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庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
スケジュールは毎月一日に掲載。アクセスカウンターは2010年1月1日より集計。

F1 ハンガリーGP

2016年07月30日 19時09分45秒 | F1
この数戦、荒れる予選、淡々とした(もしくは眠い(^^;)決勝という展開が続いてましたが、今回もご多分に漏れずそんな展開でしたな。
もっともいくらなんでも予選、荒れすぎ(;´Д`)。悪天候も重なり実に四度の赤旗中断。中断時間も含めると二時間という、決勝と同じくらいの時間を食いました。
そんな予選の見所はQ3の最後の最後。アロンソがストップ、減速指示のイエローフラッグが出る中で、ロズベルグが逆転ポール。減速区間で最速タイムを出したものの、一瞬アクセルを緩めたとかで結局はお咎めなし。
さて、予選でこれでは決勝ではどうなる事かと思ったら……。

ほぼオープニングラップで決まってしまいましたねえ(;´Д`)。
ポールを取ることにはあれほどの執念を見せたロズベルグですが、スタート直後にハミルトン、そして三番手スタートのリカルドにも抜かれる始末。なんとかリカルドを抜き返して二番手に浮上するも、結局ハミルトンを抜くことは出来ず、そのままフィニッシュ。これでドライバーズランキングでハミルトンがロズベルグを逆転。サマーブレイクまで一戦を残しての首位浮上です。思ったより早かったですなあ。もうちょっとロズベルグが粘ると思ったのですが。
レース後のインタビューでロズベルグが妙にさばさばした表情だったのが気になります。開き直ったのか、それともチャンピオンへの執念が切れてしまったのか。予選の最後で見せた一瞬の隙を逃さず、レギュレーションぎりぎりを突く走りが出来れば、まだまだチャンスはあるのですが……。
でもまぁ……、ロズベルグだからなあ(^^;。

今回面白い結果を残したのがマクラーレンのアロンソ。
FP1、七位。FP2、七位。FP、七位。予選七番手グリッド。そして決勝七位。
まさかのオールセブン。いやはや狙って出来ることでもありません(^^;。
しかしまぁこれで中盤勢の中では安定して上位の結果を残せる事が証明できたわけで、あとは上位勢のメルセデス、フェラーリ、レッドブルを追うだけです。
もっともポイントはコンスタントに稼げそうですが、表彰台ともなると上位勢六台の内、半数よりも上に行かなければならないので、あといくつかのブレイクスルーがないと難しそうですなあ。

悪評紛々の無線制限ですが見直しということで、この点は少し分かり易くなりそうです。

F1 イギリスGP

2016年07月17日 23時12分13秒 | F1
来た来た来たーッ! ついにハミルトンがポイントリーダーのロズベルグと1ポイント差。
開幕四連勝の勢いはどこへやら。今回もウェットコンディションに四苦八苦した挙句、無線でのアドバイスによるペナルティでタイム加算。二位でフィニッシュするも三位へ降格。
トップはポールからスタートしたハミルトン。ハミルトンはQ3でも一旦、タイムが抹消されたにもかかわらず、再度のアタックでポールを獲得と勝負強いところを見せてくれました。
一度、二度は偶然。三度目は必然。そしてさらに続けば実力と言いたいところですが、ロズベルグは開幕四連勝の勢いは完全にないですねえ。
そしてハミルトンと同じくらい存在感を放っていたのが、マックス・フェルスタッペン18歳(リアル)。
今までは予選でチームメイトのリカルドを上回る事が出来なかったフェルスタッペンですが、今回は四番グリッドのリカルドを上回る三番グリッド。決勝でも三番手フィニッシュでロズベルグの降格で二位。リカルドは決勝四位でしたから、ペナルティ関係なしに決勝でもチームメイトを上回ったわけで、これは完全に覚醒マックス(!)状態ですかね。
これは早々にもう一勝をすると、後半戦でハミルトンとロズベルグに割って入ってくる可能性がありそうです。さすがに逆転優勝は難しそうですが、ハミルトンとロズベルグ、フェルスタッペンに負けた方が総合優勝争いから脱落していきそうです。
そしてマシン次第ですが、来年以降、間違いなくフェルスタッペンはワールドチャンピオン争いに絡んでくるでしょうね。
まさに脅威の18歳。まさに「お前はラノベかマンガの主人公か!」です(^^;。

しかし無線ペナルティはもうちょっと分かり易くできないものですかね。
完全に禁止だと安全性にも関わりますし、メジャーリーグベースボールやテニスの抗議のように一試合回数限定のチャレンジ制とか、あるいは指示の内容に応じてのトークン制で1GP辺り何トークンまでならペナルティなしなど、いくつかの方法があるかと思うのですが。

さて次回はハンガロリンク。いよいよロズベルグの正念場です。サマーブレイクまで残り二戦。ロズベルグがここで二連敗すると、ハミルトンの結果如何に関わらず、そのままずるずる行ってしまいそうですね。

F1 オーストリアGP

2016年07月08日 23時33分33秒 | F1
夏の連戦となると感想を書く方も大変です。いや、実際に戦ってるチームとドライバーの方がなんぼか大変なのは重々承知しておりますが(^^;。

