」ヒトーヒト感染のリスクはあがっていないようだという報告。
第1波から第5波までの合計40クラスタを分析。そのなかの、ヒトーヒト感染が疑われる率はいくらか。1524例中、40クラスタ84例から分析すると、35%がprobable、65%がpossible. そしてこれは、5つの波で有意差がなかったと。Among the 40 clusters for all 5 epidemics, they classified 14 (35%) as probable and 26 (65%) as possible human-to-human transmission. “The proportion of clusters with probable human-to-human transmission only did not differ significantly by epidemic,” the authors note.
第5波の増加は、中国全土で鳥ーヒト感染が増えていることによるのでしょう(probably reflects an increase in sporadic poultry-to-human H7N9 virus transmission over a wide geographic area in China, )と結論。
だから安心せよとは(もちろん)ひとことも言っておらず、来るべき第6波に向けてがっつり監視してゆかねばならないと結んでいます。
例年春節に向けてがっつり増えてゆくH7N9ヒト感染、今季はどうなるか・・・
http://www.contagionlive.com/news/no-change-in-human-to-human-h7n9-transmission-risk-over-time