さすがに竜崎、そしてデスノートの記憶をなくした今のライト
でも、名前を書くだけで人を殺せるとはとっさには見抜けませ
んでしたか。でも竜崎はその可能性もあると思っているようで
すね。
さて、この『デスノート』の作者、大場つぐみ氏の正体につい
ては、雑誌やネット上でも色々と推理されているようですが、
私は複数作家の合作ペンネーム
という可能性も排除できないと思うのですよ。
特にこの数週間の展開では
直前の内容に突っ込みを入れる
事が多く、複数のリレー形式で執筆しているのでは？
と思わせます。
例えば火口さんを吉田プロにおびき出す作戦。
最初に竜崎が「植木鉢に鍵を置いて」と言いますが、今どき、
植木鉢に鍵を置いておく会社があるのかと誰もが首を傾げます。
一応、その回でライトが「例え話」とフォローしてますが。
しかし次の回で「暗証番号」に変更され、またいくらお得意先
だからと言っても誰も居ない会社に部外者を入れるか？ と言
う疑問も、今回で火口さん自らおかしいと気づきます。
まぁジャンプのマンガは、この手の辻褄合わせを気にしていた
ら読めませんけど（笑）、それにしてもネタ振りから突っ込み
までのサイクルが短いのが気になります。
また『デスノート』で他に気になると言えば、時々
台詞の量と吹き出しの大きさが合ってない
のも気になりますね。
それほど重要な台詞でもないのに、大きな吹き出しを取ってお
り、量も少ないという事が間々あります。
複数作家の合作説を取るなら、最後にシリーズ構成もしくはプ
ロット作家的な、リーダー的立場の人がいて、その方が完成直
前の原稿をチェックして、台詞の直しを入れているのではない
かとも思えます。だからたまに台詞が大幅削除されて、吹き出
しのスペースが余ってしまうと。
そうなるとヨツバの八人に、執筆グループが投影されている可
能性もある……、と言ったらさすがに穿ちすぎかな（＾＾；。
