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新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

ジカウイルス感染症の要点@2016.9.13

2016-09-13 07:43:52 | ジカ熱/ジカウイルス感染症/Zika

ジカウイルス感染症の要点、いくつかのサイトから

Helen Blanswel氏のTw上やりとり、STATニュースまとめ

  • ジカウイルスワクチンは現在30種が開発中だが、実用化は何年も後
  • 現在アジアで流行しているのはアジア株で、米大陸で流行しているものとは異なり病原性は低い。
    先天性異常には結びつかないかもしれない(←管理人注:大文字でMAYと入れて逃げを打ってある。起こらない証拠があるわけではない)
  •  すべての蚊が媒介するわけではない。いまのところはネッタイシマカ。
    米国内のネッタイシマカやヒトスジシマカ分布はこちら(管理人注:一見パッと見、両者の分布域は似ているが、東海岸の中枢的な部分がヒトスジシマカonly。ネッタイシマカのみにとどまるか否かは大きい)
  • 妊婦以外の成人へのリスクはわずかだ。ギランバレー症候群の頻度は高くない。
    https://www.statnews.com/2016/09/09/zika-twitter-pbs-newshour/

今後、シンガポールジカの発生数はシンガポールのNEAと保健省合同発表になる。
そのURLは
http://www.nea.gov.sg/public-health/vector-control/overview/zika-clusters
現時点の数字は329例

アジアのジカウイルス、病原性が低く先天性異常の発生がない「だろう/かもしれない」予想が当たるとよいのですが・・・ 

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ジカウイルス感染症の経済的損失は20兆円相当!の試算byWSJ

2016-09-09 18:16:44 | ジカ熱/ジカウイルス感染症/Zika

シンガポールと並んで現在進行系でジカウイルス感染症の話題の中心になっているUSA。
今後、ジカウイルス感染症の経済的損失は ざっくり20兆円相当($200 billion)だとウォールストリートジャーナルが試算しています。

毎年米国内の出生数は約400万。そのうち約半数の200万が、ジカウイルス媒介可能な蚊の棲息域で生まれている(ヒトスジシマカも含めているのかな?)

このうちの3%が、今後3年間にジカウイルス感染症に感染すると仮定し、さらにその1%が小頭症と仮定で、今後、2万例の小頭症児が見込まれる。小頭症児を1人、一生支えるのにかかるコストが1000万ドル、約10億円相当。

したがって、米国内の小頭症リスクで見込まれるコストは2000億ドル(20兆円相当)

(注:ざっくりと、1ドル=100円で計算)

突っ込みどころはいっぱいありますから、「批判的読解」をしていたかければと思いますが、こういう数字もあるということで。米国の高額医療費を前提にした試算になります。

20兆円。きわめてざっくりですが、おおむね、北欧の国々の国家予算ぐらいという感じでしょうか。
http://10rank.blog.fc2.com/blog-entry-170.html

ソースはWSJ
http://www.wsj.com/articles/the-coming-trials-of-generation-zika-1473203849

The Coming Trials of Generation Zika

We may see an increase in the incidence of mental illness, Parkinson’s and dementia.


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ジカウイルス感染症をめぐる話題@2016.9.9

2016-09-09 09:28:12 | ジカ熱/ジカウイルス感染症/Zika

ジカウイルス感染症をめぐる記事がわっと出てる昨日今日です。

 


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ジカウイルス感染症はどんな場所に現れるのか。鳥の目で現場イメージを俯瞰してみた

2016-09-07 14:16:27 | ジカ熱/ジカウイルス感染症/Zika

シンガポール発のジカウイルス感染症。日本が関空麻疹で騒動のうち、フィリピンやマレーシアに国内感染の報告が続々です。

さて今回は、シンガポールでジカウイルスの感染者が発生しているのはどんなイメージのところなのか紹介します。
まさかマーライオンのど真ん前というわけはなく、シンガポール政府9/6日付発表では、17例増えたうち10例は Sims Drive/ Kallang Way/ Paya Lebar Way 地区の群と関連とあります。
https://www.moh.gov.sg/content/moh_web/home/pressRoom/pressRoomItemRelease/2016/joint-moh-nea-statment--6-september-2016-.html

ここに出てくる地名をグーグルアースにぶち込んでクリック、鳥の目で見てみましょう。

どれも似た感じですね。
集合住宅で密集して住んでいる隙間に、何がしかの緑を配して藪になっている。
必ずしも古タイヤが放置されるような空間(空地)は見られない。

シンガポールの媒介蚊対策といえば、市民動員のキャンペーンに、たまり水放置家庭への罰金、HPクリックで金券抽選といった飴と鞭でそれなりの効果を得てきましたが、この写真のように集合住宅が密集する地区では必ずしも手が回らない面があるようです。

