インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

インプラントは人工歯根に義歯を装着する

2018年12月05日 | 日記
インプラントは人工歯根に義歯を装着するものですが、この義歯には色々な形式があり、その多くが表面の素材にセラミックを使用しています。


プラスチックの差し歯と比べると、硬くて劣化しにくい特長がありますが、自前の歯と遜色ない見た目を実現できるかどうかは、実際に義歯を作る歯科技工士の技術によるのです。


熟練の技術に加え、審美性を求める芸術センスを持ち合わせていなければなりません。


患者さん一人一人に合わせて時間を掛けて作るので、インプラントに用いるセラミックの義歯は、金歯や差し歯と比べても高額になるというわけです。


入れ歯や差し歯に代わる技術として注目されているインプラント。


その手術とは、まずアゴの骨に手術用ドリルで穴を開け、そこに人工の歯根を埋没させて癒着させ、その上から義歯を付けるものです。


手間や費用は非常にかかりますが、そのぶん見た目もキレイですし、食事も格段にしやすくなっています。


インプラント治療には、歯科医、歯科技工士といった医療スタッフの高レベルの医療技術が物を言うといわれています。


高価な資材や長い時間をかけた丁寧な施術ということです。


いわば「贅沢」な治療といえるので、保険は利かず自由診療となります。


保険適用外のインプラント治療にもおおよその相場はあります。


標準的な治療で、インプラントを一本入れるのに30万円から40万円かかります。


もちろん、地域差、歯科医院の規模による差、歯科医の評判による差があって治療費の総額を決めることになるので、治療の前に費用の総額を調べ、できれば複数の歯科医院を比較して治療に取りかかることをすすめます。


チェック事項はいくつもありますが、まずその歯科医院で治療を受けた方の口コミです。


何と言っても費用がかさむので、一括払いだけのところは少なく分割払いや、クレジットカード払いもできるようです。


長い期間と費用をかけたインプラント治療は、治療が終わるとその状態を保たなければならず、セルフケアを怠ってはなりません。


日頃から丁寧に歯みがきを行い、プラークコントロールを継続した上で異常がなくても、定期的に歯科医院で診察してもらうことが必須条件です。


どんな堅牢なインプラントでも、ケアが十分でないと歯周病になることは珍しくありません。


インプラントの手術してからしばらくの間、自分の歯がうずく反応もよくあります。


これは、人工物を埋め込んで周りの歯も、神経を刺激されて反応したので時間が経つにつれておさまってくるケースが圧倒的に多いです。


別の原因が隠れていることもあり得るため、特に手術後は、異変を感じたら歯科医の判断を仰ぐことを忘れないでください。