さて、まずはフリー走行で大活躍した(;´Д`)のが路肩の縁石。かなり複雑な改修をした結果、マシンに大きな負担がかかってしまったようで、ロズベルグ、クビアト、ペレスとサスペンションを壊してストップ。
これは決勝でどうなるかと心配していたら、バクー同様、意外とすんなり……。行くかと思ったら中盤でいきなりベッテルのタイヤがバースト。なんでもデブリを踏んだそうですが、これでベッテルリタイアで、優勝争いはまたもやメルセデスの二台に。
ロズベルグがハミルトンをリードする形でレースは終盤。そして運命のファイナルラップ。ロズベルグのブレーキングミスを見逃さずに仕掛けたハミルトンがトップに。そしてハミルトンとロズベルグは接触。ロズベルグはフロントウィングを壊して見る間にスピードダウン。後ろから来たフェルスタッペン、ライコネンにも抜かれて四位に(;´Д`)。さらにハミルトンとの接触にタイムペナルティ(;´Д`)。幸い順位はそれ以上は落ちませんでしたが、完全にロズベルグの自滅でした(;´Д`)。
いやはや、ホント「開幕四連勝してもロズベルグだからなあ(;´Д`)」が現実の物になりつつありますな。
これでロズベルグとハミルトンのポイント差は11ポイント。サマーブレイク前にハミルトンの逆転も十分にあります。
一方、追いかけるフェラーリは今シーズン未勝利、レッドブルもフェルスタッペンの一勝のみ。今回もフェルスタッペン二位、ライコネン三位、リカルド四位でしたが、まだメルセデスを追撃してるという感じではありませんね。これではメルセデスも安心して(笑)同士討ち出来るというものです(^^;。

今回のもう一つの見所はやはりマクラーレンホンダのバトン。予選は五番手で通過。ロズベルグとベッテルのグリッド降格で、決勝は何とセカンドローの三番手グリッドからスタート! さすがに決勝ではポジションを落しましたが、バトンとしては今期自己ベストの六位でフィニッシュ。まあアロンソがリタイアで両者ポイントゲットと行かなかったのは残念ですが、徐々に調子は上向いてる感じですね。日本GPにも期待が持てそうです。

さて今週末は休みなしでイギリスGP。
ニコニコニコニコ、マックス、ルイスルイス、ニコ、ルイスと来てますが、果たしてイギリスで勝利の女神が微笑むのは誰か。
そろそろベッテルが表彰台の一番高いところへ昇るところも見てみたいのですが。

F1 ヨーロッパGP

2016年06月25日 23時44分47秒 | F1
さて、初開催。アゼルバイジャンの首都バクーで開催されるヨーロッパGP。公道コースですが、フリー走行中継を見てその狭さにびっくりΣ( ̄□ ̄;;;)!!
フォーミュラEかい! と言いたくなるほどの狭さ。ビルの間を走り抜けるコースは往年のアメリカGPが開催されていたフェニックス公道コースを思い出す一方で、古城をバックに走り抜ける辺りは余りにも非日常過ぎて『グランツーリスモ』や『フォルツァ』シリーズを連想するほどです。
路肩パネルのトラブルなどもあり、フリー走行から荒れ気味。予選でもハミルトンがQ2、Q3で連続してミスをしでかして10番手スタートという波乱。ポールはロズベルグでしたが、果たして決勝ではどんな荒れた展開になるやらとはらはらしていたら……。
……至って平穏な展開でした(;´Д`)。
ええ、ハミルトン以外は(^^;。
ポールからスタートしたロズベルグはそのままフィニッシュ。10番手スタートのハミルトンはどこまで追い上げるかと思いきや、トラブルを抱えていいところなく五位フィニッシュがやっと。何でもセッティングを変えたのが予選から響いていたとかで、決勝でもそれが出てなかなか修正が効かなかったそうで。無線でのアドバイスに規制されていることもあり、ハミルトンは一人悪戦苦闘。実はロズベルグにも同じトラブルがあったそうですが、こちらはすぐに修正方法に気づいたそうで。この辺、二人のドライビングスタイルの違いが明暗を分けた感じですな。
終始淡々とした展開の中で気を吐いたのがペレス。予選でも二番手に着いたものの、ペナルティで5グリッド降格なるも、決勝では巻き返して3位フィニッシュ。

ハミルトンが二連勝してシーズンの風向きが変りかけたところで、ロズベルグが待ったを掛けて面白い展開になりそうですねえ。
五位とは今回のハミルトンはいいところがなかったですからねえ。
さて一週おいて次はオーストリア。ここから夏の連戦が続きますな。

F1 カナダGP

2016年06月19日 01時06分49秒 | F1
ウォールオブチャンピオンズさん
∥(´・ω・`)ショボーン「今年の決勝は誰も来なくて寂しいお」∥

すでに次戦ヨーロッパGPの予選が終了しておりますが、前戦カナダGPの感想をば( =゚ω゚)ノ。
しかし連続開催は厳しいですね。ただ感想を書いているだけでも厳しい(^^;のに、これが実際にレースをやってる方ともなると相当きついでしょうねえ。なにしろモナコから大西洋を渡りカナダ。そして一週間でヨーロッパに飛び帰ってアゼルバイジャンでヨーロッパGPですからねえ。