また、市の中心部から離れた集合住宅地区といえば、多くの国々において、”ガラの良くない地区”にもなりがちです。そんな要素、媒介蚊対策より一般犯罪抑止に力がおかれるような点はあるのかないのか、金融街とスカイパークとマーライオンだけがシンガポールじゃないということです。

 



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想定どおりにアジア中に広域展開しつつあるシンガポールのジカウイルス感染症

2016-09-02 11:41:37 | ジカ熱/ジカウイルス感染症/Zika

前回論じたシンガポールにジカウイルス感染症が流行る意味について。「お約束」のように多国籍化が続々報じられてきています。

  • シンガポールのジカウイルス感染症発生はもはや特定2地区ではなく拡大していると首相が発表
    http://www.straitstimes.com/singapore/zika-outbreak-57-infected-are-foreigners-living-and-working-in-singapore
    Zika outbreak: 'We must assume that Zika is elsewhere in Singapore too', says PM Lee Hsien Loong
  • 感染者のうちちょうど半数57例は外国籍だった!報道
    なんとも象徴的な数字。感染者数115例の時点で、57例がシンガポール在住or出稼ぎの外国人。
    国籍は7か国におよび、中国大陸からは23例。インド15例、バングラ10例、マレーシア6例。
    https://kopitiambot.com/2016/09/01/zika-outbreak-57-infected-are-foreigners-living-and-working-in-singapore/
    Zika outbreak: 57 infected are foreigners living and working in Singapore
  • シンガポールのジカウイルス感染症は、アジアへアフリカへどんどん拡大してゆくぞとストレーツタイムズ
    https://www.statnews.com/2016/09/01/zika-singapore-asia-spread/
  • Zika virus gets foothold in Singapore, raising fears of epidemics in Asia and Africa

  • シンガポール在住外国人が・・・という記事ですが、かの国には住民登録が国内にない、「通勤外国人」がいます。今回の発表で意外に数が少ないマレーシア人の6例。マレーシアのジョホール州からは毎日国境を越えて簡単に(管理人が毎日、通勤電車で県境を越えてるような感覚で)来るような感じ。
    また、LCCも大手航空も便利なこの国では、毎週平日はここで仕事をして週末はバンコクやジャカルタのマイホームでという、シンデレラエクスプレスならぬシンデレラLCC組。まだまだ把握されざる拡散はあるはずなので成り行きは怖いです。

 


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シンガポールでジカウイルス感染症が流行することの何が問題なのか

2016-09-01 20:20:05 | ジカ熱/ジカウイルス感染症/Zika

シンガポールのジカウイルス感染症。41例の報道に驚く間もなく56例⇒82例⇒115例⇒もっともっと増えるだろう報道。
ではシンガポールで流行すると他国に比べて(加えて)、いったい何が特に困るのかの考察。 

 1.媒介蚊対策の抜きんでたシンガポール。 あのシンガポールでさえ・・・とアジア当局者に与える無力感
   シンガポールの公衆衛生、なかでも媒介蚊対策は抜きんでた存在でした。
  1週間に10分、蚊対策(ボウフラ対策)にあてようと呼びかけ
  抜き打ち検査、複数回守らぬ世帯への罰金制度
  キャンペーン、大イベントでは大臣もフランクに会場を歩き回る
  クイズ大会
  HPからキーワードを打ち込むとバウチャーが当たる”モノで釣る作戦”
  ボランティアの効果的利用    などなど。
他のアジア当局から見て憧れのシンガポールの対策。(一部で、シンガポールは学術面で弱い、論文が出てこないという声も耳にしますが、その筋とて、システムとして整い方は認めている)
 そのシンガポールをもってしても、こうだったという無力感を感じている周辺諸国の当局者は多いと容易に想像できます

2.金満シンガポールにはアジア各国から労働者が集まっている。
 東南アジアの先頭を走るシンガポール。さまざまな周辺諸国から出稼ぎ労働者が集まります。ハウスメイド、建設労働者、運輸労働者・・・のみならず、資格系もさまざまに。たとえば管理人のフェイスブック友達にはミャンマーで就職できなかった看護師がシンガポールの病院で働きつつ”リア充”を見せつける写真をしばしばアップしてきてあてられています(苦笑)

 こういった人々が一時帰国しては戻り・・・と。10月には中華系連休も控えていますね。どんどん拡大してゆくのは”時間の問題”と表現されますが、実際には単に把握されていないだけかという気もします。(管理人的には、ミャンマーの未報告は???)

