今日は2本映画を観てきました。
1本目は「トリコロール 白の愛」。
クシシュトフ・キェシロフスキの代表作「トリコロール3部作」の
うちのひとつです。
なぜかこれだけ観てなかったので、どうせ観るなら映画館で、
ということで。
感想:「キェシロフスキっぽい!でも、かなり明るめ(キェシロフスキにしては)」
ちょい暗めな基本的トーンは変わりませんが、微妙に笑いがあります。
もちろん大笑いじゃないですけど。
心の中でニヤリぐらいのささいな感じですが、まさかキェシロフスキで
ユーモアが前に出てくる場面があるなんて。
ちょっと驚きでした。
ちなみに、googleってみると、ここがTOPだったんですが、その解説がすごい。
『性的不能から妻に去られた男が、やがて金持ちになって、妻に奇妙な
復讐をするまでを描く』
・・・。一般的にはそんな解釈なの???
ぜんぜん復讐じゃないです、これは。
かなり屈折してるけど、ものすごい純愛モノ。
さて、キェシロフスキは「デカローグ」がぶっちぎりNo.1なんですが、
今回の<キェシロフスキ・コレクション2006>では、かかりません。
うーん、ホント残念。
ちなみにTSUTAYA片倉町店には、この超マイナーなDVD5本セットが
フル装備でした。えらいゼTSUTAYA片倉町店!!
最後になりますが、今日の観客は7人でした・・・。
どマイナーなレイトショーでも、もっと客多いです。
スタッフもテンション低かったし、名前をかえてリニューアルしたというのに
先行きかなり不安な映画館です。
がんばれ!!