さてそんなわけでカナダGP。カナダGPと言えば冒頭のチャンピオンズオブウォールさんに激突してSCが入ったり、過去には雨天中断を挟み四時間レースとなったこともあるように結構荒れる展開が多いのですが、今年は大波乱もなく。ウォールオブチャンピオンズでのクラッシュもQ2でサインツJrがやったものの、決勝ではなし。良く言えば落ち着いた、悪く言えば淡々としたレースでしたねえ。
その中で見せ場と言えば最初と最後。ポールからスタートのハミルトン、二番手スタートのロズベルグ、共にスタートで出遅れたところを、三番手スタートのベッテルがするするっとかわしてトップへ。
このままベッテルが逃げ切るかと思ったのですが、ピットインで順位を下げタイヤ交換のミスやベッテル自身の細かなミスもあり、最終的には二位。
そして最後の見せ場はファイナルラップ。それまでこれといって見せ場の無かったのポイントリーダーのロズベルグ。このままでは追われないとばかりに四番手走行中にフェルスタッペンを抜きに掛かりますが、結局、失敗、スピン。何とか五位フィニッシュに終わりましたが、ヘタをすればリタイアノーポイントになったかも知れませんでした。
精彩を欠いたロズベルグですが、オープニングラップでハミルトンと接触して順位を落し、さらにスローパンクチャーにも見舞われたそうで。それにしてもポイントリーダーとは思えない存在感の無さでしたねえ(;´Д`)。
結局カナダGPを制したのはハミルトン。まだ二勝目ですが、調子に乗ってきた感じです。一方のロズベルグは連勝中の勢いはどこへやら。開幕四連勝となれば普通はこれで今年の大勢は決したような雰囲気になってしまうのですが、私を含めて世界中のF1ファンから「でもニコだからなあ(;´Д`)」と思われていたのが、現実になってしまった感じですねえ。
風はハミルトン有利に吹いてきた感じです。

さてそんなわけで連続開催、アゼルバイジャン首都バクー市街地コースでのヨーロッパGP。予選が終わったところですが、ひょっとしてまたもや風向きが変わった?
初開催の公道コースということもあり、こちらの結果も気になりますね。

F1 モナコGP

2016年06月05日 22時49分29秒 | F1
いやぁ、まさに……。
モナコには魔物が棲んでいるというのを実感しましたねえ。
フリー走行からの絶好調だったリカルド。予選ではタイヤ戦略も功を奏して自身初のポールポジションを獲得。ハミルトンはトラブルで1アタックが精一杯。ライコネンはギアボックス交換でグリッド降格ペナルティ。雨の中セーフティーカー先導のスタートとなった決勝でも、順調に飛ばしてリカルドはトップを快走。
まさにモナコに棲む何者かが「今日はお前が勝つレースだ」とリカルドに囁きかけているのかのようでした。
しかしその何者かはまさにモナコの魔物。すべてがうまく行っているかに見えたその時に、まさに信じられないミス。
チームからの指示でタイヤ交換の為にピットインすると、そのタイヤが用意されていないと言う大ポカ。
中継を見ていても、最初はなにが起きたのか分かりませんでしたよ(;´Д`)。
なんでも先にウルトラソフトに履き替えたハミルトンのタイムが伸びないのを見て、一つ硬めのスーパーソフトに履き替える予定が、ピットで用意されていたのは更にもう一段階硬めのソフトタイヤ。しかもスーパーソフトはガレージの奥に置いてあり、取ってくるまでさらにタイムロス。これでハミルトンに先行されたリカルドは、その後コースに戻って猛追するも、それこそ「ここはモナコ、モンテカルロ!」。そう簡単には抜けません。結局はハミルトンが今シーズン初優勝。リカルドは前回スペインGPでもチーム戦略のミスから3ストップ作戦に出て優勝を逃しており、これで二戦連続リカルドには何らミスが無いまま、チームの失策でほぼ手中にしていた勝利を逃したことになりますねえ(;´Д`)。
いつも明るいリカルドですが、レース後にはさすがに仏頂面。予選終了後のインタビューでは渋い顔のハミルトンに、してやったりのリカルドですが、完全にひっくり返ってしまいました。
しかし去年の雑誌「F1速報モナコGP」号の表紙は、満面の笑みを浮かべる勝者ロズベルグにやはりチームのミスで勝利を逃して頭を抱えるというハミルトンでしたが、今年の「モナコGP」号は両手を広げて勝利をかみしめるハミルトンに苦虫を噛みつぶしたようなリカルドという、こちらも対照的な構図。
ハミルトンは一年前に逃したモナコの勝利を掴んだわけで、リカルドも来年は頑張って欲しいものですねえ(;´Д`)。

マクラーレンホンダはアロンソ五位、バトン10位と久々の両者ポイントゲット。特にアロンソは本人も、見ている方も終盤、表彰台が頭をよぎった展開でした。まあフェルスタッペンやライコネンがリタイアしたのもあるのでしょうが、こういう展開でもきっちりまとめられるのがベテランの力ですね。

