あまくさ人のひとりごち

あまくさ人のひとりごち、つまり独り言です。
撮りだめした写真も併せて載せます。

牛深小森海岸の夕陽

KKC48

第947回 巨人のためにセ界はあるの

2010-05-06 20:14:47 | スポーツ
セ界に閉塞感もたらす巨人野球、格差社会打破には交流試合?(夕刊フジ) - goo ニュース


 巨大戦力・巨人の首位はセ界に閉塞感をもたらす!? 世の中の格差社会がそっくりそのままセ界に反映されているからだ。12日から始まるパ・リーグとの交流戦が、閉塞感を打破する救世主となるかどうか。
 「そこまでやって勝ちたいか」。3年前のなりふり構わぬ巨大補強の巨人に対し、こう言い放ったのは、阪神監督時代のオリックス・岡田監督だった。ヤクルトのエース・グライシンガー、4番・ラミレス、横浜の守護神・クルーンを獲得したのに激怒しての発言だったが、確かに核心を突いていた。セ・リーグに格差社会の到来だ。
 昨年の5番・亀井。今季打撃30傑のトップを走っていた松本。開幕から4連勝の内海…。誰がいなくなっても痛くもかゆくもない、あり余る巨大戦力が首位にいるのは当たり前だ。「もうセ・リーグの灯は消えたのか」と球界関係者が嘆くように、セ・リーグには閉塞感が漂う。
 「中日の野球には閉塞感が感じられる」。こう言ったのは、昨年リーグ3連覇を達成したときの巨人・原監督だった。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選手を1人も派遣せず、けが人を隠し、ファンに対しても沈黙を決め込むオレ流の落合野球を痛烈に批判したのだ。が、原監督の言葉はそっくりそのまま今の巨人に当てはまる。「物量で押し切って勝つ巨人には閉塞感が感じられる」と。
 阪神が巨人戦に孤軍奮闘しているものの、中日に足を引っ張られ、巨人包囲網もできない。富める者・巨人軍と貧しい5球団の格差は歴然としている。「巨大補強は企業努力だ」と巨人関係者は言うだろうが、そんな建前論では片づけられない。「メジャーのぜいたく税のように、ある額を超えた巨大補強をしたチームはお金を払うシステムにしないとおかしい。巨人はいつも安く取ったように言っているが、実態は全く違うのだからね。たとえば、グライシンガーの年俸が2億5000万円だとすれば、他に出場給など様々な方法であと2億5000万円を出すとかする」
 他球団関係者からこういう声があがるのは当然だろう。セ・リーグは格差社会そのものになっているからだ。球界全体に閉塞感が蔓延したら大変なことになる。パ・リーグ6球団が交流戦で打倒・巨人を実現して、最悪のケースを回避するしか道はない。


んー・・・・。
確かにそうだと思う。
せっかく首位に躍り出たかと思った阪神、見事に中日に足を引っ張られた。
巨人はヤクルトに圧勝して3連勝。


巨人は、ほとんど同一カード勝ち越しの状態が続いている。
広島に至っては、いまだに今シーズン勝ち星がない。


巨人に追いついては突き放され、
追いつくのかな・・・思わせては突き放され、
結局去年は2位に13ゲーム差である。
毎年こんなペナントばかり見せられたら、飽きられるに決まっている。 

いかに巨人ファンといえども、この「格差」には辟易してしまうのではないか。
「私が応援してもしなくても、巨人が勝つんだもん。張り合いがないよ」
というファンがいないとは限らない。

巨人戦は昔みたいに毎試合中継されることはなくなったし、
中継しても一ケタしか視聴率は取れない。

その点パリーグは激戦である。
ついこないだまでロッテが独走状態に入っていたが、今ではソフトバンク・西武と三つどもえの状態である。
昨年の覇者・日ハムと、大躍進した楽天は下位に甘んじている(今のところは)。
日ハムや楽天が息を吹き返せば、もっとパリーグは面白くなる。

