10月23日、博多の街を灯明で彩る「博多灯明ウォッチング」に行ってきました。
夜の校庭に灯明で描いた地上絵。
ロウソクの灯りは、やわらかで、ゆらゆらと揺れて不思議な世界を作っていました。
博多部の3地区を巡回バスも利用して回遊。
巡回バスもずっと満車でした。
大浜地区、奈良屋地区、御供所地区、3ヶ所の美しい光のオブジェをお楽しみください。

大浜地区は旧大浜小学校校庭に桜の木。
学校統合で閉鎖になっている旧大浜小学校では今年が見納めだとか。
「秋の花見」というテーマで今は伐られてしまってなくなった小学校名物だったという
大きな桜の木が描かれていました。

奥には都市高速道路の灯。

桜の木の幹の部分から。

灯明に囲まれた舞台ではゴスペルが始まりました。
灯りがまるで歌声に呼応してるかのようにゆらゆらと揺れていました。

奈良屋地区は博多小学校校庭に童話を題材にした動物の絵。
3階屋上から見物。屋上に昇ると人影がフェンスにいっぱい張り付いていました。
高いフェンスのすき間から撮影。

灯明絵の原画です。
最後は御供所地区、博多高等学園校庭です。
終了の21時まで残り5分しかありませんでしたがどうにか見ることができました。

来年3月全線開通する九州新幹線がモチーフ。
校舎の3階渡り廊下から。
九州地図に鹿児島本線ルート、走る新幹線「さくら」と車名に因んだ桜の花。
そして、右端に四角い中に赤い円の意味不明の図。
実は、この図については隣にいた、外国人の友人を案内してる青年も(日本語は
流暢だったけど彼も外国人だったような)、夫々の絵を説明してましたが、
その部分だけがわからず、私達に尋ねてきました。
私達も応えられるはずがありません。
スタッフの高校生達にも聞いてみましたが知らなくて、何か駅に関連のロゴマーク
らしいということまではわかりました。
後で当日の新聞を読み直したら、新博多駅ビルの新ボールマークでした。
道々に立てられた灯明などもあって、街一帯が灯明で彩られ、なかなか楽しい
博多の夜の散歩でした。
11月3日~7日には「御供所、冷泉ライトアップウォーク」も行われます。
そちらも今から楽しみです。