心配なのがロズベルグで、今回はこれといった見せ場もなく、序盤にチームオーダー発動でハミルトンにポジションを譲る始末。
その後も首位争いに絡むこともなく、挙げ句の果てにファイナルラップでヒュルケンベルグにパスされて最終結果は七位に。
モナコ三連勝中、開幕四連勝の勢いはどこへやらですなあ(;´Д`)。
これが一時的なものなのか。それともメカニカルなトラブルなのか。まずは次のカナダGPに注目ですね。アメリカ大陸開催で生中継だと、日本時間だと深夜から早朝という時間帯になってしまいますが(;´Д`)。

F1 スペインGP

2016年05月21日 23時52分26秒 | F1
いやぁ、あっはははは(^^;。
まさかこういうことになるとは、おじさん全く想像だにしてませんでしたわ(^^;。

前戦ロシアGPの直後、トロロッソからレッドブルへ移籍したマックス・フェルスタッペン。優勝が狙えるトップチームに移籍して、さぁどうなるかと見ていたら……。
いきなり勝っちゃったよΣ( ̄□ ̄;;;)!!
17歳でF1デビュー。余りにも若すぎるデビューに批判もあり、スーパーライセンス発行ルールが変更され、その結果、この史上最年少F1デビューはアンタッチャブルなレコードに。
そして今年、いきなり優勝で今度はベッテルが持っていた最年少優勝記録を更新ですからねえ。F1昇格ルールが変更されたので、恐らく今回の18歳と228日という記録はもはや塗り替えられないでしょうねえ。
しかしまぁパッとしない成績だったとはいえ、父ヨスもF1ドライバー。そしてベッテルから「魚雷」と非難されたこともあったのか、クビアトと入れ替わる形でレッドブルへ昇格。さらにこのレースも優勝候補最右翼、メルセデスのロズベルグとハミルトンが同士討ちでいきなりリタイア。さらにチームメイトのリカルドは何故かチームが3ストップを選択、これが裏目に出てトップ争いから脱落。それに引きずられるようにベッテルも3ストップを敢行して、結局トップ争いには絡めず。
すべてがマックス・フェルスタッペンの為に回っていたような気がします。
「ラノベかよΣ( ̄□ ̄;;;)!!」とか言いたいですが、実際にこんな展開書いたら「いや、いくら何でもご都合主義すぎるでしょう」と編集さんからボツにされそうです(^^;。
メルセデスの二台がリタイアした時点で「お、これはマックス最年少優勝にフラグが立ったな(笑)」とかチャットしていたのですが、まさか本当に優勝するとは思いませんでした(^^;。まあこれは世界中のF1ファンを同じでしょうねえ。

幸運ももちろんあったのですが、それでも現役最年長ドライバー、ライコネンの追撃をかわし続けてトップチェッカーを受けたのは見事としか言いようがありません。ライコネンはマックスの父ヨスとF1で戦ったこともあり、まさかその息子が目の前で優勝するとは思わなかったでしょうねえ。
ツイッター日本語版でも「フェルスタッペン」がトレンド入りしていましたが、F1知らない人には何のことか分からんかったでしょうね。そもそも人名なのかどうかも(^^;。日本人が知ってるオランダ人というと画家かサッカー選手くらいですからねえ。

マクラーレンホンダはアロンソがリタイアしたものの、バトンは何とか完走9位とポイントゲット。そして何よりアロンソが予選Q3進出とじわじわと結果を残して来てますが、ヨーロッパラウンドに入ると他のチームも熟成が進むので、それに追い抜かれないかどうかですな。

ライコネン二位、ベッテル三位となったフェラーリですが、メルセデスがダブルリタイアのノーポイントだったので、最悪の事態は避けられた感じですな。そして何より、総合ポイントでしれっとライコネンが二位に浮上してきてるのが何とも(^^;。

さて次回はいよいよ伝統のモナコGP。抜きにくいコース故、予選結果が重要ですが、モナコを得意としてるロズベルグがポールになると、もうそれで決まっちゃいそうですな(;´Д`)。

F1 ロシアGP

2016年05月14日 20時33分19秒 | F1
すでに次戦スペインGPが開幕しておりますが( =゜ω゜)ノ。

何と言っても驚いたのが、ロシアGPの結果よりもその直後、レッドブルのクビアトがトロロッソへ、そしてトロロッソのマックス・フェルスタッペンがレッドブルへと移籍した。レッドブルとトロロッソは兄弟チームといいますか、実質トロロッソはレッドブルのセカンドチームですので、事実上クビアト降格、フェルスタッペン昇格ということになりますねえ。

そのクビアト。中国GPでベッテルに接触して「魚雷(トーピード)」なるニックネームを頂戴。そして今回のロシアGPでもスタート直後にまたまたベッテルと接触。ベッテルは0周リタイア(;´Д`)。クビアトはなんとか最後まで走りきったものの15位が精一杯。まあこれが全てというわけでもないでしょうが、決断する切っ掛けにはなったかも知れませんね。
フェルスタッペンは昨年史上最年少17歳でF1デビュー。そして一年でトップチームの一角を占めるレッドブルに移籍ですから、まさに「ラノベかよ!」(^^;というようなシンデレラストーリーですなあ。