という状況の中、12日からセパ交流戦が始まる。
ここで順位ががらりと入れ替わると面白くなるのだが(特にセ)。


第946回 ボールボーイも石ころと一緒です

2010-05-06 19:44:57 | スポーツ
珍プレー!ボールボーイが捕っちゃった(スポーツニッポン) - goo ニュース


 【オリックス4―4ソフトバンク】9回表に珍しいプレーが起こった。


 ソフトバンク先頭の多村の一塁線を破った打球が、右翼ファウルゾーンで座っていたボールボーイの椅子に接触。ファウルと勘違いしたボールボーイが拾い上げた。打球の行方を確認した佐藤一塁塁審は二塁打と判定。公認野球規則三・一六内では「妨害と同時にボールデッドとなり、審判員は、もし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断して、ボールデッド後の処置をとる」と記されている。


ボールデッドとはすなわちファウルボールやボークをとられるなどして、
試合が一時中断される状態のことを指す。
審判がタイムを宣言するのもボールデッドに入る。

ボールデッドの状態になると、ランナーは次の塁に進むこともできないし、
また前の塁に戻ることもできない。
バッターが打って次の塁に進んだランナーが、
ファウルボールとわかって元の塁に戻るのを見ればわかるでしょ。

さて、ボールデッドの説明はこれくらいにして、
この場合は何が起こったかということだが、
まず、ボールボーイがヒットのボールを拾いあげた(これが規約に言う「妨害」)ら、その時点でボールデッドとなる。
もし、その打球がボールボーイによって拾われなかったら、どうなっていたか。
一塁線を破って右翼ファウルゾーンに転がったのだから、
外野がうまく打球を処理しても、普通のバッターランナーだったら二塁に到達するはず。
という判断をして、審判は二塁打という判定にした(これがボールデッド後の処置)のだ。

これは打球が審判に当たって、あらぬ方向へ球が転がった場合も同じであるはずだ。

よく言われるとおり、「審判やボールボーイは、石ころと同じ扱い」なのである。

では、こういうケースはどうであろうか。

ちょっと前のパリーグの試合。
ランナー二塁の場面で、ピッチャーの投げた球をキャッチャーが後ろにそらした。
あわてて追いかけるキャッチャー。
ところが、その途中でボールボーイと接触し、転倒してしまう。
そのために二塁ランナーが生還した。
守備側の監督は「ボールボーイとキャッチャーが接触した時点で、ボールデッドが成立するはずだ。
だから二塁ランナーの進塁は認められないのではないか」と猛抗議。

さあ、この抗議は認められたか認められなかったか。

・・・認められなかったんですね。

キャッチャーは石につまづいて転んだようなものなので、
こういう場合はボールデッドは認められない。
ボールインプレーすなわちプレー続行中。
したがって、ランナーの進塁は認められたのだ。

野球のルールって、難しいですねwww


第945回 七人の「貴」侍 連合げいこ

2010-05-06 07:05:58 | 相撲
貴乃花グループが連合げいこ=大相撲(時事通信) - goo ニュース


 初場所後の日本相撲協会理事選に立候補した貴乃花親方(元横綱)を支持し、二所ノ関一門を離脱したグループによる初めての連合げいこが5日、東京都墨田区の間垣部屋で行われた。関取は若荒雄ら3人だけだったが、30人を超える力士が、約4時間半にわたって活気あるけいこを見せた。
 貴乃花親方や阿武松親方(元関脇益荒雄)、大嶽親方(元関脇貴闘力)のほか、グループ外の錣山親方(元関脇寺尾)も弟子を連れて来た。貴乃花親方は若い衆の申し合いに鋭い視線を注ぎ、「前に出ろ」などと厳しい口調で指導。けいこ後は「弟子を育てていくという気持ちが、連合げいこで意思統一できた。これからも続けていきたい」と充実した表情だった。
 錣山親方は「いいけいこをしている所があれば、遠慮なく来させてもらう。深い意味はない」と出げいこの一環であることを強調した。 


理事選をめぐる騒動以来、すっかり影が薄くなってしまった感があった七人の「貴」侍。
ずいぶんと久しぶりに記事になったなあ。


なんでも、あの元寺尾も弟子を連れて参加したとか。
別に深い意味はないのだろうけど。


土俵外で場外乱闘というのも、
たまには「華」になるのかもしれないが、
昨今はあまりにもそれが多くて、いやになってしまう。
ブログネタとしては恰好なのだけど。

この連合げいこの成果を土俵の中で活かしてもらいたい。


天草西海岸の夕陽