3.日本人の在住(在留邦人数)はアジア随一
 シンガポールの在留邦人数 36963人。
 タイ67424人より少ないものの、インドネシア18463人、フィリピン17021人、ベトナム14625人、ミャンマー1776人・・・と比べて、あの小さな島にこれだけ!と驚く数住んでいます。これと比例して、出張者も多い。これだけ進出すれば、現地人従業員の日本本社出張もまた。

 また、シンガポール在留邦人が特徴的なのは、「シンガポールに居を定めつつも、他のアジア諸国を兼轄してしょっちゅう行き来している」ことです。たとえばミャンマーやカンボジアに現地事務所を置くけれど日本人社員はシンガポールから見ている(頻回に出張する)
つまり、シンガポールにて流行するということは、日本への影響、アジア全体の影響とも、他国に増してということになり深刻さを増します。(以上の文章の「日本」を他の先進国に置き換えてもそれぞれ同様)

そういうわけで、シンガポールの事態は別格なものがあります。これから蚊が減ってゆく日本はぎりぎりセーフなのか(輸入例については全然セーフじゃない状況ですが)、きわどい観察になります。 

シンガポール蚊対策HP
http://www.dengue.gov.sg/

海外在留邦人数調査統計
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000162700.pdf

NYタイムズ
http://www.nytimes.com/2016/08/31/world/asia/singapore-zika-virus-infections.html?_r=1

Singapore Says It Expects More Zika Cases


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ジカウイルスは膣で増殖することが分かった

2016-08-28 00:00:10 | ジカ熱/ジカウイルス感染症/Zika

ジカウイルス感染症の性交感染、それまでの精子内残存ウイルスに加えて♀⇒♂ の症例が報告されたのはごく最近のことでした。それを裏付けるような、ジカウイルスは膣内で増殖する!という報告。

  • 従来、ジカウイルスの性交感染は精子内残存ウイルスによる♂⇒♀に注目されてきたが、最近になって♀⇒♂の報告、また、子宮内粘膜に11日間残存報告が出てきている。
  • 今回の報告はノックアウトマウスを使ったもので、膣はジカウイルス繁殖の好適地であるという結論。マウスにジカウイルスを経膣感染させたところ、4~5日で複製可能となった。ヒトの妊娠初期に相当する、妊娠4日目の感染では胎児が吸収された。ヒトの第二期に相当する妊娠8.5日では胎児の成長が抑制された。ノックアウトではないマウスでさえ、軽度に発達が抑制された。
  • マウスの結果がただちにヒトに応用されるわけではないが、ヒトがマウスよりジカウイルスに脆弱なことを考えれば、マウス以上に膣で複製しやすいといえる。

う~ん、いったん♂⇒♀で性交感染したら、膣でウイルス増殖するなら、たとえば風俗の現場を介してジカウイルス感染症が拡大してゆくなんて可能性も視野に入ってきます。♂⇒♀で♂に症状がない場合にも感染確認なんて報告が出てきたぐらいですから、、、

http://www.theatlantic.com/health/archive/2016/08/zika-seems-to-thrive-in-the-vagina/497240/?utm_source=atlfb

Zika Seems to Thrive in the Vagina

A study in mice looks at the risks of vaginal infection.

 

 


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ジカウイルスが大人の脳神経細胞に感染?の話題は盛り上がるか

2016-08-22 11:18:54 | ジカ熱/ジカウイルス感染症/Zika

ジカウイルスが大人のマウスの脳神経細胞に感染したという報告が、連想を掻き立てつつ話題になっています。

  • 米Rockefeller University and the La Jolla Institute for Allergy の報告。
  • ジカウイルスに感染した大人においては、大部分無症状ではあるものの、ギランバレー症候群の増加と関連づけられており、大人の神経細胞への悪影響との関連が示唆されていた。
  • 今回、免疫細胞をノックアウト(注;ノックアウトマウス解説は下記URL)し感染しやすくしたマウスに現在流行中のジカウイルスを注射し3日後に脳細胞を分析した。結果、ウイルスの一部が神経幹細胞に付着していること、また、神経幹細胞の増殖が抑えられていることがわかった。

現時点の事実関係はここまでです。が、なにかと尾ひれがくっつきやすい素地は豊富ですね。どっかのSNSでジカ認知症説(笑)なんてのも目にしました。まあそれでも冗談まじりのニュアンスのようですが、目が笑ってない人を見かけたら「試験管内の磨り潰されたネズミの脳の話です」とか説明して差し上げましょう。