さてベッテルがスタート直後にリタイア。そしてハミルトンはというと、予選段階からトラブルが生じてなんと10番手スタート。
今回もロズベルグに風が吹いてる感じでした。こうなるとロズベルグはあとはミス無く、トラブル無く走りきれば良し。一方決勝で猛追するハミルトンも水圧にトラブルが出たとかで終盤はスローペースに。
いやはやロズベルグは今年で残り一生分の運を使い果たしてしまいそうです(;´Д`)。
『仮面ボクサー』の30年パンチ的な技(?)でも使ったんでしょうか(^^;。
結局ロズベルグはポールポジション、決勝優勝、ファステストラップをすべて一人で記録。さらに全周回一位通過という完全優勝。
なんかうまく行き過ぎて恐くなりそうですねえ(;´Д`)。
森脇さんなどが指摘されてるように「レースをしていない」まま勝ちを重ねてるのは事実ですが、ここまでで二位ハミルトンとは43ポイント差。怪我で数戦欠場でもしない限り、追う方もかなり厳しい状況になってきました。

日本のファンにはうれしいのが、マクラーレンホンダがアロンソ6位、バトン10位と久々のダブル入賞。
本番ヨーロッパラウンドを前にこれは嬉しい結果ですね。この勢いを持続して、さらに上位を狙って欲しいものです。

F1 中国GP

2016年04月29日 22時26分51秒 | F1
すでにロシアGPのフリー走行が始まっておりますが( =゜ω゜)ノ。

さて何と言っても今回一番のネタは……。

ロシアン魚雷(トーピード)爆誕!(^^;
オープニングラップ、四番手グリッドからスタートしたベッテルは、六番手スタートのクビアトに追い上げられて行き場所を無くし、よりにもよって三番手スタートのチームメイト、ライコネンと接触。共にダメージを負ったフェラーリは順位を落すことに。リタイアこそ免れましたが、ライコネンは最終的に五位。ベッテルはセーフティーカー導入のタイミングが良かった事もあり、クビアトもパスしてリベンジを果たして二位に。
そしてレース直後にベッテルがクビアトに言い放ったことが冒頭の「魚雷」発言(^^;。
「お前は魚雷か!」(意訳)
いやぁしかしまぁ、べっちゃんもいつの間にか若手に文句を言う注意を促すような歳になっていたんですな(^^;。

そんなわけでフェラーリは自滅。ハミルトンはトラブルで予選を走れず、さらにギアボックス交換ペナルティもあり、グリッド最後尾からのスタート。これだけでも散々なのにさらにスタート直後にフロントノーズを壊して緊急ピットイン(;´Д`)。

こうなるともうポールポジションからスタートのロズベルグに勝ってくださいと言わんばかりの状況です。
完璧と自画自賛するレースで開幕三連勝。
まだ全21戦の七分の一が終わっただけですが、それにしてもこの三連勝はデカい……はず(^^;。
中継で解説の森脇さんも言っていたのですが、ここまでロズベルグは「レースをしていない」ですからねえ。ライバルが勝手にこけてくれた。あとは自分のペースで走りきるだけというパターンが続いております。まあレースを最後まで自分のペースで走りきるのも難しいと言えば、確かに難しいのですが、これから本当に厳しい局面が来るとどうなるか。
ましてやロズベルグは初のワールドチャンピオンを目指す一方、ライバルのハミルトン、ベッテルは何度もワールドチャンピオンを経験していていますからね。長丁場のシーズンでの戦い方も心得ているでしょう。
そうなった時がロズベルグの真価が問われる時ですな。

さて一方のマクラーレンホンダ。前GPではバンドーンが出場してポイントをゲットしましたが、今回はアロンソが復帰。
昨シーズンと同じ予選方式に戻った今回、Q2でアタック開始直後に赤旗中断。そしてそのままタイムアップと残念な結果に。決勝ではアロンソ、バトン共に完走するも12位、13位ともう一歩ポイントに届かずとなかなかもどかしい結果が続いていますねえ(;´Д`)。

F1 バーレーンGP

2016年04月07日 23時50分23秒 | F1
すったもんだの挙句、結局、予選方式は継続。ポールはハミルトン。万全の走りでロズベルグを逆転。しかしQ3はタイムアップ前にすでにアタックは終わっており、やはり盛り上がりに欠けるのは事実ですねえ。

そして決勝。なんとフォーメーションラップでいきなりベッテルがトラブルでリタイア。なんでもベッテルがスタートできなかったのは、F1キャリア初だそうで何とも残念。これでトップ争いの一角があっさり崩れてしまいましたな。
ハミルトンはスタートで出遅れ、さらにボッタスと接触。二番手スタートのロズベルグはトップに立ち、そのままフィニッシュ。昨年からの連勝は5連勝。今シーズンも開幕二連勝とさい先の良い出だしです。二位にはライコネン、ハミルトンは三位が精一杯。何とか最低限の結果は残したものの、ハミルトンはツキもなく、また心配されたスタートにも不安を抱えており、ちょっと先行きが心配になってきましたね。もともとメンタルの弱さが指摘されていただけに、焦りが出てミスが続くと一気にロズベルグが突き放しそうな気もします。
そしてまたバーレーンで二位(^^;のライコネン。ハミルトンが昨シーズンまでの絶対的な強さを見せられないとなると、ベッテルも含めてフェラーリも優勝争いに絡んできそうで楽しみな展開になりそうですね。

