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須磨アルプス

2009-05-02 23:59:59 | 山・旅行
5月2日(土)
六甲山散策の3回目。
今回の目的地は「須磨アルプス」

朝からいい天気だ。
連れ合いに6:30過ぎ、岡山駅まで送ってもらう。
駅には7時前に着いたので、これだったら昨日高い駐車場代を払って、
切符を買いに来る必要はなかったのだが・・・

昼の弁当を買い出して、7:08ののぞみで姫路まで、
姫路でひかり(これは岡山駅を5分ほど前に出るやつなんですがね)に
乗り換えて、西明石まで。

西明石の在来線乗り換え口で連れのKさんとおちあい、
在来線で明石まで。

明石で山陽電鉄に乗り換える。
今日の登山口をどこにするか?
須磨浦公園か塩屋か?

毎年秋に行われている六甲全山縦走の出発点は須磨浦公園。
ということで、須磨浦公園を考えていたのだが、
山波としては塩屋が西の端ということで、塩屋からに決定。

塩屋だったら、山陽電鉄の乗り換えなくて、JRでそのまま
行っても良かったのだが、それは後の祭り。

山電塩屋駅は小さな駅で、ここに全山縦走の2000人の参加者が
集まるのは無理と一目でわかる。

08:26 塩屋駅出発
08:34 1合目
08:39 2合目
08:56 6合目
09:07 須磨浦山上遊園(小休憩)
09:22 旗振山
09:43 鉄拐山
10:05 おらが茶屋
10:32 長い階段の登り始め
10:58 栂尾山
11:45 横尾山
12:41 東山 大休憩
13:18 出発
13:55 妙法寺駅着

駅から山の取っつきは少しわかりにくい。
最初の出だしがどちらに行けばいいのか?

09:07 須磨浦山上遊園に着く


明石海峡大橋・淡路島がきれいに見える


ここには山陽電鉄の須磨浦公園からロープウェイで鉢伏山

を経て、リフトを乗り継いでも来れるようになってるらしいが、
少なくともリフトは動いてなかった。

あと一登りで旗振山につく。

岡山の東山にも「旗振台」というピークがあり、ここを
経由する米相場が旗で伝わっていたのでしょうね。

途中のところどころに標識が整備されており、迷うことは無い。


一歩きで、鉄拐山。


これでひと山終了で、高倉台団地への下りが始まる。
途中、「おらが茶屋」という、普通の茶屋があるが、その手前の
展望台。ここにも毎日登山の記録書があった。
元旦の初日の出はたくさんの人が登ってくるんでしょうね。

おらが茶屋には飲み物の自動販売機も、水道の蛇口もあった。

おらが茶屋を過ぎると、コンクリートの階段の下りになり、
向かい側に次の目標地、栂尾山が見えている。

これから下の高倉台団地まで降りて、向かいの山に登ることになる。

GPSデータより(前半部)



後半戦====

団地の中には「静かに通り過ぎましょう」という意味の立て看が立っていた。
全山縦走の時には2000人が早朝に通り過ぎるので、地元の人にとっては
いい迷惑?

自動車道とは歩道橋で立体交差。


団地のマーケットの前も通り過ぎたが、この団地もできて古いんでしょうか?
大阪の千里ニュータウンと同じような年寄りの街の雰囲気が漂っていた。

ニュータウンとか、いやニュータウンでなくて
岡山の自分の住んでる町内会でも、同じような頃に
住みはじめると、同じように年を取り、子供会がなくなり、
年寄りの街になってしまう。

どこも世代交代がうまく回らなくなっていますね。

とか考えながら団地を通り過ぎると、いよいよ栂尾山への登りが始まる。


階段は何段あるんでしょうね? 数えはじめたがすぐに数えるのは放棄。
息を整えるのが大仕事。ゆっくり、ゆっくり。
だいたい40数段で、区切られ、2つの区切りごとにベンチが用意されている。

そのベンチごとに小休憩。


その小休憩を何回? 4-5回ほどで長かった階段もやっと終わる。

栂尾山に着く。登り始めて30分弱。
案内書によると、おらが茶屋から30分になっているので、倍程度の
時間がかかっていることになる。

ここには木組みの展望台があり、
淡路島、明石海峡大橋から、歩いてきた山々が一望できる。


この展望台で団地に住んでるという少し年配の人と話を交わす。
全山縦走にも61歳から参加しており、1回だけ途中棄権、残りは
完走しているとのこと。途中で足が何回もツルのを乗り越えての
完走だそうだ。

下の団地に住んでいるので、ここらは毎日のように散歩だそうだ。

この散歩のおじさんにペースを乱されて、横尾山(312.1m)への
登りでKさんがバテてしまい、途中の道端で休憩、弁当を広げる。

11:45 今回の最高峰 横尾山に着く。


横尾山を過ぎると、それまでの木々の多い山の風景が一変した荒地、
細い馬の背が見える。
最大の目玉。須磨アルプスである。






絶好の撮影場所、馬の背も近い!
と、カメラを向けるもレンズが出てこない。
電源を入れてもかってに落ちる!
見ると、「バッテリ切れ」

29日の足慣らしの時にバッテリ切れになり、
戻ってから充電していたはずなのに・・・・

どうあがいてもバッテリのないデジカメって何の役にも立たない。
PHSで2-3枚写したが、これも明るい野外では液晶がよく見えす、
どこが写っているのか?

で、同行のKさん撮影のビデオより
(編集能力がどんどん上がっている)
(神戸)須磨アルプス踏破 !



馬の背を通り過ぎる時には、足が震えているのがわかった。
大したことないと、高をくくっていたが、実際足を踏み出すと、
力が入らない、家族連れのお母さんは座り込む人もいたが、
かえって危ない。怖がっていたら危ないのはわかるんですが、
足がすくむというのはこんなことなんでしょうね。
昔は北アの岩場も平気で歩いていたのに。

と震えながら通り過ぎ、東山で大休憩。
お湯を沸かしてコーヒーを入れて、来し方を振り返る。
馬の背が眼下に見えている。

標準的には旗振山、鉄拐山に登り、高倉台団地に降り、
栂尾(とがの)山から横尾山を経て、須磨アルプス。
横尾団地へ下りて、高取山というのが一日の標準コースらしい。

横尾団地に降りた所で、高取山はパスという事に決定し、
神戸地下鉄の妙法寺駅へ着いたのが14時ころ。

GPSデータより(後半部)


年寄り二人にはこれでじゅうぶんの運動量。
三宮に出て陽が高いうちから祝杯をあげる。

明石に帰るKさんと一緒に赤穂行きの新快速に乗り、
相生で岡山経由新見行きの鈍行に座れたので、そのまま
在来線で岡山まで。岡山駅着18:39.

六甲山全図