ソースはoutbreaknews
http://outbreaknewstoday.com/zika-kills-neural-stem-cells-in-adult-mice-research-49933/ (画像ソースとも)

Zika kills neural stem cells in adult mice: Research

Posted by on August 19, 2016

【参考】ノックアウトマウスの解説はこちら(研究用語辞典)
http://www.kenq.net/dic/91.html

 


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キューバのジカウイルス感染症対策が抜きんでているワケ

2016-08-19 22:55:23 | ジカ熱/ジカウイルス感染症/Zika

中南米を席巻しているジカウイルス感染症、なぜかキューバの国内感染だけはわずか3例という、出色の少なさです。その舞台裏の紹介。

  • キューバでは、ジカウイルス感染症の国内感染が3例しか発生していない。すぐ近隣のプエルトリコで8766例発生しているのと対照的。
  • キューバでは、一般市民の媒介蚊対策の啓発が行き届いている。蚊の姿を目撃するや、一般市民はドライヤーのような噴霧器を取り出し躊躇せず駆除する。
  • キューバでは優秀なサーベイランスシステムが機能している。1981年にデング熱が344000例発生するという出来事があり、発生地に医療者を送り込み徹底的な蚊対策をおこなった。そしてこの危機をチャンスに変え秀逸なシステムを整えた。報告制度の整備、政府部局間の協力、啓発キャンペーン。殺虫剤散布と、子供を含めて蚊に咬まれたことを自覚することを教育。蚊の媒介条件を放置している世帯に対する、重い罰金制度はもっとも著効した策のひとつ。
  • 今回のジカにあたっても、前回デング対策の枠組みより新しいものは要せず、そのままで著効したと当局者。実際、まだキューバに発生する以前から、軍9000人を動員して殺虫剤散布をおこなうとともに、労働者を動員して水路の清掃など幼生(ボウフラ)対策おこなった。空港検疫官は流行地からの入国者に目を光らせスクリーニング、医療者は症状のある人々を探し個別訪問をおこなった。母子保健の分野ではすでに出生前検診を包括的におこなうシステムができているのでジカ関連でも威力を発揮している。
  • ただし、それでもジカ対策は予算不足にはある。

キューバの医療界、しばしば世界をあっと言わせます。EVD現場への大量派遣など世界中に報道されたこともありますが、もっと地味なところでもしっかりしているのは結構知られた話。
それがジカ対策でもいかんなく発揮され、米CDC責任下にあるプエルトリコより圧倒的すぐれたアウトプットをたたき出しているという話。
一般社会に蚊対策がしっかりアウトプットされ、殺虫剤がすぐ使われる。高濃度DEETひとつでぶつぶつ言う人がいる国からは羨ましいところですが、その背景にはしっかりしたリスクコミュニケーションとしっかりした(瑣事に拘泥しない)国民性があるのでしょう。しかしその中でも、(シンガポールだけが有名になっている)ボウフラ湧かしたら高額罰金!というのが効果をあげているのは注目どころです。

ソースはネイチャー
http://www.nature.com/news/mosquito-guns-and-heavy-fines-how-cuba-kept-zika-at-bay-for-so-long-1.20429

Mosquito guns and heavy fines: how Cuba kept Zika at bay for so long

It is one of the last Caribbean countries to get hit.

 

17 August 2016
 

 

 


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ジカウイルス感染症の先天性異常の関節異常も加わった

2016-08-11 11:33:52 | ジカ熱/ジカウイルス感染症/Zika

ジカウイルス感染症による先天性異常。もともと「小頭症オンリー」から始まったこの話、その後、視力障害、聴力障碍、精神発達遅滞ふくめて広範な神経系の問題がわかってきました。

今回、先天性ジカ症候群の関節異常が報告されまして、またひとつ広がりました。

神経系異常のために、胎内で自由に動いて関節組織を正常に発達させるというメカニズムが働かないのではないか・・・考察(with the nervous system that prevented the foetus from moving around normally in the womb – a mechanism by which foetuses develop their joints and tissues correctly.)

さらに月日の経過とともに、また何が飛び出してくるのか。
今回、整形の先生に続いて、循環器の先生は、形成の先生は・・・と”著者と査読者だけが知ってる話”がまだまだ水面下であるのでしょう。

写真含むソースはBMJ→The Guardian
https://www.theguardian.com/world/2016/aug/09/zika-virus-could-be-linked-with-whole-spectrum-of-disorders?CMP=twt_a-world_b-gdnworld

Zika virus could be linked with 'whole spectrum' of disorders

Study linking virus with severe joint deformities leads experts to say that Zika could be associated with range of problems

 


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