しかし今回の主役はやはりマクラーレンの新人バンドーン。ドクターストップがかかったアロンソに代わり、急遽、呼び出されたバンドーンですが、予選ではバトン14番手を上回る12番手。そして決勝ではリタイアしたバトンの分も頑張りを見せて、なんと10位フィニッシュ。マクラーレンに今季初ポイントをもたらしたのは、ベテランのアロンソでもバトンでもなく、新人のバンドーンという意外な結果に。
出場できなかったアロンソもサーキットに来ていてバンドーンに逐一アドバイスを送っていたそうで、その効果も有ったのでしょうが、これは注目の新人が出てきましたね。
仮にアロンソが出ていればもうちょっと上に行けたかも知れませんが、これはタラレバの話。次戦中国GPでのアロンソの出場はドクター次第だそうですが、バンドーンももうちょっと見てみたいですねえ。

F1 オーストラリアGP

2016年03月29日 23時39分32秒 | F1
さていよいよ開幕した今シーズンのF1ですが、残念なことにBSフジの無料放送が今年はないのですよね(;´Д`)。
仕方なくフジテレビNEXTを契約してしまいました(;´Д`)。出来ればフジテレビにはあまり金を落したくなかったんですけどねえ(;´Д`)。まあいいや、シーズン終わったら速攻解約して、またシーズン直前に契約しよう(^^;。まあ来年はBSなり地上波なりで無料放送してくれるのが一番なんですけどね。別にフジテレビでなくてもいいので(笑)。

そんなわけ今年は予選とタイヤルールが変更。
予選ルールは話を聞いた時思わず「アーケード版『スーパーモナコGP』かよΣ( ̄□ ̄;;;)!!」と思ってしまいました。一般的にアーケードのレーシングゲームは時間内にチェックポイントを通過するとエクステンドタイムになるのですが、『スーパーモナコGP』は一定時間が経過した時点で、あるポジション以上にいないとゲームオーバーという仕様なのですよね。
なかなかエキサイティングな仕様でしたが、現実はゲームほどうまくいくはずもなく。そしてそもそも今回は予選ですからねえ。最後には誰もコースを走ってないままタイムアップと、まるでク○ゲーが作られる経緯を見ているかのような企画倒れ感(^^;。
GP後、昨年までの予選方式に戻すことが決定……したかと思ったら、次のバーレーンはやっぱりオーストラリアと同じ方式で行くわと二転三転(;´Д`)。いやはや早速ばたついてますなあ(;´Д`)。

そして決勝。クビアトのトラブルもあってフォーメーションラップやり直しのスタートで飛び出したのはベッテル、ライコネンとフェラーリの二台。ポールのハミルトン、二番手のロズベルグ共にスタートをミスった感じで、この辺もレギュレーション変更の影響でしょうか。
ひやっとしたのがアロンソのクラッシュ。新規参入ハースチームのグティエレスと接触したアロンソのマクラーレンホンダは、そのままコースアウトしてウォールに激突。マシンはほぼ全壊状態で、なんでも瞬間的に40Gを越える衝撃があったとか(((;゜д゜)))ガクガクブルブル。幸いアロンソには大きな怪我はなく、すぐに立ち上がり手を振って見せましたが、導入が検討されている頭部保護装置ハローの是非にも影響しそうですね。
このクラッシュで赤旗中断。その後のタイヤチョイスが明暗を分けたようです。
メルセデスは共にミディアムで走りきることを決断。フェラーリはスーパーソフトをチョイスと、タイヤに関するレギュレーション変更が早速影響した感じです。
結局、ライコネンはトラブルでリタイア。ピットでインダクションポッドから火を吹いてましたが、まるでビームでも撃ちそうな感じでした(^^;。
スーパーソフトで走りきる事が出来ないベッテルはピットインで順位を三番手に落とし、二番手のハミルトンを猛追するもコースアウトで万事休す。結局三位が精一杯でした。
結局、ロズベルグが優勝。シーズンまたいで四連勝ですな。ハミルトンが二位と相変わらずメルセデスの1,2ですが、レギュレーションの変更が今後微妙に影響してきそうです。この辺はあと何戦か見ないと分かりませんな。

個人的に今GPで一番目立ったのは、無線で散々当たり散らしていたフェルスタッペン(^^;。
今期のラジオチャンプ候補です(笑)。
あと新生ルノーのパーマー。そのフェルスタッペンやチームメイトのサインツjrを押さえるなど、所々できらりと光るものを見せてくれました。これからも注目していきたいドライバーですな。

さて次戦はバーレーン。不評の予選は結局続行のようですね(;´Д`)。
アロンソは出場できるようですが、PUは早速載せ替えのようですねえ。
ロズベルグの連勝が伸びるかどうかも注目ですな。開幕二連勝ともなると、まだ序盤とはいえ性格から言っても(^^;ハミルトンも気が気ではないでしょうし、シーズンが面白くなりそうです。

