だんなっちょんのブログ

ヤ〇トのセールスドライバーやってます。
競馬・飲酒・昼寝・スマホいじりが趣味の
甲斐性無しの二児の父

佐藤名人

2018-04-06 00:33:23 | 将棋
2017年度
16勝17敗 勝率0.476
☆名人防衛

名人にしてはかなり物足りない成績。ほかの棋戦も名人のため多くのシードをもらいながらも
タイトル挑戦無しどころか挑戦一歩手前の状況すら無し。
正直「頼むぜおい」という状況。

名人でありながら、棋界最高棋戦である竜王戦は前期は早々に1組から2組陥落となり
今期も2回戦で敗れ、挑戦権はすでになくなった。
ほかの棋戦はタイトルホルダーとしての待遇でほとんどシード権や2次予選以上からの
登場になるがことごとく敗北。正直情けないとしかいいようがない。

そうした状況の中来週から迎える名人戦。
それでも佐藤天彦名人には期待を込める。
名人は歴史もあり賞金+副収入も含めて別格の扱い。
なんせ順位戦を指さなくても、通称「名人手当」と呼ばれる給料が
毎月100万以上振り込まれる存在だ。
名人さえ防衛していればほかの棋戦ボロボロでも「貴族」とまでは
いかなくてもそれに近い安定した生活は送れるはずだ。
それほど名人は尊く、別格の扱いを受けている。
名人はタイトル戦で4つ勝つだけで、年収3000~4000万は確約される。

だからこそ佐藤天彦名人はほかの棋戦では体たらくであっても
名人戦だけは最高の研究をもって最高の状態で挑戦者を迎え撃つことを
期待する。
相手は羽生善治竜王と相手にとって不足なし

モニター越しに伝わる名人の礼儀正しさ・言葉遣いはピカイチ。
負けた時もはっきりと視聴者に聞こえる声で「負けました」という姿もまた
潔くて美しい。

私は羽生竜王ファンではあるが、佐藤名人も負けずに好きだ。
もう名人挑戦はないのかな?と思っていた羽生竜王のまさかのタナボタに近い挑戦。
ご本人もタイトル100期・名人10期がかかる大事なタイトル戦になる。
最高クラスの準備をしてくるはずだ。
フルセットの激戦を期待する。