日本の問題と解決策を考える

一石五鳥の地球温暖化防止策を考える
 
日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

台風の発生する海で深層冷水を海面に汲み上げて流す=「熱帯表面海水の直接冷却+CO2大吸収策」を提案

2013-03-25 10:02:19 | 日記

中国・インド・米国等の合意が得られず、世界のCO2排出量増加は止められない→「熱帯表面海水の直接冷却+CO2大吸収策」を進めるしかない!

(CO2自体は地球の全休凍結や氷河期を防ぎ、適温に保つのに必須のもので、植物の光合成の材料でもありますが、増え過ぎは地球温暖化や海の酸性化を招きます。 しかし、人口の多い新興国が経済成長するときに、排出抑制の努力は必要ですが、排出の絶対量の増加を防ぐのは困難ですから)

熱帯表面海水高温化で巨大台風の発生!これを防ぐ方法を考える・・・赤道でも200m以深の海水は10度C程の冷水!

強烈な太陽が海水面をさらに熱くし、水蒸気を大量発生させる時間帯にこの冷水をポンプで汲み上げて海面に流せば、巨大台風防止に大きな効果があるはずです。

このポンプの動力はどうするか?  まずは大きな船で試行できます。 

恒久的には浮体式洋上ハイブリッド発電が良いでしょう。  3倍高効率のレンズ風車発電機+太陽電池波力発電機と潮力発電機と海洋温度差発電機の中でその海に適した発電の組み合わせが考えられます。

フイリピンの東の南太平洋に加え、西の南シナ海でもこれをすれば、最近熱く強くなり過ぎたここからの上昇気流を緩和します。 そうすると、ここの台風を弱めるだけでなく、中国大陸への下降気流の過剰を緩和し、大陸東端から日本付近の上空の偏西風の蛇行が大きくなるのを抑制でき、今年の冬のような強すぎる寒波を和らげるでしょう。

また、この方法はそれ自体地球表面全体の温暖化を防止する効果が大いにあります。

その上さらに、この方法は植物プランクトンを大発生させることができます。 

熱帯の陸から離れた海面では光合成が速く進み過ぎるため、植物に必要な栄養素を使い果たしてしまい、栄養素不足になっています。

しかし、海底にはマリンスノーが降り積もっていますし、光の届かない深層水は光合成が無いため植物に必要な栄養素がたっぷり蓄えられています。

その深層冷水を熱帯の海面に汲み上げて流すのですから植物プランクトンの大発生動物プランクトンの大発生→魚介類の増大・・・が起きます。

 もし必要なら、適したプランクトンや幼魚を放てばよいでしょう。

 ペルー沖では貿易風とも呼ばれる東風が常時吹いているため、東から西への潮流が起き、それを補うために大陸近くの深層水が上昇し、周囲は大漁場になっていますが、そういう上昇流を台風が発生する海で人工的にやるということです。

もちろん、植物プランクトンの大発生=CO2の大量吸収ですから、世界各国のCO2排出を相殺できます。