F1 アブダビGP

2015年12月08日 00時27分55秒 | F1
さて全19戦となった今年のGPもアブダビで終了。レースはロズベルグがポールトゥウインを決めて三連勝。ハミルトンが優勝を決めてからはロズベルグは負けなし。ポールポジションも六戦連続ということでこれが開幕から出来ていればとも思いますなあ。
この勢いが来シーズンも続くかどうか。なんだかんだ言ってハミルトンの優勝が決まり、プレッシャーが無くなってからの連勝ですからねえ。もっともハミルトン自身も今回のタイヤチョイスなどチームの方針に不満があるようなので、この辺も影響してくるかも知れませんな。
今回のフェラーリはなんとベッテルがQ1敗退。チームの連絡、判断ミスという事で、来シーズンもこんな調子ではメルセデスには追いつけませんなあ。フェラーリはこのところ低迷していたライコネンが予選、決勝共に三位というのが救いでした。
予選ではトラブルに見舞われたマクラーレン。決勝でもアロンソはマルドナードと接触。バトンはなんとピット作業を終えたボッタスとピットレーンで接触という珍しい事故。それでも両車共にリタイアすることなく完走。特にアロンソは終盤、テストも兼ねて猛アタックを敢行。最後の最後でハミルトン、ベッテルに続く三番手タイムをたたき出して気を吐きました。
一部では来年一シーズン休養という噂も飛び交っていたアロンソですが、今のところ来年へ向けてバトン共々手応えを感じているようですな。

ルノー参戦、タイヤチョイスに関するルール変更(分かったようで分からんルールですな(;´Д`))、そしてパワーユニットで揉めていたレッドブルは何とタグ・ホイヤーブランドでルノー製PUを使うとかで、なんだそれ? 有りなのか(;´Д`)? とまぁなんともF1らしいオチですなあ(^^;。

雑誌「F1速報」を見ていて、気になることを思い出したのですが、そういえばフジテレビのF1放送権は今年いっぱいまでの契約なんですよね。現在、アジア圏へのF1放送権はフォックススポーツが持ってるそうで、フジテレビが引き続き日本国内でF1を放送するならフォックススポーツと契約しなければならないようです。
今のところ来年以降の日本国内のF1放送については具体的なニュースリリースがないのですがちょっと気になりますねえ。

F1 ブラジルGP

2015年11月20日 23時40分37秒 | F1
さて、ロズベルグのドライバーズランキング二位確定が掛かったブラジルGP。五戦連続でポールを獲得したロズベルグがそのまま逃げ切りドライバーズランキング総合二位を確定。ロズベルグと総合二位を争っていたベッテルは三位と次戦優勝しても届かず。
レースとしてはスタート直後のターン1でロズベルグと二番手スタートのハミルトンが並び掛けましたが、結局ハミルトンが押し出しならず(笑)。ロズベルグがトップをキープ。ここでほぼ決まった感じです。もっともハミルトンはチームの戦略には不満があるようで、またレース後には色々と愚痴っていたようですな。前にも書きましたがハミルトンとしては、今のうちにロズベルグを完全に叩きのめして来シーズンはセカンドドライバーに徹してもらいたいのに対して、チームは来シーズンもハミルトンとロズベルグを競い合わせていきたいのかも知れません。まあ、いずれにせよハミルトンはプロレスに乱入したり、交通事故を起こしたりと、最近サーキット外でちょっとはしゃぎすぎな感じもしますが(^^;。

残念だったのがマッサ。母国GPで八位に入るもスタート前に行われたタイヤの温度チェックに引っかかり、違反と裁定されて失格処分(;´Д`)。チームは独自のセンサーでは違反は見られなかったと控訴したようですが結局は取り下げ。マッサの除外が決定(;´Д`)。
しかしスタート前のチェックで引っかかったのですから、これはレース前に警告なりなんなり出来なかったものでしょうかね。レース前に修正してピットスタートという手段もあったと思うのですが。

さてQ1敗退後にアロンソ、バトンが共に表彰台に昇ってファンにアピールする所が、今GP一番の見せ場だったマクラーレン(;´Д`)。決勝では14位、15位ながら二台揃って完走できましたが、来年は決勝の後で二人揃って表彰台に乗って欲しいですねえ。

どちらかというと余り見せ場がなかった今回のGPで気を吐いたのが18歳のフェルスタッペン。
「触るな危険」のペレスに対して大胆なオーバーテイクを仕掛けるなど、まさに「これが若さか」ですな。
そのフェルスタッペン。雑誌「F1速報」ブラジルGP号に掲載されている記事「F1ドライバーの一日」に取り上げられているのですが、パラパラと見ていると一日予定の中に「妹と遊ぶ」とΣ( ̄□ ̄;;;)!!
なにそれ、18歳のF1ドライバーで一日のスケジュールの中に「妹と遊ぶ」が入ってるなんて、どこのギャルゲーかラノベ(^^;かよ! ですが、記事を読むとお父さんの再婚相手の連れ子でまだ一歳だそうです(^^;。

さて次戦はアブダビ。早いものでこれで今シーズンも終了です。ハミルトンとロズベルグはそれぞれドライバーズランキング1位、2位を決めておりますが、来シーズンを考えると二人とも相手には一泡吹かせて終わりたいでしょうなあ。
来シーズンを見据えるとなると、ベッテルもいい感じで終わりたいでしょうし、マクラーレンももうちょっと希望を持てる終わり方にしたい所。
そして何より今回も四位に入ったものの、最近は同郷のボッタスと絡む以外、ほとんど印象の残るシーンのないライコネンにも頑張って欲しいところです(;´Д`)。

