インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

インプラント治療はかなりの技術を要するので、失敗を

2016年03月27日 | 日記
インプラント治療はかなりの技術を要するので、失敗をゼロにすることはできません。


では、失敗はどのような問題を引き起こすかというと、人工歯根や上部体(義歯)の脱落、あるいは破損などインプラント本体に関わる問題、患者の体調、アレルギーなどが原因で、手術したところが腫れる、痛むという身体的問題、手術して腫れが治まった後、あごの線や歯並びが変わってしまったなどの審美的な問題が起こることもあります。


問題が起こるリスクを軽減するためにも、データや口コミを集め、実績のある歯科医にかかりましょう。


インプラント治療が適用されるケースとして、他の歯を削ったり、かぶせたりしたくないと、患者が考えている場合です。


ブリッジ治療を例に取ると、ブリッジの支柱になる両隣の歯を削ることになりますが、インプラント治療では、歯根部から人工的に再生するので失った歯だけを根元から再生する治療になります。


両隣の歯は健常なので、削りたくないという事情のケースなら、歯科医からインプラント治療をすすめられるはずです。


インプラントは人工歯なので永久に虫歯から免れますが、インプラント周囲の組織に異常が起こることはあります。


インプラント治療は、治療そのものよりその後のケアが重要で、歯周病を防ぐために、正しい毎日のケアと歯科医によるメンテナンスを忘れることはできません。


けれども、万が一歯茎が腫れたり、インプラントの周りで出血があったりすればインプラント周囲炎の症状かもしれません。


放置は禁物で、炎症がひどくなる一方ですから早急に診察してもらわなければなりません。


全てのインプラント患者にとって、治療費が気になるのは当然です。


実際のところ、費用の総額は統一されておらず、歯科医院によって差があると考えるべきです。


インプラント治療はほとんど自由診療のため、費用を自由に設定できるのです。


しかし、材料費や薬剤費などはほぼ決まっているので、相場は自ずと決まるものです。


欠損歯一本に対するインプラントなら、30万円から50万円程度が一般的な相場とみて良いでしょう。