日本の問題と解決策を考える

一石五鳥の地球温暖化防止策を考える
 
日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

俳句・・・梅・桜・フラミンゴ

2014-03-27 16:42:30 | 日記

 ★★ 観音の 傍の紅梅 咲き匂う ★★

 ★★ 早咲きの 桜の花が 咲き始め ★★

 ★★ 春の陽や 紅フラミンゴ 鳴きさわぐ ★★

 

 

 


地球温暖化と台風の巨大化を防ぐ・・・「深層冷水の汲み上げによる熱帯海表面の直接冷却+CO2大吸収策」

2014-03-25 21:34:54 | 日記

地球温暖化と台風の巨大化を防ぐ・・・「深層冷水の汲み上げによる熱帯海表面の直接冷却+CO2大吸収策」

2013年秋の台風30号はとてつもなく巨大かつ猛烈に成長してフイリビンを襲いました。

レイテ島などが最大90m/sの烈風4m以上の津波のように押し寄せる高潮に襲われました。

最近は地球温暖化による海面水温上昇のため、台風の巨大化と猛烈化が進んで来ています。

以前、大被害を避けるために「台風の進路を変える方法」が検討されましたが、巨大なエネルギーを持ってしまった台風をどうこうしようとしても困難過ぎて立ち消えになりました。

しかし、台風が巨大になる前に、「発生や成長を抑制する方法」はもっと可能性があります。

      ・・・以下はかねてからの私の提案の再掲です・・・

★当分は世界のCO2排出量増加を止められません→「深層冷水の汲み上げによる熱帯海表面の直接冷却+CO2大吸収策」を進めるしかありません!

(CO2自体は地球の全休凍結や氷河期を防ぎ、適温に保つのに必須のもので、植物の光合成の材料でもありますが、増え過ぎは地球温暖化や海の酸性化を招きます。

 しかし、人口の多い新興国が経済成長するときに、排出抑制の努力は必要ですが、排出の絶対量の増加を防ぐのは困難ですから)

熱帯表面海水高温化で巨大台風の発生!これを防ぐ方法を考える・・・赤道でも600m以深の海水は15度C程の冷水!

強烈な太陽が海水面をさらに熱くし、水蒸気を大量発生させる時間帯にこの冷水をポンプで汲み上げて海面に流せば、巨大台風防止に大きな効果があるはずです。

このポンプの動力はどうするか?  まずは大きな船で試行できます。 

恒久的には浮体式洋上ハイブリッド発電が良いでしょう。 

 3倍高効率のレンズ風車発電機+太陽電池波力発電機と潮力発電機と海洋温度差発電機などが考えられ、その中でその海に適した発電の組み合わせが考えられます。

フイリピンの東の南太平洋に加え、西の南シナ海でもこれをすれば、最近熱く強くなり過ぎたここからの上昇気流を緩和します。 

そうすると、ここの台風を弱めるだけでなく、中国大陸への下降気流の過剰を緩和し、大陸東端から日本付近の上空の偏西風の蛇行が大きくなるのを抑制でき、冬の強すぎる寒波を和らげるでしょう。