F1 メキシコGP

2015年11月06日 23時59分38秒 | F1
23年ぶりと言いつつコースは全面改修という事で、実際には新サーキットのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われるメキシコGP。ルチャの本場メキシコというだけにあって観客席にも覆面レスラー(のコスプレ)が一杯。あのまま乗れば覆面レーサーですが、まあ『マッハGOGOGO!』の時代と違って、今のレーシングドライバーはほぼ顔が防火マスクで隠れますな(^^;。
サーキットでまず目を引くのは、巨大なスタンドを突っ切って通り抜けるコース。
なにこの珍妙なレイアウト(;´Д`)? と思っていたら、どうも野球場を改修したそうですね。あのスタンドが内野スタンドだったのでしょうか。表彰式もホームストレートではなく、最終コーナー脇になぜかぽんとあったスペースで行われるし。
後楽園球場や川崎球場、東京球場をサーキットに改修していたらどんな感じになっていたんでしょうな。

さてポールはまたもやロズベルグ。これで四戦連続ポールポジション。本当に予選では強いロズベルグ(;´Д`)。逆に言うとハミルトンは二番手以降のスタートでもレースを勝ちきるクレバーさを得たという事なのかも知れません。
この所安定した成績を残していたベッテルですが、何やら今回は色々とばたばた。スタートで出遅れ終盤、コーナーを曲がれずにそのまままっすぐウォールに突っ込んでリタイア。何ともベッテルらしくない幕切れでした。傍目には何かのトラブルかと思えたのですが、ベッテル本人は自分のミスと主張。チームメイトのライコネンもグリッド降格の上、決勝中盤でボッタスと接触リタイア。何やらこの数戦のライコネンはレース運びが雑と言うか、ライコネンらしさが感じられませんねえ。
そんなわけでフェラーリ勢が共にらしくないレース運びでリタイアとなれば、あとはもうメルセデスを追うものはなし。ロズベルグとすでに優勝を決めてるハミルトンの争いに。
終始レースをリードしていたロズベルグを追っていたハミルトンに後半ピットインの指示。これがなければハミルトンが追いつけたどうかは分かりませんが、結果的にはロズベルグが優勝。ハミルトンは「ロズベルグには追いつけなかっただろう」と言いつつもピットインには不満と疑問があるようですなあ。総合ポイントでベッテルから追い上げられてる現二位のロズベルグ。ベッテルがリタイアしたのですから、一位の25ポイントは是が非でも欲しいところ。そういうチーム判断があったのかどうかは……。さてどうなんでしょうな(^^;。
もっともこれでロズベルグが総合二位確保に一歩近づいたのは確かでしょう。

メキシコGPといえばホンダ第一期で初の優勝を飾ったGP。ホンダとしては記念のGPですが、バトンは14位完走、アロンソに至ってはまともに決勝を走れる状態ではなかったそうで、ファンサービスを兼ねて一周だけ走ってそのままリタイアという散々な週末(;´Д`)。
ドライバー、チーム関係者共々「早く来年にな~~れ!」というところでしょうなあ(;´Д`)。来年になっても確実に改善させるという保証もないのですが(;´Д`)。

F1 ロシアGP&アメリカGP

2015年10月30日 18時39分10秒 | F1
いつもF1はBSフジの中継をリアルタイムで見ているのですが、ロシアGPは用事があったため録画で視聴。その為、次戦のアメリカGPと一緒にさせていただきました( =゜ω゜)ノ。

さて両GPとも結構荒れ気味で有る意味同じような展開。ロシアでメルセデスがコンストラクターズ、ハミルトンがドライバーズチャンピオンを決定。バトンが何とかポイントゲットするものの、アロンソは惜しいところでそれを逃す。そしてなんと言っても両GPで感じたのはロズベルグの勝負弱さ(;´Д`)。
まあロシアGPはマシントラブルでのリタイアでしたが、アメリカGPはスタート直後の競り合いでハミルトンに競り負け、そして終盤トップで走行中にいきなりのコースアウト。事実上にこれがハミルトン優勝決定の瞬間でした。
アメリカGPの表彰台でのロズベルグは何とも言えない憮然とした表情でしたが、色々と思うところはあるんでしょうねえ。
順調にいったかと思うとトラブル、チームメイトには競り負け、最後には自分のミスで終わる。ロズベルグ自身の責任と言えない部分も多々ありますが、勝負の世界は運も実力のうち。どうしても勝負弱いと思えてしまいます。
コンストラクターズ、ドライバーズチャンピオンも決まったので、残り三戦でロズベルグがよい意味で開き直ってくれると面白いのですが……。それが出来ないからロズベルグ……(;´Д`)なんて印象を払拭して欲しいものです。

マクラーレンホンダは両GPともバトンがポイントゲット。アロンソはロシアではポイント圏内でフィニッシュしたもののペナルティ。アメリカはPUのトラブルとこちらはいささかついてなかったですな。

ロシアで二位、アメリカで三位とコンスタントに表彰台へ登っているベッテルは、ドライバーズポイントでも第二位へ。優勝は決まった物の、これはドライバーズチャンピオンシップの二位争いが面白くなってきました。
ベッテルにしてみれば来シーズンへの布石。そしてロズベルグとしてはチャンピオンチームのドライバーとして、それぞれ総合二位は譲れませんでしょうなあ。