インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

歯科治療とは言え、インプラント

2017年03月14日 | 日記
歯科治療とは言え、インプラント埋入手術の後は、しばらくの間、極力安静に過ごさなければなりません。


日常生活では力をかけないように努め、普通の生活を上回る強度の運動は当分控えてください。


血行が良くなると、傷口から出血する可能性があります。


運動を毎日のように行っている方は、どうなったら再開できるか、歯科医と共通理解しておくことをすすめます。


インプラント治療を掲げている歯科医院で、外来で行うありふれたケースのインプラント治療もどうしても院内感染のリスクは伴います。


このため、歯科医院を探すときに感染症対策はどうなっているか調べた上で決めることが命に関わる大事な問題です。


近年、院内感染への関心が高まっていることもあり、予防策をホームページ上で公開している歯科医院も当然のようになっているので、まずはそこを見てください。


インプラントという治療法を聞いたことのある方も多いでしょう。


これは、歯の土台となるアゴの骨に穴をあけ、「インプラント体」と呼ばれる人工の歯根を埋め込んで、その上から人工歯を装着する施術です。


旧来の入れ歯と比べた場合、審美性は高く、また食べ物の咀嚼も自然に行うことができます。


インプラント治療には、歯科医、歯科技工士といった医療スタッフの熟練の技が必須といえるでしょう。


そのくらい高度な技術がつぎ込まれた施術であり、医療費は高額ですが効果はそれに見合ったものです。


1年近くもかけてインプラントを定着させ、やっと歯のある日常が戻ってきたと思っても、やれやれこれで一段落だ、と気を抜くわけにはいきません。


インプラントの状態を生涯にわたって保てるかどうかは、結局、その後の自分自身の努力にかかっています。


間違った口内ケアでは歯を良い状態に保てません。


正しい方法を歯科で教えてくれるので、それを守って、常に歯を綺麗にしましょう。


日常的な努力を積み重ねることが大事なのです。


さらに、インプラントの場合、歯の神経がないので、異常に気付くのも遅くなります。


ですから、必ず歯医者さんで言われた通りの頻度で検診に通いましょう。


この治療のメインとなるインプラント埋入手術では、もちろん部分麻酔が使われますが、全身麻酔になることはほとんどありません。


血液や循環器系に、障害や持病を抱えている場合は入院設備のあるところで、一晩様子を見ながら手術を行うこともあります。


また、インプラントを埋入するあごの骨の厚みがないと、埋入の前に骨移植が必要になることもあります。


腸骨など自家骨の移植手術であれば入院することや、複数の病院で手術することもあります。


これらのどこかに当てはまる方は信頼できる歯科医とよく話し合った上で、治療計画を立てていってください。