また、この方法はそれ自体地球表面全体の温暖化を防止する効果が大いにあります。

その上さらに、この方法は植物プランクトンを大発生させることができます。 

熱帯の陸から離れた海面では光合成が速く進み過ぎるため、植物に必要な栄養素を使い果たしてしまい、栄養素不足になっています。

しかし、海底にはマリンスノーが降り積もっていますし、光の届かない深層水は光合成が無いため植物に必要な栄養素がたっぷり蓄えられています。

その深層冷水を熱帯の海面に汲み上げて流すのですから植物プランクトンの大発生動物プランクトンの大発生→魚介類の増大・・・が起きます。

 適したプランクトンや幼魚を放てばよいでしょう。


★原発再稼働を推進している人たち・・・

2014-03-13 15:27:19 | 日記

★大国志向の国家主義者は原発が好きです。  だから原発再稼働には執念を持っています。

「いずれは核兵器を持ちたい」「少なくともすぐ核兵器を造れる状態を維持したい」「そのためには原発とウランやプルトニウムを保持していたい」と考えているからです。

しかし、原発には原爆の数百倍の核物質がありますから、原発を攻撃されたら日本は致命的な打撃を受けることになり、防衛上はむしろ大きな弱点にしかなりません。

 ★「原発村」の人たちも再稼働に執念を持っています。

 現職官僚の若杉氏(仮名)の書いた「原発ホアイトアウト」という小説にもありましたが、

日本には電力のモンスターシステムが存在し、大きな力を持っています。

我々が払っている電気料金の中に非常に大きな無駄があって、競争的にやれば本来払う必要のないようなものが支払われています。

たとえば、電力会社は施設工事や資材購入のときに相場の2割増しの金額で発注し、その内1割5分は取引業者の取り分とし、残りの5分を業界団体に預託させます。

そしてそのお金で政治献金やパーティー券の購入をしたり、マスメディア対策等に充てています。

電力会社の発注額は年2兆円、業界団体への預託金(溜り金)800億円にものぼります。

現行の地域独占の総括原価方式では取引業者に発注し支払った金額すべてコストとして認められるのでその上総コストの3%が利益として認められるので利益も増え、すべて電気料金に転嫁できるのです。

この預託金はこの美味しい仕組みと「原発村」の維持・・・原発再稼働のために活発に使われて、権力・権限のある人たちに浸透しています。

 


大津波再襲来に備え、福島原発に海抜25m以上で幅40m以上の頑丈な防潮堤を!

2014-03-05 21:34:22 | 日記

首相官邸などに下記のような趣旨の提案メールを2011年夏から何度かしています。 (その都度新しい情報や知見を加えて) 

今年も3・11を前に、首相官邸HPの「政策に関する意見・要望」に下記の提案メールを送信しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

政府に是非お願いします。     

●福島第一原発の汚染水等のある敷地の周囲を要塞のようにぐるりと囲う海抜25m以上で幅40m以上の頑丈な防潮堤を至急構築して下さい!

福島第一原発は廃炉までに40年以上も掛かると言われています。

 福島原発の汚染水問題は深刻・・・解決できるような体制にはまだ全然なっていません。 

仮処理ばかりで凌ごうとする東電中心ではダメ。 国が直接乗り出して責任をもって内外の英知を集めて対策しなければとんでもないことになる恐れがあります。

原子炉とメルトダウンした核燃料棒の塊を冷却するために流し込み続けている水が地下と外に流れ出すため、建屋とその地下から海岸側のトレンチ(配管をめぐらせるための長大な溝)辺りには超高濃度の放射能汚染水が何万トンも存在し続けています。

当然至急水漏れしない貯水タンクを大量に造って、仮設タンクから入れ替える必要があります。

それから、トレンチよりも海岸側に恒久的で頑丈な深い遮水壁がもっと長大なもので必要です。 

それだけでなく、山側から毎日1000トンもの地下水が流入していると言われていますが、これをすべてタンク群より山側の大もとから別な方向に流れを変える工事も必要です。

ところで3・11以降、多くの専門家が危機感を持って、数千年前の地層から現在の地盤の歪の蓄積まで調べ、大地震・大津波の研究を盛んに行っています。

そして今は特に東海・東南海・南海の大地震と首都直下地震が心配され、関心が集まり、減災対策が考えられています。

 しかし、福島原発に大津波が再来することも、それに劣らず巨大なリスクです。福島第一原発の故吉田所長は「一番怖いのは次の津波だ」と言っていたそうですが、私もそう思います。

「房総半島沖には大きな歪が生じていてM8クラスの大地震が近いうちに起きるリスクが高い」と言う地震学者の発表がありました。

ここで大地震発生の危険が高く時期が近いと予想されているのは「大津波を起こす房総沖から茨城県沖に掛けての海底地震」です

ここは三つのプレートの境界線付近で330年前の延宝房総沖地震以来のエネルギーが溜まっている所で、3・11で割れ残って、地殻のストレスが大きく増幅しているからです。

