ちくしの日記

懲りない女のドタバタ日記。他、いろいろ感じたことをたらたらと。

酒蔵見学と牡丹鍋と村田英雄

2006-02-27 17:23:50 | 地域
またまた行ってきました、酒蔵見学。
今回の蔵元は佐賀県唐津市(旧松浦郡>相知町にある小松酒造。
福岡・天神を9時半頃出発、唐津経由の約2時間。
虹ノ松原の美しい海岸線を眼下に走るこのコースは天気がよければ
気持ちがいいけども、昨日はあいにくの雨模様で海も暗く沈んで
ちょっと残念でした。
主催は福岡市内の酒販店さんだったので知り合いも少なく、
それぞれのグループでは話をしていましたが比較的静かな
行きのバスの中でした。
でもまず発車と同時にビール、または缶チュウハイがサービスで配られ、
え~、もうお酒!と思いましたが、あちこちからプシュー!という
缶を空ける音がして、つられる様に私も空けてしまいました。

小松酒造の創業は江戸末期、ただし平成2年から8年間休業し、平成10年に
製造を再開、復活した酒蔵だそうです。
年間生産本数18000本という小規模の酒蔵です。
本当に小さな蔵でした。甑(こしき)も未だに木桶で、
小さいながらも昔の製造方法にこだわって、おいしいお酒を造るために
頑張ってるという蔵元さんでした。
代表銘柄は清酒「万齢」、「おおち」という米焼酎もありました。
造られてるお酒の味は辛口タイプが主流の様で、
日本酒の旨みがあるのが好きな私としては少々物足りなさはありましたが
絞りたてはやはり美味でした。

酒蔵見学を終えて「昼食を兼ねた宴会」のため向かったのが「都荘」という、
近くに日本滝100撰の「見帰りの滝」がある静かな山間の趣のある宿でした。
その宿に入ってまず目に付いたのがロビーの一角のショーケースの中。
なんとそこには村田英雄のグッズが売っていたのです!
村田英雄が佐賀出身だということは知っていましたが、
相知町佐里の出身だとは知りませんでした。
相知町には村田英雄記念館もできたそうです。
いやあ、これは知らなかった


さて宴会は、小松酒造の新酒プラムリキュール酒「Momoko」で乾杯。
宿では「どぶろく祭り」開催中につき2杯目は青竹の盃でどぶろくをきゅ~っ。
各テーブルには酒販店もちこみの小松酒造で仕入れた生貯蔵酒の一升瓶が
ど~んと置かれます。その上ビールまで出てきました。もう、お酒づくし、
嬉しいような危険なような。

料理はやまめの塩焼き、鯉のあらい、ぼたん鍋など山間の宿ならではの
ものばかり。

ぼたんの花の様に盛られた猪肉

それぞれ紹介しあったりお話をしたりで新酒を飲みながら、
わきあいあいと交流が進みますが、同じくらいお酒も進みます。
2時間近く経った頃はすっかりできあがってしまいました。
中にはすでに寝転がっている人もいます。
私は気分を変えるために、また酔いを覚ます意味もあって
お風呂に行きました。
雨も止み、少し光も差してきた庭を眺めながらのお風呂は
なかなか気持ちがいいものでした。
でも酔いは簡単に覚めてくれませんでしたが・・・ふ~っ!
4時半ごろには宴は終了。
帰りのバスはお酒が入っているのでみんな陽気なこと、陽気なこと。
行きのバスの中とは違ってワイワイと楽しい雰囲気だったので、
天神につくのもあっという間でした。

それにしても、こんな近場でも結構いい所があるものだとつくづく思いました。
「見帰りの滝」の辺りは桜が咲く頃、また紅葉の時期はなかなかよさそうです。
また近くの佐里温泉はコスモスでも有名です。
ゴルフでは相知町には時々来た事がありましたが、
ゴルフだけでなく、今度は是非相知町の四季を味わいに来てみたいと思いました。



コメント (2)
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