だんなっちょんのブログ

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甲斐性無しの二児の父

お祝儀の風習について思ふこと

2013-06-12 02:19:41 | 生活漫談
発言小町↓

結婚式に上司を招待し、ご祝儀が1万円でした・・・


常識的な話を考えると、正直この上司の常識を疑う。
自分の周りに結婚式で1万しか包まない人は聞いたこともない。
学生アルバイト等なら分かるのだが、そこそこの役職についている社会人がこの額だと
自分なら少し「何なの?」って思う。

ただ、この祝儀に関するマナーや常識に関してもともと気に入らないとは思っていた。
マナーや常識や慣習である以上余程のことが無い限り順守はするのだが、内心は少し穏やかでもない。
言いたいことは結構ある。

そもそも3万円という額は、ある程度所得のある人ならさほど痛くもないだろうが、
学生やフリーターや低所得者層だとかなりきつい額。
毎月3万の貯金や遊び金を作るのにも結構精一杯な層は存在するし、かつて自分もそうだったから
3万の重みはよく分かる。今だってそんなにヤワな金ではない。
それを「貰って当たり前」と思って結婚式に呼ぶのはどうかとは思う。

それから結婚式業界等にも問題がある。式を行うにあたってかかる決して安くない費用を
「殆ど祝儀で返ってくる」という歪んだ常識を我々に植えつけてしまったからだ。
結局このお決まりの台詞を耳元で囁けば、一生に一度の挙式だからゴージャスにいこうと
張り切るカップルは出てくるのは当然だろう。
その張り切りは人を集めないことには始まらない流れになる。
結婚式業界の売上向上の為にカップルが「金づる」を必死に集める図式になる。


初めて結婚式には3万包まないと行けないと聞いたときは「はぁ?3万?」と思った。
それがマナーであり、礼儀であると言われれば正直従うしか無い。
それに反すると自分の価値を落とすことにもなるし、相手のプライドにも関わる問題。
だから従うし、当然のことと思って包む。黙々と相手のことを想って包む。

でも、私みたいな交友関係が広くない人間なら年に1回あるか無いかのレベルだからいいけど、
本当に交友関係が広い人間は大変ではないか?
単純に親しい友だちが40人もいれば、将来的に祝儀だけで120万も使うことになる。
これは本当に痛いと思う。そりゃ自分も結婚すれば貰えるだろうけど、結局数集めてナンボだし
集まらなかったり、式を相手が望まなかったり、結婚出来なかったらもう最悪である。

だいたいお金を渡すと「お返し」というルールがあるのも厄介。
自分も結婚して痛感したが、出産祝いだの何だのでお金や贈り物をもらうのはとても有難い話だけど、
お返しを考えるのが、本当一仕事。貰った額が高額であればあるほど苦労は倍増する。

だからこういうルール辞めて欲しいのが本音。
祝儀を最高でも1万までとして、お返しという風習を一切無くして欲しい。
貰っても渡してもこんなに歪で面倒な風習はないと思う。

ちなみに沖縄県は結婚式は1万というのがルールらしい。
それなら主催者側も引き出物も無しや簡易的なものですむし堅苦しく無くて
実にいいと思う。だいたい出席者は引き出物なんて欲しいと思うのだろうか・・・・。
自分は貰って嬉しいと思った引き出物って正直無い(笑)
そんな金やモノで相手の価値や自分の価値を確かめ合う変なマナー本当イライラする。

3万包む・貰って当たり前という風習止めにして欲しいかな。
包む額やお返しのタイミングやら中身やら少し誤ると「マナー違反」「常識知らず」とか
言う奴は言うし、自分も(勝手なくせに)マナーに少し煩い人間だけに、祝儀作法ごときで
何かと牽制しあうのが凄く面倒くさい!あー面倒くさい!戦っているのは自分だけかもしれないけど
こういうのムシャクシャするんですよ(笑)宮崎人だけに「テゲテゲ精神」真っ盛りだから堅苦しいの
本当苦手なんですよ。

というのが自分の中の本音かな。

ただ根っこはとっても真面目だからルールは守りますよ^^
ちゃーんと3万包みますから結婚式ぜひ呼んでくださいね(怖