ここで海底大地震が発生すれば、福島第一原発が再び大津波に襲われるでしょう。

 また、福島・宮城沖では大津波を引き起こしやすい “アウターライズ地震”も予想されています。 アウターライズ地震の特徴は、岩板が引っ張られて起きる“正断層”型の地震であり、東日本大震災を引き起こした地震のような両側からの圧縮による“逆断層”型の地震よりも、上下方向の断層のずれが大きいことです。

このため津波の規模も大きくなります。 さらにプレート境界型の地震の後に、時間差はあっても、引き続いて発生しやすいということです。

最大震度5で大津波を引き起こした「昭和三陸地震」

 過去に起きたアウターライズ地震としては、1933年の「昭和三陸地震」(M8.1、1896年の明治三陸地震〈M8.2〉の37年後)、「2007年千島列島沖地震」(M8.2、06年千島列島沖地震〈M7.9〉の2カ月後)、12年の「スマトラ島沖地震」(M8.6、04年のスマトラ島沖地震〈M9.1〉の8年後)などの例があります。

とくに昭和三陸地震は最大震度5でしたが、大津波によって3,000人以上の死者・行方不明者が出ました。
ですから今後3・11の震源近くの外側や北側や南側での最大余震と大津波の危険が高いのです。 

北海道東方沖(太平洋側)の海底も巨大な歪が溜まっていて、M9クラスの大地震と大津波が近く起きる可能性があり、場所によっては最大34m超の大津波に襲われる危険もあると予想されています。(2012-6-28発表)

 そして今、何万トンもの高濃度放射能汚染水が有ります。

地下水も大変汚染されています。

また、メルトダウン・メルトスルーした核燃料も、その他の放射能汚染物質も大量にあります。

あの時より低い津波でも、とにかくそこへ津波が到達してしまえば、大量の放射性物質が押し寄せる海水によって周辺一帯にぶち撒かれ、さらに引き波によって太平洋に流出してしまいます。

 そうなれば、日本の豊かな海はすべて汚染の海になってしまいます。

日本の水産業も壊滅してしまいます! 

周辺諸国にも大被害を与え、莫大な補償金などを要求されるでしょう。

日本は大きな汚点と負い目を負ってしまいます。

美味しく健康に良い海の幸を失い、イメージダウンや風評被害で観光にも大打撃、輸出品さえ打撃を受けるでしょう。

日本は経済的にも政治的にも転落してしまいます。

日本人全体にとって精神的にも大変な苦痛となります。

「日本の安全保障」も「想定外」の方向から、破られてしまうのです。

「後悔先に立たず!」と言います。

 福島第一原発で今のように土嚢を積んだだけの仮堤防ではまったく不十分です。

汚染した地下水が海に浸み出ないように地下遮蔽壁を作ることも緊急の課題です。

  中部電力は浜岡原発再稼働の条件である津波対策として、海抜22mの防潮堤だという高い壁を建設しました。 しかし幅は2mか3mしかなく板塀みたいなもので、巨大津波が来れば崩壊するでしょう。

それに津波は陸に進入すると真っ直ぐ奥に進むだけでなく、横からも回り込みますから、浜岡でも正面だけ防いでもダメです。

それに、地震大国で活動期の日本にある原発では「大地震だけでも重要配管の接合部など激しい揺れに弱い箇所が破損⇒高レベル放射性物質が漏れて人が近づけない⇒すぐ修理や冷却などの有効対策が打てず、メルトダウンや水素漏れが発生し、水素爆発や水蒸気爆発を止められない」という可能性があります。

 浜岡原発は特にここ30年以内に近い震源の大地震に襲われる可能性が高い場所に建っており、非常に危険なので、核燃料を取り去り廃炉を進めるべきです。

再稼働のためにお金を掛けてもムダです。

むしろ引くに引けなくなる恐れがあるので、有害です。

国主導で1兆円以上掛かろうと福島第一原発の抜本的予防的汚染水対策を至急やらなければ、日本近海全体が危ない。

 今、急いで「防潮堤を構築」すべきなのは「福島第一原発」の周囲です!

福島第一原発の汚染水等のある敷地の周囲を要塞のように囲う海抜30m以上で幅30m以上の頑丈な防潮堤を至急構築して下さい!

大切な海を大量の放射能で長期に大汚染することにならないように、ぜひお願いします。

富山県 吉川忠雄