バスペールエールとジャズピアノ

　　　　　　　　一口飲んでしまって慌てて撮影

11日は、本当に忙しい1日で、佐賀から帰ると、夕方6時からは
天神の「ビルボードライブ」に行きました。
ちょっとわけ有りで、普段はほとんど縁が無いジャズピアノを
聴くことになりました。
17歳でメジャーデビューを果たしたというジャズピアニスト
松永貴志のピアノトリオの演奏で、好きな人にはたまらないの
かもしれないですが、私の場合、ま、猫に小判というんでしょうか、
状況をよく把握しないまま会場に赴きました。
さて、演奏が始まる前にまずは軽く飲んで食べてということに。

この日は、動き回っていたので1杯目はやはりビールで
キュ～～ッ！ということで、ビールを注文。
日本のビールはある程度想像ができるので、この際、飲んだ
ことが無い外国のビールを飲んでみることにしました。

「バスペールエール」という銘柄のビールを選び、どこの国の
ビールかと尋ねると、ウエイターさんいわく（結構イケメンだ！）、
ドイツのビールでさっぱりしてるという。
ビールの本場、ドイツのビールならばと決定。

さて、ビールを運んできたウエイターさんは、注文受けた人とは
違っていて（こちらも結構いい男だった）、彼は商品の説明を
しながらビールをテーブルへ。

その彼の説明によると、
そのビールは、イギリスのビールで、コクがあるとのこと。

え、え～～～っ？
さっきの人はドイツと言いましたよ！

いえいえ、イギリスで、間違いありませんよ、と。

え～～っ、味はさっぱりしてるといってたけど・・・？

いえ、コクがあります。

と、まあ、この調子のやり取りがありまして、結果、イギリスが
正解だったんですが、こういうやり取りをするのも
お酒の楽しさというんでしょうか、
演奏の前のちょっとした楽しいエピソードでした。

「バスペールエール」は、二人目のウエイターさんが言ったとおり、
コクがあり、飲んだ後もすっきりして、なかなかおいしいイギリス
ビールでした。

松永貴志ピアノトリオの演奏は、ジャズピアノのことはあまり
知識が無い私が偉そうに言うのもなんですが、若いプレーヤー
だけにアップテンポの曲の方がキラキラして素敵でした。

ジャズピアノを聴きに行ったのに、結局、お酒の話になって
しまいました。へへへ！

因みに、「バスペールエール」は調べたところによると
イギリスの伝統的上面発酵ビールとかで、イギリス王室御用達の
ビールだそうで、日本でも結構人気があるようです。