インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

歯を抜いたところにも人工歯を装着で

2017年03月13日 | 日記
歯を抜いたところにも人工歯を装着できて便利なインプラントですが、これは若干特殊な治療法であり、制約もあるので覚えておきましょう。


何かと言うと、インプラント治療を受けられる人は限られていることです。


後から残念な思いをしないように、事前によく調べてください。


どういう方が治療を受けられないか簡単にご説明しますと、抵抗力を弱める病気、例えば糖尿病や心臓の病気に罹患している方や、歯周病などで既に顎の骨が浸食されている方なども、インプラント治療を受けられなかったり、準備に時間がかかるかもしれません。


最近よく聞くようになったインプラント。


差し歯とはどう違うのか見てみましょう。


決定的な違いは、差し歯は自前の歯が残っていなければ使えないことです。


差し歯は、残った歯や歯根をベースにして、そこに人工の歯を差し込むものです。


当然、歯が全く残っていない状態では、埋め込む所がないので使えません。


対して、インプラントは差し歯と異なり、金属製の歯根を顎の骨に埋め込んで癒着させ、その上に義歯を装着して固定するというものです。


歯を丸ごと抜いてしまった場合でも、施術が可能なのがインプラントの特長ということになります。


どこの歯科医院でも、インプラントが適用されるのは、他の治療が難しい方に適用されます。


抜歯した歯が多く、クラウンやブリッジが入れられない。


義歯では力が入らない、噛み合わせが良くないなどの理由でインプラント治療を選ぶしかない患者さんが多いでしょう。


インプラントは入れ歯に比べ、噛み心地は自分の歯に近く噛み応えがある分だけ、食事も美味しく感じられます。


これからインプラント治療を受ける方にとって重要なのは、どのようにして歯科医と歯科医院を決めるかです。


この治療には、専門的な判断と技術を要することがあるため様々な症例を診てきた経験豊かな歯科医に診てもらいましょう。


それにとどまらず、治療と費用の関係をクリアにしてくれる、きちんと感染症対策がなされている、治療の見通し、歯やあごの現状をわかりやすく説明してくれるといったことも重要なチェックポイントになります。


入れ歯や差し歯に代わる技術として注目されているインプラント。


その義歯には、色々な形式があり、その多くが表面の素材にセラミックを使用しています。


プラスチックの差し歯と比べると、硬くて劣化しにくい特長がありますが、見た目を損なわず、機能面でも優れた人工歯の成形には、なんといっても歯科技工士のスキルによります。


美的センスに加えて、熟練したスキルが必須になってきます。


もちろん作り置きや大量生産とはいかず、時間がかかるので、それだけ、セラミックの歯というものは一本あたり数万円から十数万円という高い費用がかかるのです。